- Bybitの取り扱い通貨は130種類以上
- 取り扱い通貨を取引方法ごとに一覧で紹介
- クレジットカード/デビットカードを使用して法定通貨で支払いが可能
海外取引所の中でも、近年トレーダーの中で特に注目を集めているBybit。
しかし、これから取引を考えているという人の中には「実際どれほどの対応通貨があるんだろう?」「そもそも日本からどのように支払うのだろう」「どういった種類の取引があるのだろう」と、少し不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はBybitの取り扱い通貨や、取引の種類、実際の通貨購入方法など、まさにこれからBybitを利用しようとしている人に向けた少し踏み込んだ解説を行っていきたいと思います。
初心者の方はもちろん、新しい取引方法などを考えているユーザーにも、参考になるような内容にしていきたいと思います。
実際にBybitを使用したユーザーからの評判や口コミについては、下記の記事で紹介しています。
Bybit (バイビット) の評判・口コミから分かったメリット・デメリットを一挙紹介!
目次
Bybit (バイビット) の取り扱い通貨は130種類以上
2022年1月現在、取引所Bybitでは130種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
国内取引所をメインに取引している人にとっては多く感じますが、大手取引所では500種類以上対応しているところもあり「海外の大手と比べたら大したことはない」なんて言う投資家もいたりします。
しかし、そういった大手の多くは海の物とも山の物ともわからない草コインを多く扱っており、知識が無い状態で取引するには一定のリスクが伴います。
一方、Bybitで取り扱っている通貨の多くはすでに人気のある銘柄ばかり。そのためライトユーザーからの評判も良く、現在は120万人以上のユーザーを抱える人気取引所になってきました。
Bybitでは取引方法ごとの取り扱い通貨や通貨ペアが異なるので、それぞれの取引方法の取り扱い通貨を一覧で紹介します。
デリバティブ取引
Bybitは、もともとデリバティブ取引(先物取引)に特化した取引所として2018年に登場しました。数年の運営期間の中で、現物取引などにも事業を拡大しつつあります。
USDT無期限契約
USDT無期限契約とは、仮想通貨テザー (USDT) を使って建値や決済を行う取引方法になります。
後述するインバース型契約に比べ、事前の証拠金や損益計算が図りやすく、UIになれていない初心者の方にはまずおすすめしたい取引契約です。
仮想通貨テザー (USDT) は米ドルと価値が連動しているステーブルコインです。そのため、一般的な仮想通貨に比べてボラリティが安定しており、投資に使う際にとても向いています。
契約自体は2種類あり、強制決済を防止する目的でトレーダーが持つ対応通貨ペアの利用残高を私用し、維持証拠金を基準に決済する「クロスマージン」、トレーダーの口座残高から証拠金を分離する「分離マージン」から選択することができます。
分離マージンはロング・ショートポジションどちらでも最大100倍のレバレッジを利用することができ、設定幅も1倍ずつ細かく調整ができます。
トレーダーがどの程度の資産を投入し、どういった戦略で取引していくにせよ、多くの場合、選択の幅が広いことは他プラットフォームよりも優位に働きます。
ただし、当然対応通貨によって最大レバレッジは異なりますので、具体的に取引する銘柄が決まったら、改めて確認するべきです。
レバレッジ取引はシンプルで多くの利益を狙いやすいというメリットがありますが、同時にリスクも高くなります
USDT無期限契約の通貨ペアは下記の通りです。
- BIT/USDT
- BTC/USDT
- ETH/USDT
- MANA/USDT
- SAND/USDT
- SHIB1000/USDT
- ADA/USDT
- BNB/USDT
- XRP/USDT
- SOL/USDT
- DOT/USDT
- DOGE/USDT
- UNI/USDT
- LUNA/USDT
- AVAX/USDT
- LINK/USDT
- LTC/USDT
- ALGO/USDT
- BCH/USDT
- ATOM/USDT
- MATIC/USDT
- FIL/USDT
- ICP/USDT
- ETC/USDT
- XLM/USDT
- VET/USDT
- AXS/USDT
- TRX/USDT
- FTT/USDT
- XTZ/USDT
- THETA/USDT
- HBAR/USDT
- EOS/USDT
- AAVE/USDT
- NEAR/USDT
- FTM/USDT
- KSM/USDT
- OMG/USDT
- IOTX/USDT
- DASH/USDT
- COMP/USDT
- ONE/USDT
- CHZ/USDT
- LRC/USDT
- ENJ/USDT
- XEM/USDT
- SUSHI/USDT
- DYDX/USDT
- SRM/USDT
- CRV/USDT
- IOST/USDT
- CELR/USDT
- CHR/USDT
- WOO/USDT
- ALICE/USDT
- ENS/USDT
- C98/USDT
- GALA/USDT
- KEEP/USDT
- SLP/USDT
- ANT/USDT
- ROSE/USDT
- CROU/USDT
- TFI/USDT
- KNC/USDT
- SXP/USDT
- AR/USDT
- STORJUSDT
- SPELL/USDT
- BSV/USDT
- CREAM/USDT
- COTIUSDT
- 1INCHI/USDT
- TLM/USDT
- EGLD/USDT
- PEOPLE/USDT
- FLOW/USDT
- COMP/USDT
- CELOU/USDT
- BAT/USDT
- ZEN/USDT
- STX/USDT
- SNX/USDT
- XMR/USDT
- SRM/USDT
- DUSK/USDT
- WAVES/USDT
- YGG/USDT
- DENT/USDT
- IOTA/USDT
- RVN/USDT
- ANKR/USDT
- KAVA/USDT
- RNDRU/USDT
- RUNE/USDT
- ILVU/USDT
- QTUM/USDT
- CTK/USDT
- ZEC/USDT
- BTT/USDT
- LOOKS/USDT
- KLAY/USDT
- SFP/USDT
- GTC/USDT
- REQ/USDT
- GRT/USDT
- MASK/USDT
- AUDIO/USDT
- LPY/USDT
- IMX/USDT
- HNT/USDT
- CVC/USDT
- JASMY/USDT
- BICO/USDT
- RSR/USDT
- REN/USDT
- LIT/USDT
- SCU/USDT
インバース無期限契約
インバース無期限契約は、ビットコイン (BTC) などの仮想通貨と米ドルの組み合わせによる取引のことで、通常の取引と同じルールが適用されています。
米ドルと価格が連動しているテザー (USDT) を利用したUSDT無期限契約に比べ、ボラリティの高い仮想通貨を使っているので、取引以前に保有している通貨が価格変動する可能性を常に抱えており、一定のリスクがある代わりに大きな利益も狙いやすいです。
ビットコイン (BTC) のみ最大レバレッジ100倍で取引することができ、その他は最大で50倍のレバレッジになっています。
インバース無期限契約の取り扱い通貨ペアは以下の6種類です。
- BIT/USD
- BTC/USD
- ETH/USD
- EOS/USD
- XRP/USD
- DOT/USD
インバース先物契約
インバース先物契約は、決まった価格をあらかじめ設定し、特定の日時に売買を行う契約方式です。インバース無期限契約と同様、基軸通貨は米ドルで行われ、仮想通貨を使った取引になるため価格変動も大きいです。
インバース型の先物契約では資金調達が存在しません。そのため特定のポジションを保有している間に発生する手数料などはありません。
インバース先物契約の取り扱い通貨ペアは以下の2種類です。
- BTC/USD
- ETH/USD
現物取引
現物取引とは、投資家が持っている資金や所有する通貨の範囲内で売買を行う取引方法になります。株式取引などでも使われる言葉であり、最も基本的な取引方法です。
自分の保有する資産の範囲内で取引を行うため、購入してから売るまでの期限に制限がなく、利益自体がなくなりマイナスになることはあっても負債を負うというリスクはありません。
Bybitは近年現物取引にも力を入れており、話題となった通貨をすぐに上場させる傾向にあります。2022年1月現在、Bybitの現物取引で取り扱われている通貨は以下の131種類です。
- ビットコイン (BTC)
- イーサリアム (ETH)
- BitDAO (BIT)
- ディセントラランド (MANA)
- The Sandbox (SAND)
- カルダノ (ADA)
- リップル (XRP)
- ポルカドット (DOT)
- ドージコイン (DOGE)
- ユニスワップ (UNI)
- チェーンリンク (LINK)
- ライトコイン (LTC)
- ビットコインキャッシュ (BCH)
- Internet Computer (ICP)
- ステラ (XLM)
- テゾス (XTZ)
- Axie Infinity (AXS)
- イオス (EOS)
- Aave (AAVE)
- クサマ (KSM)
- KLaytn (KLAY)
- メイカー (MKR)
- コンパウンド (COMP)
- チリーズ (Chiliz/CHZ)
- SushiSwap (SUSHI)
- yearn.finance (YFI)
- dYdX (DYDX)
- Adventure Gold (AGLD)
- アルゴランド (ALGO)
- アンカー (ANKR)
- コスモス (ATOM)
- Travala.com (AVA)
- アバランチ (AVAX)
- ベーシックアテンショントークン (BAT)
- CropBytes (CBX)
- Curve DAO Token (CRV)
- Cryowar (CWAR)
- ダッシュ (DASH)
- エンジンコイン (ENJ)
- Ethereum Name Service (ENS)
- ファイルコイン (FIL)
- Fantom (FTM)
- FTX Token (FTT)
- Galatasaray Fan Token (GAL)
- Gods Unchained (GODS)
- The Graph (GRT)
- Immutable X (IMX)
- Terra (LUNA)
- Polygon (MATIC)
- NuCypher (NU)
- オミセゴー (OMG)
- Perpetual Protocol (PERP)
- ParaSwap (PSP)
- Quant (QNT)
- Solana (SOL)
- Spell Token (SPELL)
- Serum (SRM)
- Lido stETH (STETH)
- Tribe (TRIBE)
- USD Coin (USDC)
- ウェーブス (WAVES)
- WOO Network (WOO)
- Kasta (KASTA)
- IZIChain (IZI)
- 1inch Network (1INCH)
- 1sol (1SOL)
- アンプ (AMP)
- Biconomy (BICO)
- バンコール (BNT)
- Boba Network (BOBA)
- ビットコインゴールド (BTG)
- Coim98 (C98)
- PancakeSwap (CAKE)
- セルシウス (CEL)
- TaleCraft (CRAFT)
- Decred (DCR)
- Decentralized Eternal Virtual Traveller (DEVT)
- Defi LAND (DFL)
- デジバイト (DGB)
- Elrond (EGLD)
- Gala (GALA)
- Gas (GAS)
- Genopets (GENE)
- Monster Galaxy (GGM)
- GM Wgmi (GM)
- へデラハッシュグラフ (HBAR)
- ヘリウム (HNT)
- Holo (HOT)
- ICON (ICX)
- InsurAce (INSUR)
- ジャスミー (JASMY)
- Calamari Network (KMA)
- Kryll (KRL)
- Lido DAO Token (LDO)
- Legend of Fantasy War (LFW)
- LooksRare (LOOKS)
- ループリング (LRC)
- MonkeyBall (MBS)
- MX Token (MX)
- Nexo (NEXO)
- Harmony (ONE)
- パレットトークン (PLT)
- Pintu Token (PTU)
- クアンタム (QTUM)
- Rainmaker Games (RAIN)
- Realy Metaverce (REAL)
- Ren (REN)
- Render Token (RNDR)
- THORChain (RUNE)
- RunNode (RUN)
- Ravencoin (RVN)
- 柴犬コイン (SHIB)
- SHILL Token (SHIL)
- SIDUS HEROES (SIDUS)
- Symbiosis Finance (SIS)
- Smooth Love Potion (SLP)
- シンセティックス (SNX)
- OpenDAO (SOS)
- Telcoin (TEL)
- シータ (THETA)
- Dtravel (TRVL)
- UMA (UMA)
- VLaunch (VPAD)
- WEMIX (WEMIX)
- XDC Network (XDC)
- ネム (XEM)
- シンボル (XYM)
- Zcash (ZEC)
- Horizen (ZEN)
- Zilliqa (ZIL)
- ゼロエックス (ZRX)
Bybit (バイビット) はクレジットカード利用により仮想通貨を日本円で購入することができる
ちなみにデリバティブ取引の中にも、先物取引などで現物を受け渡しで決済を行う場合は現物取引とも呼ばれ、金など特定の現物資産と連動した仮想通貨を利用した、新しい形の現物投資を注目されつつあります。
Bybitでは、取引で使う仮想通貨を日本円で購入する事が出来ます。
2020年から仮想通貨購入機能の提供を開始し、サイトから数回のクリック操作のみで簡単に日本円で仮想通貨購入ができるようになりました。
これまで仮想通貨を利用する際に、国内取引所で一度交換してから送金しているという人がほとんどだったと思います。当然、取引ごとに手数料も発生するので、投資家にとってはとてもありがたい機能です。
購入に対応している通貨は172種類
現在、Bybitで購入に対応している法定通貨は下記の172種類です。
- IQD
- BAM
- LBP
- ETB
- STN
- BRL
- RUB
- MZN
- CHF
- ALL
- GBP
- CZK
- GHS
- TMT
- MUR
- JPY
- EUR
- CYP
- CUP
- VES
- JMD
- LRD
- SEK
- AFN
- TRY
- BIF
- BDT
- MWK
- PGK
- PEN
- SGD
- BGN
- ZAR
- PHP
- AED
- LYD
- AZN
- IMP
- YER
- ILS
- COP
- ANG
- XOF
- FKP
- BSD
- SSP
- AUD
- MRU
- NAD
- CLP
- XAF
- NIO
- CAD
- MRO
- UZS
- QAR
- MDL
- VND
- SVC
- SHP
- KZT
- TJS
- DOP
- MOP
- MNT
- MGF
- BTN
- TWD
- EGP
- AFA
- IRR
- XPT
- JEP
- MKD
- USD
- CLF
- SCR
- GIP
- GGP
- VUV
- ARS
- CRC
- NZD
- TPE
- SOS
- XAG
- BMD
- BZD
- KES
- KPW
- KYD
- HTG
- OMR
- CVE
- PKR
- BYN
- KWD
- BWP
- LSL
- AWG
- MVR
- MGA
- KMF
- NOK
- SLL
- GMD
- SDG
- IDR
- GEL
- BBD
- PAB
- DKK
- RSD
- CDF
- ZMW
- HKD
- JOD
- MAD
- ERN
- TOP
- XAU
- BHD
- ECS
- XPD
- MMK
- BND
- BOB
- GTQ
- LKR
- AOA
- HNL
- XPF
- NGN
- SBD
- SRD
- GYD
- MYR
- TZS
- TND
- PLN
- DJF
- XCD
- DZD
- AMD
- SAR
- INR
- VEF
- ZWL
- NPR
- MXN
- WST
- FJD
- HRK
- KGS
- STD
- SYP
- PYG
- SZL
- UGX
- XDR
- TTD
- HUF
- GHC
- LAK
- ISK
- GNF
- RON
- RWF
- UAH
- KHR
- THB
- UYU
今後のBybitにさらに期待したいところですね。日本円はもちろん、これほど多くの法定通貨に対応している取引所はそこまで多くありません。
対応する法定通貨が多いということは、それだけ多くのユーザーに利用されやすいということでもあり、取引所を利用する人が多ければそれだけユーザーに還元されるものも多いです。
購入できる仮想通貨は3種類
法定通貨で購入できるのは下記の3種類になっています。
- ビットコイン (BTC)
- イーサリアム (ETH)
- テザー (USDT)
ちなみに支払いを行うためにはクレジットカード、もしくはデビットカードの登録が前提になりますので、決済を行う際には注意が必要です。
Bybit (バイビット) の取り扱い通貨数を他の海外取引所と比較
Bybitの取り扱い通貨数を表を用いて他の取引所と比較します。
Bybitと他の海外取引所の取り扱い通貨数を比較 | |
Bybit (バイビット) | 約130種類 |
BINANCE (バイナンス) | 約400種類 |
Bitfinex (ビットフィネックス) | 約170種類 |
Kraken (クラーケン) | 約110種類 |
Poloniex (ポロニエックス) | 約300種類 |
Bitget (ビットゲット) | 約170種類 |
上記の表を見るとわかるように、Bybitは他の取引所と比べて比較的取り扱い通貨数が少なっています。
しかし、取り扱い通貨数だけでは取引所の優劣は決められません。例えばBINANCEでは最大レバレッジが20倍となっているため、よりレバレッジを掛けられて無期限契約が可能なBybitのほうが自由度が広いと言えるでしょう。
また多くの取引所がアルトコインレバレッジ取引を取り扱っていますが、基本的に決済期限が存在する先物契約が多いです。
一方Bybitの無期限契約は決済期限が存在しないので、長期的にポジションを持ちたい人にとって利用しやすいといえます。
Bybit (バイビット) で仮想通貨を購入する方法
ここでは、Bybitで実際に仮想通貨を購入する方法について解説していきます。
まず最初にBybitにログインしてください。
Bybitへログインしたら上のメニューバーから「暗号資産の購入」を押しましょう。暗号資産の購入画面に移動するので、購入する暗号資産(仮想通貨)の選択後利用する法定通貨と購入金額を入力します。
その後「今すぐ購入」を押してください。
続いて購入金額を入力してください。ここでは1万円分のビットコイン (BTC) を購入しています。
次にサービスプロバイダーを選択してください。今回は、日本でも利用可能で比較的手続きが簡単なMercuryoを選択します。
サービスプロバイダを選択した後、支払い詳細を確認し、免責事項にチェックをしてください。
最後に「続ける」をクリックすればBybitでの操作は完了です。
ここからはMercuryoでの操作を行ってください。Mercuryoに登録していない人は、アカウント登録後に個人情報を入力する必要があります。
Mercuryoでの操作が終了すると、仮想通貨の購入が完了します。
Bybitでのクレジットカード購入について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください
Bybit (バイビット) でクレジットカードを使って仮想通貨を買う方法を画像付きで解説! 手数料はどれくらいかかる?
Bybit (バイビット) の取り扱い通貨まとめ
- Bybitの取り扱い通貨数は130種類以上
- 取引方法によって取り扱い通貨が異なる
- クレジットカードやデビットカードを使用すれば日本円で仮想通貨を購入できる
Bybitの取り扱い通貨数は他の海外取引所と比べて決して多くはありませんが、その分安い手数料やクレジットカードを利用した日本円購入機能が評価されていて、日本人のユーザーも非常に多いです。
使い方もシンプルで、本人確認なしで手軽に口座開設できるので、これから海外取引所で取引しようと考えている方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。