Bybit (バイビット) チャートの見方を完全マスター | インジケーター設定方法も紹介

この記事のポイント
  • Bybitは初心者でも使いやすいTradingViewを採用
  • 高機能チャートツールでベテランにもおすすめ
  • 設定方法も多様で自分に合った使い方ができる

本記事は海外仮想通貨取引所Bybitのチャートの見方を解説します。

基本画面の説明から、基本機能の紹介、インジケーター設定方法、便利機能の活用方法まで幅広く触れていきます。

初心者からベテランの方まで、ぜひ参考にしてください。

実際にBybitを使用したユーザーからの評判や口コミについては、下記の記事で紹介しています。

Bybit (バイビット) の評判・口コミから分かったメリット・デメリットを一挙紹介!

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Bybit (バイビット) のチャート

Bybit (バイビット) のチャート画面は高性能ツールとして知られる「TradingView」を採用しています。

TradingViewは初心者からベテランまで幅広い層に支持されていて、BitMexやBitbankをはじめとした他の海外仮想通貨取引所でも多く採用されています。

通常は2,000円支払わなければなりませんが、Bybitであれば無料で使用できます。

チャートの評判

上はTwitterからの評判ですが、他の取引所と比較して使いやすいという意見が多く見られました。

TradingViewは株式取引やFXでも使用されていることが多く、初心者やベテランの方にも使いやすいと評判です

Bybit (バイビット) の基本画面

取引画面

Bybitチャート1

上の画像がBybitのチャート画面になります。

画面左側がチャート、その隣が取引板、画面右側が発注ツールです。

チャートは1分足〜月足まで細かく設定でき、ローソク足とデプスの切り替えも可能です。

また、「チャットルーム」や「サポート」も画面右下あたりにあります。

そのほか画面下部には「ポジション」「実益損益」という項目もあるため、初めて使用される方は色々と操作してみると良いでしょう。

比較的シンプルでオーソドックスな構成なため、すぐに慣れるはずです。

チャート

Bybitチャート2

チャート画面をさらに詳しく解説していきます。

上の画像は「ローソク足」表示のチャートです。

右上にある「デプス」と「ローソク足」から切り替え表示が可能となっています。

また、右上にある歯車のマークをクリックすると、外観の背景色や、ローソク足のバー/ライン選択、グリッド線の表示/非表示など、細かな点も設定できます。

さらに上の画像下部にある「UTC+9」をクリックすれば、日本時間に設定できる便利な機能も備わっています。

マーケットデプス

Bybitチャート3

上の表示はマーケットデプス=市場の厚みを表しています。

市場の厚みとは、価格帯ごとの指値注文の量を示したものです。

緑色は買い注文の量、赤色が売り注文の量を示しています

この部分を分析することで、現在のマーケットで買いが優勢なのか、売りが優勢なのか判断し、市場の壁になりそうな価格帯を大雑把に把握できます。

また、「デプス」をクリックすると、カーソルの位置に対する価格と注文量を正確に表示してくれます。

Bybit (バイビット) のインジケーター

そもそもインジケーターとは

インジケーターとは、市場のトレンドを把握するために様々な情報が組み込まれたテクニカル指標のことをいいます

インジケーターの中には、移動平均線やMACD、ボリンジャーバンドなどがあります。これらを用いることによって、市場のトレンドを予想したり、買い優勢なのか売りが優勢なのか判断したりできます。

インジケーターの使い方

Bybitチャート4

インジケーターを使うには、上の画像のチャート画面にて「インジケーター」をクリックします。

Bybitチャート5

プルダウンにて利用したいインジケーターが選べます。

Bybitチャート6

また、チャートに右上にある歯車をクリックして「ステータスライン」を選ぶと、その中からインジケーターのタイトルや引数、値を表示させる設定もできます。基本的には全てにチェックを入れてあらかじめわかりやすくしておくと良いでしょう。

Bybit (バイビット) のトレンドライン

チャートにトレンドラインを引くことで、マーケットの取引価格の傾向が分かりやすくなります。

トレンドラインを引く方法を解説します。

Bybitチャート7

チャートの左下に小さく「」があるので、ここをまずクリックします。

Bybitチャート8

すると、チャートに左端に様々なツールが現れます。この中から「トレンドライン」を選びましょう。

Bybitチャート9

トレンドラインの始点にしたい位置をクリックすると丸印がつきます。そこからカーソルを動かすと始点から直線が描画されるので、終点にしたい位置でクリックしましょう。

すると終点の位置にも丸印がつき上の画像のようなトレンドラインが完成します。

チャート上にて任意の空白の場所をクリックすれば丸印は非表示にできます。

Bybit (バイビット) チャートの基本機能

時間足

Bybitチャートその10

時間足とはローソク足に表示させる時間単位のことです。

時間足は1分〜月単位まで様々で、トレードスタイルやその時の状況に応じて時間足を切り替える必要があります。

上の画像の通り、時間単位が表示されているので、自分が希望する時間足をクリックすると、チャートがその時間足に対応した表示に切り替わります。

ライン

Bybitチャート10

チャート上に表示させるラインはトレンドライン以外にも水平線や垂直線、十字線など様々なものがあります。

たとえば水平線は、年初来高値・安値などの相場の節目に引いたりします。

自分の希望するラインをクリックしましょう。

スケールプロパティ

Bybitチャート10

スケールプロパティとはチャートの目盛りのことです。

チャート右上の歯車のマークから設定するできます。

歯車のマークをクリックし「スケール」という項目を選択すると、上の画像の画面が表示されます。

そこから、スケールの設定に進み、任意の設定をしましょう。

たとえば、基本的にスケールは上から下まで均等幅の目盛りですが、ログスケールを設定すると価格の割合で目盛りの幅が変化し、価格変動の度合いをみることができます。

チャートプロパティ

Bybitチャート11

「チャートプロパティ」とはチャート右上の歯車をクリックした時に表示される画面のことです。

ここでチャートの背景やローソク足の色、グリッド線や高値・安値などの表示・非表示、タイムゾーンの選択が可能です

この部分は人によってやりやすい設定があるので、取引に慣れてきたら自身で色々と設定してみると良いでしょう。

Bybit (バイビット) チャートの便利機能

自動スケールトグル

Bybitチャート12

自動スケールトグルはチャートの上下幅に合わせてローソク足の長さを自動で調節してくれる機能です。ローソク足が画面からはみ出して見づらいという方はぜひこの設定を行いましょう

上の画像のように、チャート右下にある歯車のマークをクリックします。すると「自動 (データを画面に合わせる) 」という項目があるので、そこを選択すれば設定完了です。

スナップショット

Bybitチャート13

スナップショットを利用すればチャート画面を保存できます。

チャート画面の右上にあるカメラのマークをクリックします。

Bybitチャート14

この画面で左下でチャート画面の保存ができます。

URLを共有したり、Twitterでツイートすることも可能です。

100基準

Bybitチャート15

100基準とは、ボラティリティや価格帯の異なる2つの銘柄を1つの画面に表示させて比較できる機能です。

チャート画面右下にある歯車のマークをクリックします。

項目の中から「100基準」を選択すれば設定完了です。

Bybit (バイビット) の初心者におすすめのインジケーター

MACD

Bybitチャート16

初心者におすすめのインジケーターの一つはMACDです。

MACDは「Moving Average Convergence/Divergence Trading Method」の略称で、短期の移動平均線と長期の移動平均線でトレンドの転換を見極めることができます。

たとえば移動平均線が「0」より下になれば下降トレンド、「0」より上になれば上昇トレンドといったように判断します。

ただこれはあくまでも予想であるため、他のインジケーターも取り入れて判断するとよいです。

RSI

Bybitチャート17

RSIは相対力指数「The Relative Strength Index」の略称です。

RSIは上昇・下降のどちらが強いかを一定期間の相場で計測可能で、投資の判断材料として使われます。

ボリンジャーバンド

Bybitチャート18

ボリンジャーバンドは「この価格で収束するだろう」という価格の変動を、一定期間の価格データに基づいて統計的に予測できるインジケーターです。

上の画像の青い線がポリンジャーバンドです。

Bybit (バイビット) のチャートの見方まとめ

Bybitは初心者でも扱いやすいTradingViewを採用しています。

視覚的でわかりやすい取引画面に加え、豊富な機能を搭載していて、自分好みに設定を変更してカスタマイズもできるため、初心者のみならず上級者まで幅広い層のニーズに対応しています。

記事で解説した使い方を参考に、Bybitで取引を始めてみてはいかがでしょうか

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