- Bybitではクレジットカードを使って仮想通貨を購入可能
- 対応通貨はビットコイン (BTC) ・イーサリアム (ETH) ・テザー (USDT) の3種類
- 決済は外部のサービスプロバイダーを通じて行う
Bybitでは、クレジットカードを使って仮想通貨を購入できます。
クレジットカードによる仮想通貨の購入は便利な半面、手数料が割高などのデメリットもあります。
ここでは、Bybitでクレジットカードを利用する方法や手数料、注意点などについて解説していきます。
本記事を読むことで、Bybitでクレジットカードを利用するときに注意すべき点がわかるでしょう。
実際にBybitを使用したユーザーからの評判や口コミについては、下記の記事で紹介しています。
Bybit (バイビット) の評判・口コミから分かったメリット・デメリットを一挙紹介!
目次
Bybit (バイビット) でクレジットカードを使えば日本円を入金できる
2020年8月から開始された「暗号資産購入機能」を利用すれば、Bybitでもクレジットカードを使用して日本円入金を行うことができます。
暗号資産購入機能とは、クレジットカードを使うことで法定通貨でも仮想通貨が買えるサービスのことです。
2022年現在は、日本円や米ドルなどを含む「172種類」の法定通貨で仮想通貨を購入することができます。
つまり、Bybitでクレジットカードを使えば、実質的に日本円で入金ができるというわけです。
対応している法定通貨は172種類
暗号資産購入機能に対応している「172種類」の法定通貨は、以下のとおりです。
- AED
- AFA
- AFN
- ALL
- AMD
- ANG
- AOA
- ARS
- AUD
- AWG
- AZN
- BAM
- BBD
- BDT
- BGN
- BHD
- BIF
- BMD
- BND
- BOB
- BRL
- BSD
- BTN
- BWP
- BYN
- BZD
- CAD
- CDF
- CHF
- CLF
- CLP
- COP
- CRC
- CUP
- CVE
- CYP
- CZK
- DJF
- DKK
- DOP
- DZD
- ECS
- EGP
- ERN
- ETB
- EUR
- FJD
- FKP
- GBP
- GEL
- GGP
- GHC
- GHS
- GIP
- GMD
- GNF
- GTQ
- GYD
- HKD
- HNL
- HRK
- HTG
- HUF
- IDR
- ILS
- IMP
- INR
- IQD
- IRR
- ISK
- JEP
- JMD
- JOD
- JPY
- KES
- KGS
- KHR
- KMF
- KPW
- KWD
- KYD
- KZT
- LAK
- LBP
- LKR
- LRD
- LSL
- LYD
- MAD
- MDL
- MGA
- MGF
- MKD
- MMK
- MNT
- MOP
- MRO
- MRU
- MUR
- MVR
- MWK
- MXN
- MYR
- MZN
- NAD
- NGN
- NIO
- NOK
- NPR
- NZD
- OMR
- PAB
- PEN
- PGK
- PHP
- PKR
- PLN
- PYG
- QAR
- RON
- RSD
- RUB
- RWF
- SAR
- SBD
- SCR
- SDG
- SEK
- SGD
- SHP
- SLL
- SOS
- SRD
- SSP
- STD
- STN
- SVC
- SYP
- SZL
- THB
- TJS
- TMT
- TND
- TOP
- TPE
- TRY
- TTD
- TWD
- TZS
- UAH
- UGX
- USD
- UYU
- UZS
- VEF
- VES
- VND
- VUV
- WST
- XAF
- XAG
- XAU
- XCD
- XDR
- XOF
- XPD
- XPF
- XPT
- YER
- ZAR
- ZMW
- ZWL
上記の法定通貨には、日本円(JPY)も含まれています。
購入できる仮想通貨は3種類
Bybitでクレジットカードを使って購入できる仮想通貨は、次の3種類です。
- ビットコイン (BTC)
- イーサリアム (ETH)
- テザー (USDT)
利用できるクレジットカードは2種類
Bybitの仮想通貨購入機能で利用できるクレジットカードのブランドは次の2種類です。
- VISA
- Mastercard
JCBカードやアメックスなどは使用できないので注意しましょう。
Bybit (バイビット) でクレジットカード入金 (購入) をする方法
Bybitでは、PCとスマホの両方でクレジットカード入金をすることができます。
クレジットカード入金に必要な手順は、以下のとおりです。
- 「暗号資産の購入」をクリックする
- 購入する通貨と支払い額を入力
- サービスプロバイダーで決済情報を入力する
- Bybit (バイビット) で購入手続きの完了を確認する
クレジットカード入金をする方法について、PCとスマホそれぞれでくわしく解説していきます。
PCでクレジットカード入金をする方法
STEP1 「暗号資産の購入」をクリック
Bybitへログインし、上部メニューの「暗号資産の購入」をクリックしましょう。
STEP2 購入する通貨と支払い額を入力
上記の画面に移動したら、まずは購入する通貨を選択し、日本円で支払い額を入力します。
次に、使用するサービスプロバイダーを選択します。今回は「Simplex」を選びました。
なお「手数料ゼロ」と表記されているのは、クレジットカードの決済にSimplexを使用すると手数料が無料になるキャンペーンの期間中だったためです。
支払詳細と免責事項を確認したら「免責事項を読み、同意しました」にチェックを入れてください。
上記すべてが完了したら「続ける」をクリックしてください。外部サービスプロバイダーの決済画面に移動します。
STEP3 サービスプロバイダーで決済情報を入力する
STEP2のサービスプロバイダーの選択で「Simplex」を選択すると、上記の画面に移動します。
支払い方法は「クレジット/デビットカード」を選択してください。
次に「続行する」をクリックします。
上記の画面に移動したら、クレジットカード情報を入力してください。
利用規約とプライバシーポリシーを確認したら「私は次の内容を読み、同意しました。」にチェックを入れましょう。
チェックを入れたら「次へ」をクリックします。
次に、請求先住所と個人情報を入力するページへ移動します。
なお、請求先住所については英語で記入する必要があります。以下のように記入しましょう。
日本語の住所
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目3−9
記入例
住所:1-3-9, Shibuya, Shibuya-ku
都市名:Tokyo
郵便番号:1500002
英語での住所表記が分からない場合は、次のサイトで自動変換することもできます。
請求書先の住所の入力が完了したら、必要な個人情報を入力して「今すぐ支払う」をクリックしてください。
入力したメールアドレス宛にSimplexからメールが送られてくるので、記載されている4桁の確認コードを入力して「続行」をクリックします。
最後にクレジットカード会社からSMS認証を求められるので、それをクリアすれば購入手続きは完了です。
Simplexでの手続きが完了すると、上記の画面が表示されます。「Bybitに戻る」をクリックしてBybitに戻りましょう。
なお、Simplexではありませんでしたが、利用するサービスプロバイダーによっては本人確認を求められる場合があります。
STEP4 Bybit (バイビット) で購入手続きの完了を確認する
Bybitに戻ると上記の画面が表示されるので、それぞれ「支払い完了しました」と「完了」を押しましょう。
スマホからクレジットカード入金をする方法
STEP1 「暗号資産の購入」をタップ
スマホからクレジットカード入金する場合も、PCと方法は変わりません。
まずはBybitの公式ページにスマホからログインしてください。
ログインすると上記の画面が表示されるので、画面左上のハンバーガメニューをタップします。
メニューが展開されたら「暗号資産の購入」をタップし、その後「今すぐ購入」をタップします。
STEP2 購入する通貨と支払い額を入力
購入画面はスマホに対応していないため、上記のように表示されます。
ここではわかりやすいように、PCのブラウザで見た画像を用いて入力方法を説明します。
最初に購入する通貨とその購入額を日本円で入力します。
次に、決済で利用するサービスプロバイダーを選択してください。今回は「Simplex」を利用します。
最後に「免責事項を読み、同意しました」にチェックを入れて「続ける」をタップしてください。
これでBybitでの購入手続きは完了です。
STEP3 サービスプロバイダーで決済情報を入力する
Simplexの決済ページに移動するので、支払い方法を選択します。
「クレジット/デビットカード」を選択して「続行する」をタップしてください。
カード情報を入力したら、利用規約とプライバシーポリシーを確認して「私は次の内容を読み、同意しました」にチェックを入れます。
最後に「次へ」をタップしてください。
カード情報として請求先住所を入力します。
なお、住所は英語で入力する必要があるので注意してください。
以下のように記入しましょう。
日本語の住所
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目3−9
記入例
住所:1-3-9, Shibuya, Shibuya-ku
都市名:Tokyo
郵便番号:1500002
英語での住所表記が分からない場合は、次のサイトで自動変換することもできます。
請求書先の住所の入力が完了したら、必要な個人情報を入力して「今すぐ支払う」をクリックしてください。
その後は画面の案内に従ってメールアドレス認証とSMS認証を行い、購入手続きは完了です。
なお、Simplexではありませんでしたが、利用するサービスプロバイダーによっては本人確認を求められる場合があります。
Bybit (バイビット) でクレジットカード入金 (購入) をするメリット
- 実質的に日本円を入金できる
- 手間をかけずに仮想通貨を購入できる
- 本人確認が不要
クレジットカードを使って仮想通貨を購入する最大のメリットは、手間をかけずに仮想通貨を購入できることです。
実質的に日本円を入金できるうえに、いつでも好きなタイミングに仮想通貨を購入することができます。
もしもクレジットカードを使わない場合は「国内取引所で仮想通貨を購入した後にBybitに入金する」手順を踏む必要があるため、手間がかかります。
またサービスプロバイダーにもよりますが、本人確認なしで仮想通貨を購入できるのもメリットと言えるでしょう。
Bybit (バイビット) でクレジットカード入金 (購入) をする際の注意点
Bybitでクレジットカード入金をする際には、以下の点に注意する必要があります。
- 購入には限度額がある
- 反映には時間がかかる
- 入金後に履歴を確認する
- 手数料がかかる
- スマホアプリでは利用不可
- 利用できない国がある
- トラブル時はプロバイダに英語で問い合わせる必要がある
購入には限度額がある
Bybitでクレジットカードを利用して仮想通貨を購入する場合、1回あたりの購入金額に制限が設けられています。1回あたりの購入金額は2,500~125万円の範囲内です。
反映には時間がかかる
Bybitのクレジットカード入金では、反映までに「5分から1時間ほど」の時間がかかります。
また、Bybitに登録して間もない方がクレジットカードを利用した場合、さらに時間がかかる可能性があります。
入金後に履歴を確認する
入金後の履歴は、購入画面の右上にある「購入履歴」から確認することができます。
購入履歴では、入金が正常に行われたかどうかを、以下の4つのステータスで確認することが可能です。
- 進行中
- 完了
- キャンセルされました
- エラーが発生しました
入金が正常に行われた場合は「進行中」→「完了」の順番で、ステータスが変化します。
しかし、入金後に以下のような問題が発生した場合は「キャンセル」や「エラーが発生しました」というステータスになる可能性があるため注意が必要です。
- 入金が時間内に行われなかった
- 「Bybit」または「外部プロバイダ」側で取引がキャンセルされた
入金を行うたびに、ステータスが「キャンセル」や「エラー」となってしまう場合は、以下のような理由が考えられます。
- 外部プロバイダに本人確認書類を提出していないか処理されていない
- 外部プロバイダに登録したクレジットカードの有効期限が過ぎている
上記を見直しても問題が改善されない場合は、プロバイダに直接問い合わせることをおすすめします。
手数料がかかる
Bybitでクレジットカードを用いて仮想通貨を購入した場合、国内取引所から仮想通貨を送金するよりもコストがかかります。なぜならサービスプロバイダーに手数料を払わなくてはならないためです。
各サービスプロバイダのクレジットカード決済手数料は次のとおりです。
クレジットカード決済の手数料 | |
Simplex | 3.5〜5% (最低10ドル) |
mercuryo | 3.95% |
スマホアプリでは利用不可
Bybitのクレジットカードを用いた仮想通貨購入機能は、PC版のブラウザからのみ利用可能で、スマホアプリからは利用できません。
利用できない国がある
Bybitの仮想通貨購入サービスは、以下の国では制限されています。
アフガニスタン、中央アフリカ共和国、コンゴ、コートジボワール、キューバ、エリトリア、ギニアビサウ、イラン、イラク、北朝鮮、リベリア、リビア、パナマ、ルワンダ、ソマリア、南スーダン、スーダン、ウクライナクリミア、イエメン、ジンバブエ
トラブル時はプロバイダに英語で問い合わせる必要がある
クレジットカードを使って仮想通貨を購入する機能は、外部の決済サービスプロバイダーによって提供されるものです。
よって仮想通貨購入で何らかのトラブルがあったときは、利用した決済サービスプロバイダーへ問い合わせる必要があります。
Simplexやmercuryoは日本語に対応していないため、問い合わせの際は英語を使用しなければなりません。
Bybit (バイビット) でクレジットカードが使えないときの原因と対処法
Bybitでクレジットカードが使えない原因は、以下の5つです。
- クレジットカードの情報が間違っている
- クレジットカードの有効期限が切れている
- クレジットカードの利用限度額に達している
- クレジットカードに利用制限がかかっている
- 「VISA」や「Master Card」以外のクレジットカードを利用しようとしている
下記では、Bybitでクレジットカードが使えない時の対処法について、くわしく解説していきます。
クレジットカードの情報が誤っている
Bybitでクレジットカード入金をする際は、外部プロバイダに「クレジットカード情報」を登録する必要があります。
しかし、登録した「クレジットカード情報」に誤りがある場合、Bybitでクレジットカードを使えない可能性があります。
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
Bybitでクレジットカードが使えない場合は、外部プロバイダで上記の内容を確認することをおすすめします。
また、請求先住所とクレジットカード会社に届け出ている住所が異なる場合も、クレジットカードを使うことができません。
クレジットカードの有効期限が切れている
「以前から外部プロバイダに登録しており、久々に利用する」という人は、登録しているカード情報が古い場合があります。
カード情報が古いと、登録しているクレジットカードの「有効期限」が切れている可能性があるため、注意が必要です。
上記の場合は、カード情報を更新するか、新しいクレジットカードを登録することをおすすめします。
クレジットカードの利用限度額にすでに達している
当たり前かもしれませんが、利用限度額に達しているカードはBybitで使うことができないため注意が必要です。
利用限度額は、各カード会社で変更することができるので、取引したい金額に応じて引き上げることをおすすめします。
クレジットカードに利用制限がかかっている
クレジットカードによっては、海外での利用制限がかかっている場合があります。
Bybitで利用する外部プロバイダは、海外のものなので利用制限がかかっていないカードが必要です。
そのため、クレジットカードに利用制限がかかっている場合は、カード会社に制限を解除してもらうことをおすすめします。
また、クレジットカードによっては、ネットでの買い物を制限する「決済制限」がかかっている場合があります。
こちらも同様に、カード会社で制限を解除してもらうことが可能です。
仮想通貨の購入に制限がかかっているカードがある
以下2種類のカードは、カードブランドが対応していてもBybitで使うことはできません。
- 楽天カード
- 三井住友銀行
上記カードを発行している会社が、仮想通貨の購入を禁止しているためです。
参考 クレジットカードによる暗号資産購入取引の利用停止について楽天カード公式サイト 参考 クレジットカードによる仮想通貨購入取引の利用停止に関するご案内三井住友カード公式サイトVISA、Master Card以外のクレジットカードを利用しようとしている
Bybitでは、「VISA」と「Mastercard」の2種類のクレジットカードを利用することができます。
しかし、上記以外のカードは使用することができないので、注意が必要です。
またBybitでは、クレジットカードだけでなく「デビットカード」も利用することができます。
ただし、デビットカードも同様に「VISA」と「Mastercard」のみしか使用することができないので、注意が必要です。
Bybit (バイビット) でクレジットカード入金 (購入) がおすすめな人
入金したいが手元の資金が少ない人
仮想通貨取引所によっては最低入金額が設定されているため、ある程度資金がないと入金できない場合があります。
しかし、Bybitのクレジットカードでの最低入金額は低いため、少ない資金からでも入金することができます。
ただし、クレジットカード入金を行う際は、外部プロバイダによって手数料がかかるため注意が必要です。たとえば、mercuryoでは3.95%の手数料がかかります。
とにかく手間を省いて簡単に入金したい人
Bybitで入金を行う際は、以下の手順を踏む必要があります。
- 国内取引所に日本円を入金する
- 入金した日本円で仮想通貨を購入する
- 購入した仮想通貨を国内取引所からBybitに入金する
しかし、クレジットカード入金では、クレジットカードがあればいつでも入金することができます。
そのため、手間をかけず簡単に入金したいという人におすすめです。
Bybit (バイビット) でのクレジットカード入金 (購入) に関するQ&A
クレジットカードの情報はどう管理されていますか?
クレジットカード情報は、外部の決済サービスプロバイダーによって管理されます。Bybitではクレジットカード情報を保持しません。
サービスを提供しているプロバイダーは信頼できますか?
Bybitと提携している外部の決済サービスプロバイダーは、次の9社です。
- Banxa
- XanPool
- MoonPay
- mercuryo
- E-check
- Paxful
- ONRAMP
- Legend Trading
- Simplex
各社とも手厚いカスタマーサポートを行っており、信頼性は十分にあると言えます。
Bybit (バイビット) のクレジットカード入金 (購入) まとめ
- Bybitはクレジットカードでの仮想通貨購入に対応している
- クレジットカードを使用することで手間をかけずに仮想通貨を購入できる
- Bybitのクレジットカード入金に対応しているブランドはVISAとMasterCard
- クレジットカード入金すると反映に5分から1時間ほど時間がかかる
- クレジットカード入金はスマホアプリからは利用できない
クレジットカードでの仮想通貨購入は手間がかからないため大変便利ですが、手数料が高い、購入できる通貨が限られているなどの注意点もあります。
クレジットカード入金は仮想通貨をすぐに購入することができるため、手間を省きたい人や手元の資金が少ない人におすすめの入金方法です。
実際にBybitを使用したユーザーからの評判や口コミについては、下記の記事で紹介しています。
Bybit (バイビット) の評判・口コミから分かったメリット・デメリットを一挙紹介!