Bingbon (ビンボン) とは?特徴やメリット・デメリット、使い方など徹底解説

1.Bingbon(ビンボン)とは

Bingbonは現物とデリバティブ両方の取引を提供する、2018年設立の海外取引所です。

仮想通貨のみならず、為替やCFD、商品先物などさまざまな金融取引を扱っており他の取引所と差別化を図っています。

海外取引所でありながら日本語にも対応しているため、日本人でもかんたんに使い始めることができます。

また、追証(預入金以上の損失時、追加の証拠金の要求すること)がないため、借金をする心配もありません。

さらに、Bingbonは有名トレーダーをフォローしてコピートレードができる機能を提供し、取引におけるSNS「ソーシャル取引プラットフォーム」をテーマに掲げています。

2.Bingbon(ビンボン)の抑えるべき5つのメリット

2-1.最大レバレッジは150倍

Bingbonは海外取引所なので、国内の取引所のようにレバレッジ2倍までといった規制がありません。

そのため、BTC/USDTのペアはなんとレバレッジ150倍、ETH/USDTは100倍など、高いレバレッジを利用することができます。

レバレッジは通貨ペアによって変わりますが、それでも数十倍のレバレッジをかけることが可能です。

証拠金が少なくても大きなリターンを狙うことができるので、投資資金が少ない人にはうれしいですね。

2-2.初心者でも有名トレーダーのコピートレードが可能

Bingbonは他のトレーダーをSNSのようにフォローする機能を提供しています。

フォローすることで、そのトレーダーの取引をコピーし自動で行ってくれるようになります。

特に初心者の人はこの機能を活用することで、トレード経験がなくても効率的に収益を伸ばせる可能性があります。

また、コピートレードを利用することで有名トレーダーのエントリーポイントが見れるため、トレードの勉強にもなるでしょう。

2-3.クロスマージンと分離マージンの使い分けができる

クロスマージンとは、口座残高と証拠金を同じにすることです。一方、分離マージンは口座残高と証拠金を別々に分けることを言います。

分離マージンにしておけば、急なロスカットがあっても口座残高が一気になくならないようリスク管理ができます。

2-4.日本語に対応している

Bingbonは海外に拠点を持つ取引所ですが、日本語のWebページ、スマホアプリ、チャットサポートに対応しています。

また、ツイッターアカウントをフォローすることでキャンペーン情報や相場の状況などを日本語で見ることができます。

2-5. 為替やCFD、商品先物の取引ができる

仮想通貨だけを扱っている取引所が多い中、Bingbonは為替やCFD、商品先物といったさまざまな金融商品も取扱っています。

これらの金融商品とUSDTのペアで取引ができる取引所はあまり数多くありません。

仮想通貨は変動が激しいので、他にも分散投資しておきたいと思うことがあるでしょう。そんなときに同じ口座から取引できるのは大変便利です。

3.Bingbon(ビンボン)の取扱通貨

Bingbonで取扱われている通貨の数はとても豊富です。ここからはそれらの銘柄を取引の種類ごとに紹介していきます。(※2021年9月時点の情報です)

3-1.Bingbon (ビンボン) は仮想通貨が充実

現物取引

現物取引はUSDT建で可能になっています。

現物取引の取扱銘柄

ビットコイン (BTC) 、イーサリアム (ETH) 、リップル (XRP) 、ドージコイン (DOGE) 、バイナンスコイン (BNB) 、ユニスワップ (UNI) 、チェーンリンク (LINK) 、カルダノ (ADA) 、イオス (EOS) 、ライトコイン (LTC) 、ビットコインキャッシュ (BCH) 、トロン (TRX) 、ファイルコイン(FIL) 、コスモス (ATOM) 、アバランチ (AVAX) など

インバース取引

BTCやETHなどの仮想通貨を証拠金としたデリバティブ取引です。

インバース取引の取扱銘柄

ビットコイン (BTC) 、イーサリアム (ETH) 、リップル (XRP) 、チェーンリンク (LINK) 、ライトコイン (LTC) 、トロン (TRX) 、カルダノ (ADA) 、ファイルコイン (FIL) 、ドージコイン (DOGE) 、シバイヌ (SHIB)

USDT契約取引

USDTを証拠金としたデリバティブ取引です。

USDT契約取引の取扱銘柄

ビットコイン (BTC) 、イーサリアム (ETH) 、リップル (XRP) 、チェーンリンク (LINK) 、ライトコイン (LTC) 、ビットコインキャッシュ (BCH) 、ドージコイン (DOGE) 、イオス (EOS) 、トロン (TRX) 、カルダノ (ADA) 、ポルカドット (DOT) 、ユニスワップ (UNI) 、ソラナ (SOL) 、ルナ (LUNA) 、ファイルコイン (FIL) 、ポリゴン (MATIC) 、インターネットコンピューター (ICP) 、コスモス (ATOM) 、アバランチ (AVAX) など

取扱銘柄の種類は年々増えているので、今後も増え続けていくことが期待できます。

また、各銘柄の取引ペアは全てUSDTですが、通貨交換所でUSDTをUSDCに交換することも可能です。

3-2.Bingbon (ビンボン) は仮想通貨以外も豊富な品揃え

Bingbonでは次のように仮想通貨以外の金融商品もトレードができます。

・グローバル指数
NASDAQ-100、日経225、ラッセル2000、香港ハンセンなど

・商品先物
金、銀、原油

・外国為替
USドル/円、ユーロ/USドル、オーストラリアドル/USドルなど

4.Bingbon(ビンボン)の手数料

4-1.取引手数料

取引手数料の1つにスプレッドがあります。
スプレッドは売値と買値の差を表していて、価格変動が大きいと値は大きくなります。

取扱通貨ペア 平均スプレッド
BTC/USDT 0.02%~0.1%
その他 0.02%~0.2%

また、スプレッドの他に決済時に0.075%の取引手数料も発生します。

4-2.資金調達率 (スワップ金利手数料)

資金調達率とは取引にかかる手数料の一つで、市場の状況 (上昇傾向か下落傾向) によって変化します。これは永久先物市場と現物との価格の乖離を収束させる目的に使われます。

たとえば、資金調達率がプラスのときはロング側がショートに支払います。マイナスのときはその逆です。

また、資金調達率は取引所ごとに時間で変化します。Bingbonの場合、日本時間の1:00、9:00、17:00の8時間ごとに設定されています。

5.Bingbon (ビンボン) の口座開設・登録方法

STEP1 公式サイトへ

まずBIngbon公式サイトを開きます。

STEP2 メールアドレスとパスワードを入力

携帯電話番号も選択できますが、メールアドレスの使用がおすすめです。なぜなら、もしものときに替えが効いて管理しやすいからです。

STEP3 認証コードを入力

登録したメールアドレスに認証コードが送信されるので、60秒以内に入力しましょう。タイムアウトしてしまった場合は「再送信」すると再び認証コードが送信されます。

STEP4 登録完了

登録完了の画面が表示されたら口座開設は完了です。「獲得」を選択すると、最大100ドルのボーナスをもらうための条件(携帯電話番号の登録や一定額の入金など)が表示されます。

6.Bingbon(ビンボン)の入出金方法

6-1.Bingbon (ビンボン) の入金方法

Bingbonの口座に入金できるのは全て仮想通貨になります。法定通貨の入金はできません。

入金方法
① Bingbonのログイン画面から「資産」→「入金」を選択します。
② 通貨を選択
③ チェーン名を選択し、入金アドレスを事前にコピーしておきます。
④ 出金元の取引所で、コピーしておいた入金アドレスを入力して出金すれば完了です。

公式サイトによると着金時間は通常10分から60分だそうです。無事着金が完了すればアカウントの口座に反映されます。

6-2.Bingbon (ビンボン) の出金方法

Bingbonの口座からの出金も仮想通貨のみになっています。

出金・送金方法
① Bingbonのログイン画面から「資産」→「出金」を選択します。
② 出金する通貨を選択します。
③ チェーン名、出金アドレス、出金数量を入力します。
④ 「提出」を選択して完了です。

出金が完了したかどうかは、ログイン画面の「資産」→「資産履歴」で確認できます。出金先でも同様に着金しているか確認しましょう。

なお、本人確認を行うことで出金額の上限が上がります。
たとえばUSDTの場合、1日あたりの限度額は1万USDTですが、本人確認をすると100万USDTまでになります。

取引の額が大きかったり頻繁に取引する人は本人確認を済ませておきましょう。身分証明書やパスポートがあれば可能です。

7.Bingbon(ビンボン)の評判

7-1.良い評判

Bingbonは2021年9月からTradingViewから取引が可能になって利便性がより増しました。

TradingViewといえば、世界中の投資家が愛用しているチャートツールで、連携している取引所へ直接注文を出すことができます。

このようにBingbonはさまざまな機能を追加し、利便性が増して今後ユーザー数も増えていく可能性があります。

ユーザー数が増えると取引量も増えるので、スプレッドが安定しやすくなります。

7-2.悪い評判

こちらはユーザー数が増えたことによる弊害ですね。

フォロワーが多いとそれだけかけられる証拠金も分散されてしまうので、大きく稼ぎにくくなるようです。

8.国内取引所と海外取引所の違い

国内と海外の取引所の違いを理解しておかないと大変な損失を被ることになるかもしれません。ここではその違いを説明していきます。

国内取引所
・アルトコインの種類が少ない
・レバレッジが2倍に制限されている
・日本円で取引できる

海外取引所
・アルトコインの種類が多い
・レバレッジの制限がない
・日本の法律で守られない

まず、国内取引所は取扱っているアルトコインの種類が比較的少なく、レバレッジも2倍に制限されています。これは日本の金融庁が制限を設けているためです。

しかし、日本円での取引ができるので、為替の心配をすることなく取引ができます。

一方、海外取引所はアルトコインの種類も豊富で、レバレッジ制限がなく大きなリターンを狙えるチャンスがあります。

とはいえ、海外の取引所では万が一のトラブルがあっても日本の法律で守られず自己責任になるので注意が必要です。

仮想通貨投資をする場合、いくつかの取引所の口座を開設する人は多いですが、その選択肢の一つとしてBingbonのような海外取引所の口座も1、2つ持っておくのは良いかもしれません。

Bingbonでは日本語のサポートがついていることから、海外取引所の中では初心者が比較的使いやすい取引所です。

9.Bingbon (ビンボン) のまとめ

最後に本記事の内容をメリット・デメリットに分けてまとめます。

メリット
・最大レバレッジ150倍
・Webページやアプリ、チャットなど日本語に対応している
・有名トレーダーのコピートレードが可能
・クロスマージンと分離マージンの使い分けでリスク管理ができる
・為替やCFDなど仮想通貨以外の金融商品も取引できる

デメリット
・ユーザ数の増加ともない、コピートレードで稼ぎにくくなっている
・海外取引所なので何かトラブルがあった場合は日本の法律で守られない

以上の点を踏まえ、海外取引所BIngbonに興味を持ったという人はぜひ口座開設してみてください。

口座開設は本記事で説明した通り、メールアドレスだけあれば無料でかんたんにできます。