目次
- 1.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) とは?
- 2.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の歴史と特徴
- 3.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の口コミ・評判
- 4.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のボーナス・キャンペーン
- 5.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のメリット8つ
- 6.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のデメリット7つ
- 7.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の取扱通貨ペア
- 8.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の手数料
- 9.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のレバレッジ
- 10.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のロスカット
- 11.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のデモトレード口座
- 12.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の口座開設・登録方法
- 13.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の解約
- 14.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のまとめ
1.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) とは?
MiltonMarketsは2016年に設立した海外FX業者です。ライセンスはバヌアツのものを取得していますが、設立からの運営実績が浅いため知名度は高くありません。
実はMiltonMarketsの親会社であるGCMは2017年に破綻をしています。しかしMiltonMarkets事態は2021年9月現在でもサービスを続けています。
MiltonMarketsの会社概要 | |
会社名 | Milton Markets Ltd. |
資本金 | 非公開 |
本社所在地 | Transpacific Haus, Lini Highway 2nd Floor, Port Vila, Vanuatu |
ライセンス | Vanuatu, company number 40370 |
代表者 | 非公開 |
電話番号 | 03-4586-4741 |
2.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の歴史と特徴
2-1.親会社の経営破綻を乗り越えた
MiltonMarketsの親会社であるGCMは2017年に一度経営破綻をしました。さらにGCMのオーナーであるJiri Kubice氏が詐欺とマネーロンダリングで捕まる事態まで発生しています。
その際にMiltonMarketsは公式声明を出しました。声明ではプロバイダ契約をGCMから変更し、経営主体をMiltonMarkets自身に移動しています。
このためMiltonMarketsがGCMから被った影響はないと言及しており、顧客資産についても流出するような被害は発生していません。
事実としてMiltonMarketsに関するマイナスイメージは現在なくなっており、運営も概ね好評を受けています。
2-2.アップデートを2020年に実施し、使いやすくなった
MiltonMarketsは2020年に大幅なアップデートを実施しています。アップデートの内容は口座タイプの変更・最大レバレッジの変更・取引手数料の改定などです。
売値と買値の差額であるスプレッドも狭く調整されたことで、スキャルピングにも取り組みやすい環境が形成されました。
また入金ボーナスが始まったため、これからMiltonMarketsで取引を始める人はキャンペーンを活用するとボーナスを含めた資金で取引をはじめられます。
2-3.口座タイプは3種類
MiltonMarketsでは3種類の口座タイプが選択できます。
スマート口座は初心者から経験者まで幅広い層におすすめの口座タイプです。最大レバレッジ1000倍に加えて最低入金額が3万円と低いため、少額から手軽に効率的な資産運用が可能です。
エリート口座は大口のトレーダーにおすすめの口座タイプです。最低入金額は100万円となっています。
エリートプラス口座はさらに経験豊富なトレーダーにおすすめの口座タイプです。最低入金額は1000万円と条件が厳しいですが、業界でも極小のスプレッドが利用できます。
口座タイプ | スマート口座 | エリート口座 | エリートプラス口座 |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 200倍 | 200倍 |
ロスカット水準 | 50%以下 | 50%以下 | 50%以下 |
平均スプレッド | 0.8pips~ | 0.5pips~ | 0.2pips~ |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
最低入金額 | 3万円 | 100万円 | 1,000万円 |
最小取引量 | 1,000通貨(0.01 lot) | 1,000通貨(0.01 lot) |
1,000通貨(0.01 lot)
|
最大取引量 | 500万通貨(50lot) | 500万通貨(50lot) |
500万通貨(50lot)
|
最大保有ポジション | 100ポジション | 100ポジション | 100ポジション |
3.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の口コミ・評判
3-1.良い口コミ
ミルトンマーケットって知名度低いけどゴールドのスプ0.1(滑り、約定は知らん)はじめスプ狭めだし、bitwallet使えるし、もう少し人気出ても良さそうな気はするな。肝心の出金のところは未知数だけど
— たもり (@tamoriyou) August 15, 2020
ゴールドのスプレッドが狭く、Bitwalletが利用できる点が評価されています。
3-2.悪い口コミ
多分。
ミルトンマーケットさんはbitwalletの入金時の反映が即時でない。出金時に最大5営業日かかることがいまのところの最大のデメリット。ポジが維持率ヤバイ時に一万だけでも入金したいのに!!ってなっても、入金三万~って枠もネックで、ゴールドレバ1000倍でみんな死んでいく‥‥‥と。— keith.w 《紐》 (@keithw0328r) September 9, 2020
Bitwalletの入出金反映に時間がかかることが指摘されています。入金額も3万円からなので、少額入金ができない点が辛いようです。
#ミルトンマーケッツ出金拒否
私は不正なんてしてないんです!それなのに
・不正扱い
・理由は言わない
・元金出金しなさい
・再度調査中
今の話を聞くと結局、待たされてたけど再調査もしてないじゃないですか!
あんまりです!不正で出金拒否したというなら理由をちゃんと教えてください! pic.twitter.com/0L9scKlo9B— ✿にっち✿ (@hanakaro2) October 18, 2020
ツイートでは利用者が不正利用をしたと判断され、MiltonMarketsで得た利益が出金拒否されています。利用者は不正利用に心当たりがなく不正内容も告げられていません。
4.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のボーナス・キャンペーン
4-1.国内銀行送金キャンペーン
本キャンペーンは裁量口座を対象におこなわれます。通常の場合、国内銀行送金では入金額に応じて一定の割合で手数料が徴収されます。しかし、本キャンペーンが適用されることで、徴収された手数料と同額のボーナスが口座に付与される仕組みです。
日本国内送金で発生していた費用が実質無料となるので、利用者はコストを抑えて取引に望めるようになります。裁量口座以外で国内銀行送金をおこなってもキャンペーンの対象外なので、気をつけてください。
4-2.お友達紹介キャンペーン
本キャンペーンではお友達にMiltonMarketsを紹介することで、お互いに現金がプレゼントされます。プロフィールの友達紹介キャンペーンから作成した専用口座開設リンクを通じて友人が口座開設をおこなってください。
5万円以上の入金と10ロット以上の取引を入金後30日以内に実施すると、紹介者と友人にそれぞれ3,000円が入ります。取引の完了後は友人の名前と口座番号をメールしてください。
5.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のメリット8つ
5-1.スプレッドが狭い
MiltonMarketsのプレミアム口座ではスプレッドがより狭く設定されています。
特に米ドル/日本円・ユーロ/日本円・ユーロ/米ドルといったメジャーな通貨ペアで狭いスプレッドが実現しているのが大きなポイントです。
スプレッドは取引回数が増えるほど積み重なるコストのため、プレミアム口座の利用は最終的な利益を増やすことに繋がります。
5-2.約定力が高い
MiltonMarketsの約定スピードはとても早いことで評判です。公式ホームページによると約定速度はレイテンシ0.03秒になっています。実際に注文を入れるとクリックした瞬間に約定します。取引量が増加する22時以降も約定速度が落ちることはありません。
MiltonMarketsのサーバーは世界中の金融機関が利用するエクイニクスデータセンターに置かれており、超高速通信によって安定した約定が可能になっています。
5-3.NDD方式を採用している
MiltonMarketsで採用されている注文方式はNDD方式です。
NDD方式はトレーダーの注文が業者の手を渡らずに直接インターバンクへ送られます。もう一つの方式として知られるDD方式は業者がトレーダーとインターバンクの間に仲介するため取引の透明性が確保できません。
しかしMiltonMarketsではNDDによって業者の思惑や調整が入り込まないため、健全な取引ができるようになっています。
5-4.最大レバレッジが1000倍で、ゼロカットシステムを採用
MiltonMarketsで設定されているレバレッジは最大1000倍です。100倍以上が一般的な海外FXの中でもより高いレバレッジが設定できます。なおレバレッジが高くなるほど、ハイリスク・ハイリターンとなります。
仮に1000倍近いレバレッジを設定すると、相場の乱高下で想定外の損失を背負う可能性も高いです。もし口座内残高を超える損失が発生した場合は、ゼロカットシステムがはたらき追証を収める必要がありません。
5-5.ボーナス・キャンペーンが開催される
MiltonMarketsでは定期的に様々なキャンペーンが開催されます。
過去のキャンペーンでは最大1,000万円の入金で入金額の20%がボーナスとして付与されるサマー20%ボーナスや、2万円以上の入金で入金額の17%分が付与される新年17%ボーナスなどがありました。
これらのボーナスは他社と比較すると決して豪華な部類ではありません。しかしボーナスによって取引資金を増やせるので、うまく活用することをおすすめします。
5-6.通貨ペアが豊富
MiltonMarketsで取引できる通貨ペアは、米ドル/日本円やユーロ/米ドルなどのメジャーな銘柄からマイナーなものを含めて全部で45種類です。選択肢が多いため希望する通貨ペアで取引できます。
5-7.CFD商品の取引が可能
MiltonMarketsの取扱銘柄にはCFDというメタル・エネルギーや株式インデックスなどの商品の取り扱いがあります。CFD商品を取引するために新規口座を開設する必要はなく、FX口座で取引可能です。
5-8.安心の日本語サポート体制
MiltonMarketsの日本語サポートは国内業者と比較しても遜色ないレベルにあります。
サポート体制にはメール・電話・LINEから選択可能です。特にLINEはリアルタイムで気軽にやり取りできる方法のため、メールや電話に抵抗感がある人でも質問しやすいでしょう。
MiltonMarketsのサポートラインとつながるには、LINEの友達検索で「@miltonmarkets」と検索してください。
6.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のデメリット7つ
6-1.ロスカット水準が証拠金維持率50%
MiltonMarketsのロスカット水準は50%です。一般的な海外FX業者では平均水準が20%~30%となっています。
ロスカット水準が高いと、早い段階でロスカットが実行されギリギリまでポジションを持つことはできません。
ハイレバレッジをかけてもロスカットラインに届きやすくなるため、最大レバレッジをかけた取引は現実的ではないでしょう。
6-2.最低入金額が高い
MiltonMarketsに資金を入れる場合は最低入金額が3万円です。少額で取引を始めたい人には少しハードルの高い入金額といえるでしょう。
6-3.海外送金時の手数料が高い
MiltonMarketsから資金を引き出すときに海外送金を利用すると合計で6,400円ほどの手数料が発生します。
この金額は出金時の費用2,400円とリフティングチャージの費用4,000円の合計金額で、海外送金のたびにかかる費用です。そのため出金回数を抑えないと出金コストだけで大きな費用が発生します。
6-4.入出金方法が少ない
MiltonMarketsの入出金方法はBitwallet・海外銀行送金の選択肢があります。クレジットカードで直接入出金を行うことはできません。なおBitwalletを利用すると国内銀行送金やクレジットカードでの入金が可能になります。
海外銀行送金ではより費用が発生するため、Bitwalletを活用すると入金の幅が広がり手数料も抑えられます。Bitwalletの口座維持費用は無料です。
6-5.顧客の資産管理法が信託保全ではない
MiltonMarketsでは顧客資産の管理方法として分別管理が採用されています。信託銀行と提携する信託保全ではないため、MiltonMarketsが倒産した場合に資金が返却される保証はありません。
現在MiltonMarketsに悪い噂などはありませんが、万が一を考慮するなら入金額は抑えたほうがいいでしょう。
6-6.取引ツールが1種類しかない
MiltonMarketsで利用できる取引ツールはMT4の1種類のみです。MT4は世界中で利用されているため機能性に問題はありませんが、他のツールを使った取引はおこなえません。
6-7.FPAに口コミが投稿されていない
FX業者の評判が記載されたクチコミサイト「FPA」ではMiltonMarketsに関するクチコミが投稿されていません。
FPAはFX業者の信頼性を確かめる1つの要素として知られていますが、MiltonMarketsについては情報がないです。そのため使用感などを図ることができず、信頼性が図れません。
7.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の取扱通貨ペア
取扱通貨ペア一覧 (44種類) | |
AUD/CAD | AUD/CHF |
AUD/JPY | AUD/NZD |
AUD/SGD | AUD/USD |
CAD/CHF | CAD/JPY |
CHF/JPY | EUR/AUD |
EUR/CAD | EUR/CHF |
EUR/DKK | EUR/GBP |
EUR/HUF | EUR/JPY |
EUR/NOK | EUR/NZD |
EUR/SEK | EUR/TRY |
EUR/USD | GBP/AUD |
GBP/CAD | GBP/CHF |
GBP/JPY | GBP/NZD |
GBP/USD | NZD/CHF |
NZD/JPY | NZD/SGD |
NZD/USD | USD/CAD |
USD/CHF | USD/CZK |
USD/DKK | USD/HKD |
USD/JPY | USD/MXN |
USD/NOK | USD/RUB |
USD/SEK | USD/SGD |
USD/TRY | USD/ZAR |
8.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の手数料
8-1.売買手数料
MiltonMarketsでは大幅なリニューアルが行われ、売買手数料はどの口座タイプにおいても無料となりました。
8-2.口座維持手数料
MiltonMarketsでは口座維持手数料は発生しません。
ただし口座開設後3ヶ月間入金がなかった場合、その口座は自動で無効化されてしまいます。
8-3.入金手数料
入金方法 | 口座への反映時間 | 入金手数料 |
クレジットカード (VISA/MasterCard) | 初回:1営業日,2回目以降:即時 | 無料 |
国内銀行送金 | 1営業日以内 | 無料 |
海外銀行送金 | 3~5営業日以内 | 無料 |
8-4.出金手数料
出金方法 | 着金スピード | 出金手数料 |
クレジットカード | 1営業日以内 | 無料 |
海外銀行送金 | 3~5営業日以内 | 2,400円 |
9.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のレバレッジ
MiltonMarketsは口座タイプによってレバレッジが異なります。
スマート口座…1000倍
エリート口座…200倍
エリートプラス口座…200倍
スマート口座の最大レバレッジは1000倍となっているため、ハイレバレッジ取引をしたい人におすすめです。
10.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のロスカット
10-1.ロスカット水準
MiltonMarketsでは以前はロスカット水準が100%であり、海外FX業者の中ではかなり高い方でした。
しかしアップデート後は全ての口座タイプにおいてロスカット水準が50%にまで引き下げられ、よりハイレバレッジ取引がしやすくなりました。
10-2.ゼロカット
MiltonMarketsではゼロカットシステムを採用しています。
そのためもし損失が膨らみ、損失額が証拠金額を上回ってしまっても、生じた借金についてはMiltonMarkets側が全て負担してくれます。
11.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のデモトレード口座
MiltonMarketsではデモトレード用の口座は提供されていません。
12.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の口座開設・登録方法
はじめにMiltonMarketsの公式ページへアクセスします。
「口座開設」を押してください。
口座開設画面では以下の内容を選択、または入力してください。
口座の種類・名前 (ローマ字) ・姓 (ローマ字) ・生年月日・国名・メールアドレス
顧客同意書の欄にチェックを入れたら「次へ」を押してください。
登録メールアドレスに認証コードが送られるので、コード欄に入力してください。
次は詳細な個人情報を入力します。すべての情報を入力して規約を確認・本人確認書類を提出後、MiltonMarketsによる審査を経て口座開設が完了します。
13.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) の解約
MiltonMarketsで口座を解約するには、MiltonMarketsに直接問い合わせる必要があります。
問合せの際には
・問合せの文面に名前と口座番号を記載している
・口座残高が0円になっている
の2点を確認しておきましょう。
14.MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) のまとめ
MiltonMarketsは親会社の不祥事を受けながらも現在までサービスを続けてきた健全なFX業者です。トレード環境も2020年の改定で改善しており、利用しやすくなっています。特に高い約定力と狭いスプレッドによってスキャルピングをおこないやすくなりました。
メールや電話・LINEと豊富なサポート体制があり、日本語でも問題ありません。顧客資金の管理体制については一抹の不安が残るので、万が一を考慮するなら入金額は控えめのほうがいいでしょう。