- Bybitは日本語対応していて日本人ユーザーも多い
- 万全のセキュリティ体制だから海外の仮想通貨取引所でも安心
- 最大レバレッジの高さ、追証なしのゼロカットシステムなど国内仮想通貨取引所にはない魅力がたくさん!
Bybitは海外仮想通貨取引所の中でも世界最大級のユーザー数実績を誇る取引所です。
日本語対応していて日本人ユーザーも多く、セキュリティ体制も万全なため初心者でも安心して取引できます。
ただこれから海外仮想通貨取引所を初めて利用するという人の中には、少し不安という方もいるのではないでしょうか。
今回はBybit (バイビット) のメリット・デメリットを徹底解説します。実際に利用しているユーザーの評判・口コミや、他の取引所との比較も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでください。
実際にBybitを使用したユーザーからの評判や口コミについては、下記の記事で紹介しています。
Bybit (バイビット) の評判・口コミから分かったメリット・デメリットを一挙紹介!目次
1.Bybit (バイビット) とは
Bybitの基本情報 | |
取引所名 | Bybit Fintech Limited |
本社 | シンガポール |
代表者 | Ben Zhou |
上場通貨数 | 8種類 |
最大レバレッジ倍数 | 100倍 |
取引手数料 | Maker:-0.025% Taker:0.075% |
入金・出金手数料 | 無料 |
暗号資産(仮想通貨)の送金手数料 | 無料 |
追加証拠金 | なし |
スマートフォンアプリ | あり |
日本語対応 | あり |
法人口座 | – |
Bybitは2018年3月にシンガポールで設立された仮想通貨取引所です。アジア圏を中心に、世界最大級のユーザーを誇っています。最大100倍のレバレッジシステムを持ちながら、大きな損失を受けても証拠金の追加が必要ないなど、国内仮想通貨取引所にはないメリットを多く持ち、日本語対応もしているため日本人ユーザーからの評価も非常に高いです。
これからBybitのメリットをカテゴリー別に見ていきましょう。
2.Bybit (バイビット) のメリット
2-1.サービス面のメリット
日本語対応が充実している
Bybitのメリットに、日本語対応の充実が挙がります。ホーム画面右上の言語設定ボタンで「JA」に切り替えれば、サイト内の文字が原則日本語になるのが特徴です。
海外の取引所の多くは英語を中心に複数の外国語を受け入れていますが、日本語対応は少数です。しかしBybitはBinanceなどと同じく、海外拠点ながら日本語対応ができます。
日本人にとっても母国語がある方が使いやすいでしょう。
安全性に投資している
Bybitは安全性の強化に積極的です。投資規模も全体の約20%で、幅広い面からセキュリティを高めています。これまでBybitが採用したハッキング対策は以下のとおりです。
- 二段階認証
- コールドウォレット
- マルチシグネイチャ
- SSL通信
- ログイン通知
- ハッカー潜入検査セキュリティ
今後もBybitはセキュリティへの投資規模を広める予定です。ハッキング被害対策への取り組みが高ければ、信頼できるでしょう。
使いやすいスマホアプリがある
スマートフォンアプリの使いやすさもBybitの特徴です。チャートや注文スペースなどが見やすく、初めてアクセスする人でも慣れられます。
アプリだけは日本語対応でないのが残念です。しかし暗号資産によく出る単語の意味を知れば、単独でも使いこなせます。パソコンと似た感覚で取引できるのがBybit公式アプリの強みです。
本人確認せずすぐに取引が開始できる
Bybitでの取引スタートに、本人確認は必要ありません。
一般的に暗号資産取引所における本人確認とは、運転免許証やパスポートといった身分を証明するものを使います。申し込みフォームの所定欄に本人確認書類をアップロードするのです。
しかしBybitでは上記のような手間が省けるので、急いでいるときでも取引を始められます。
キャンペーンやイベントが豪華
Bybitは豪華なキャンペーンやイベントにも注目です。2021年4月30日現在では、主に以下のキャンペーンが展開されています。
キャンペーン内容 | 実施時期 |
キャンペーン期間中の合計取引高に応じて最大$1,000相当のビットコインボーナス | 2021年4月12(月)午前9時~5月9日(日)午前9時 |
ウォレット残高に応じて6%または15%の年間利回りを獲得できる引換券がもらえる「バランスブースターイベント」 | 2021年4月15日(木)午後5時~6月17日(木)午後5時 |
他にもBybitは絶えずキャンペーンを開催中なので、定期的に情報をチェックしましょう。
サポート体制が万全
Bybitでは万全なサポート体制も見逃せません。日本語対応で24時間365日いつでも受けられるからです。
アクセス中画面右下には常にサポートボタンがあります。
クリックすると「何をお探しでしょうか?」という入力欄が出るので、問題のキーワードを入れましょう。正しいやり方を教えてもらえます。
サポートは時間を問わず使えるうえ、方法もシンプルなのがうれしいところです。
2-2.取引環境面のメリット
サーバーが強く快適に取引できる
Bybitはサーバーが強いので、取引環境は快適です。最先端のマッチングエンジンを使っているので、取引時に画面が止まったり、ボタンを押したときの反応が鈍かったりするリスクは少ないでしょう。
サーバーが強ければ狙ったタイミングどおりに取引を成立させられます。Bybitは取引環境面からも信頼できるでしょう。
Bybitは取引画面の使いやすさもポイントです。チャートや板、注文画面、資産情報などの配列がシンプルに仕上がっています。
チャートや板を見ながら注文画面を構えやすいのもメリットです。素早く取引作業を済ませるうえで、Bybitのレイアウトは優しいでしょう。
最大レバレッジ100倍のハイレバレッジ
Bybitは最大レバレッジとして100倍までかけられます。ただしビットコインだけは100倍までかけられ、アルトコインは以下のように最大倍数が異なるので、チェックしておきましょう。
アルトコインの最大レバレッジ | |
イーサリアム (ETH) | 50倍 |
ビットコインキャッシュ (BCH) | 50倍 |
ライトコイン (LTC) | 50倍 |
イオス (EOS) | 50倍 |
リップル (XRP) | 50倍 |
チェーンリンク (LINK) | 25倍 |
テゾス (XTZ) | 25倍 |
ビットコインで100倍、ほかの通貨でも25~50倍までかけられるので、自由な投資戦略を望めます。
追証なしのロスカットシステム採用
Bybitは追加証拠金なしのロスカットシステムを採用しています。どれだけ損失を出しても、運営側から追加証拠金を求められません。
ほかの取引所では、レバレッジ取引で損失が大きくなると、強制決済としてロスカットを受けます。ここまではBybitも同じです。しかし損失で証拠金不足になっても、Bybitでは自力でお金を埋め合わせる必要がありません。
ロスカットシステムがあれば、損失リスクが小さい状態でレバレッジ取引に臨めます。
相互保険で補償金を受け取れる
Bybitには相互保険があります。相場の急変動で大きな損失を出したとき、補償金を受け取れる制度です。
2時間、12時間、48時間という3つの期限があり、いずれかの時間内で損失が出たら補償でカバーしてもらえます。補償によるポジション利益の影響もありません。
暗号資産の取引所としては貴重な補償制度なので、要チェックです。
取引方法によって手数料がもらえる
Bybitでは、取引方法によっては手数料を払うのではなく、もらえることがあります。基本取引手数料のシステムが以下のように決まっているからです。
Bybitの取引手数料 | |
Maker | -0.025% |
Taker | 0.075% |
Makerは指値注文、Takerは成行でかかります。指値注文はマイナスなので、売買を繰り返すほど手数料がもらえてお得です。
2-3.機能面のメリット
テザー (Tether/USDT) を取引できる
Bybitではテザーの取引が可能です。テザーは米ドルと価値が連動する暗号資産なので、相場が安定しやすいといえます。
テザーを買える暗号資産取引所は、国内にはありません。Bybitではビットコインやイーサリアムなどを払って買えます。
クレジットカードで暗号資産を購入できる
クレジットカードを使えば、日本円で暗号資産を購入可能です。Bybitでは通常の取引で日本円は使えませんが、カードによる取引には対応しています。
暗号資産の購入ページへ向かい、種類を決定します。法定通貨の種類を日本円にして金額を入力すれば手続き完了です。クレジットカードはVISAとMastercardの2社に対応しています。
国内の取引所から暗号資産を送らなくても、Bybitで直接調達できるようになりました。取引所への送金は入金アドレスの間違いによる資産の紛失リスクもあるので、Bybitで安全に暗号資産を買えるのは大きいでしょう。
クレジットカードが使えることと、暗号資産を日本円払いで買える取引所は、海外では貴重です。Bybitに興味があれば、ぜひカード持参で使ってみましょう。
暗号資産を両替できる
暗号資産を両替できるのもBybitの魅力です。ほしい暗号資産に合わせて、保有中の種類を切り替えられるのは大きいでしょう。
両替には定率0.1%の手数料が発生します。種類によって両替可能な通貨の数量も違うので、以下の表を事前に確かめておきましょう。
種類 | 1回の両替範囲 | 24時間の両替限度 |
ビットコイン (BTC) | 0.001~200BTC | 200BTC |
イーサリアム (ETH) | 0.01~500ETH | 1,000ETH |
イオス (EOS) | 2~20,000EOS | 50,000EOS |
リップル (XRP) | 20~200,000XRP | 1,000,000XRP |
テザー (USDT) | 1~2,000,000USDT | 2,000,000USDT |
暗号資産の両替機能は貴重ですが、1回ごとに手数料を取られるので計画的な利用が大切です。
3.Bybit (バイビット) のデメリット
3-1.取引通貨が少ない
Bybitの欠点のひとつは、上場通貨の少なさです。2021年4月2日現在、8種類しかありません。
8種類は暗号資産業界において少ない数です。同じ日本語対応の海外仮想通貨取引所であるBINANCEでは300種類近く上場させています。国内でも最多はCoincheckの15種類です。
以上から買いたい暗号資産にあたりづらいのが、Bybitの弱点でしょう。
3-2.暗号資産FXしか利用できない
Bybitは暗号資産FXしか使えません。現物取引のようなほかの形式が見られません。
暗号資産FXとはいわゆるレバレッジ取引のことを言います。預けた証拠金に応じて、決まった倍数分の金額を取引できるルールです。少ない金額で大きな利益を見込めますが、そのぶん損失リスクも上がります。
証拠金のぶんだけ取引すればレバレッジ1倍ですが、1日に3回持ち越し手数料もかかります。これは通常タイプの現物取引では見られません。現物でやりたい人にとっては、Bybitは物足りないでしょう。
3-3.出金時間が決まっている
Bybitでは自由に出金できません。日本時間で1時、9時、17時の3回しか出金処理が済まないからです。すぐに資産を引き出したいユーザーにとっては厳しいでしょう。
Bybitは出金処理を手動で行っているため、完了のタイミングが絞られています。自動にしていると、気づかないうちにハッキング被害を受けるリスクがあり、運営側が懸念しているようです。
セキュリティを維持するため、Bybitは手動で出金を処理しています。これがユーザーの資産の引き出しに時間がかかる要因です。
3-4.手数料がやや高め
Bybitでは出金手数料がやや高いのもデメリットです。入金時は手数料を設けていませんが、出金時はマイナーに払わなければいけません。
マイナーとは、暗号資産のデータであるブロックを作り、取引や送金を承認する役割です。売買や送金のたびに、暗号資産には動いた事実がブロックに記録されます。一連の記録作業は「マイニング」です。
Bybitではマイナーに払う手数料がデメリットです。種類によって以下の違いもあります。
Bybitの出金手数料 | |
ビットコイン (BTC) | 0.0005BTC |
イーサリアム (ETH) | 0.01ETH |
リップル (XRP) | 0.25XRP |
イオス (EOS) | 0.1EOS |
テザー (USDT) | 5USDT |
ビットコインでは日本円にして約3000円相当です。出金は手数料で利益を傷つけすぎないように、1度で決めましょう。
3-5.円建て取引ができない
Bybitは円建て取引ができません。クレジットカードによる暗号資産購入では日本円も使えますが、本来のレバレッジ取引には使えないので注意しましょう。
海外の取引所では、日本円非対応が多数です。BinanceやOKExなどほかの人気取引所でも日本円は入金できません。国内取引所からビットコインのような暗号資産をBybitに送り、BTC建てで取引に参加できます。
Bybitではクレジットカードを使えば、日本円払いで暗号資産を買えます。しかしレバレッジ取引は円建てではできません。
4.Bybit (バイビット) の評判・口コミ
4-1.良い口コミ
BybitのUSDT建ては両建てできる(ロングとショートを同時に持てる)ので強い
そして国内取引所のように取引手数料はメイカー(指値注文)の場合-0.075%とマイナス手数料(報酬をもらえる)なのでスキャルピングやBot運用にも向く
アルトコインでガチャガチャする気がない人はBinanceよりBybitがいいよ
— $LQFC (@0xlqfc) January 28, 2021
BybitのMaker手数料がマイナスであることへの評価です。指値注文でお得に取引できるメリットは、多くのユーザーに伝わっています。
日本取引所を経由してbybitがいいと思いますよ。bybitまじでサーバーが強い。クラッシュ時でも注文が通る。
— さしみねこ (@sashimi_neko3) December 1, 2020
Bybitのサーバーの強さを評価するツイートです。サイトがクラッシュしたときでも注文できた経験があるようで、その強固ぶりが好印象につながっています。
手数料のお得感やサーバーの強さ以外にも、Bybitにはさまざまな高評価ツイートが見られます。Twitterをチェックして、気になるコメントを探してみましょう。
4-2.悪い口コミ
ビットコインFXやるならVirtueForexがオススメです。
レバレッジ10倍。
BTCJPYやETHJPYなどの日本人には嬉しい日本円建て通貨ペアで取引可能です。
Bybitもいいけど円建て通貨ペアがないから不便。https://t.co/Xc0IkX6AWc— ☆.。.あすみ☆.。.☆ (@_0714asumi) April 1, 2021
日本円建てがあるVirtueForexという取引所との比較で、Bybitのデメリットを指摘しています。海外仮想通貨取引所では通常の売買に日本円が使えないのが厳しいところです。
Bybit、BTC出金手数料が一律0.0005BTC。
たった8万出すのに3180円の手数料かかるとは。
FXの出金無料の世界でやってきたので違和感強め— Genzo (@genzouhousi) March 20, 2021
Bybitの出金手数料の高さを気にしているようです。FXで出金手数料が無料だった経験もあることから、手数料をデリケートに感じているのでしょう。
日本円が使えず、出金手数料が高いなど、口コミではBybitの弱点を語る声もあります。良い口コミだけでなく、注意点として悪い方にも目を向けましょう。
5.他の海外仮想通貨取引所と比較したBybit (バイビット) のメリット
海外仮想通貨取引所のうち日本語に対応しているものに限り、特徴を比較してみました。
取引所 | 最大レバレッジ | 手数料 |
Bybit | 100倍 | Maker:-0.025% Taker:0.075% |
BINANCE | 125倍 | 0.1% |
BitMEX | 100倍 | Maker:-0.025% Taker:0.075% |
CryptoGT | 500倍 | 0.1% |
BybitのほかにもBitMEXがMaker手数料マイナスで、互角といえます。それ以外との比較では、Bybitが手数料面で優勢です。BINANCEとCryptoGTの手数料はMakerとTakerで分けていませんが、Bybitは両方で2社より優れています。
レバレッジの最大倍数では、BybitはBitMEXと互角で、BINANCEやCryptoGTを下回ります。しかし倍数が大きいほど損失リスクが高いので、安全面でBybitが優位ともとれるでしょう。
Bybitは日本語対応のある海外仮想通貨取引所の中で、手数料面で恵まれています。倍数を低く抑えることで安全性をアピールしているようです。
6.Bybit (バイビット) のメリットまとめ
Bybitにはさまざまなメリットがあります。サービス面では日本語対応があったり、スマートフォンアプリが使えたりします。セキュリティ強化にも積極的であるなど、信頼性の高さが印象的です。
一方で日本円建てで取引できず、出金手数料が高いなど、デメリットにも注意しましょう。
Bybitは海外仮想通貨取引所のなかでも特に日本人ユーザーが多く、情報も多いため初心者の方でも安心して利用できるでしょう。本人確認不要で気軽に口座開設できるので、ぜひBybitで取引を始めてみてください。