- サーバーが強い海外仮想通貨取引所はBybit・BINANCE・OKEx
- 海外の取引所の方が日本の取引所に比べサーバーが強い傾向にある
- サーバーダウンで損しないためには複数の取引所を利用する、長期間ポジションを保有しないことが重要
目次
海外仮想通貨取引所選びでサーバーの強さが大切な理由
取引のタイミングを逃さない
サーバーが強い取引所を使えば、取引タイミングを逃しにくくなるといえるでしょう。
なぜならサーバーが強ければ多数の処理を同時に捌けるため、いつでも注文が通りやすいためです。
仮にサーバーが弱かったとすると、処理に時間がかかってしまいます。そうすると、「今だ」と思ったタイミングで注文をしても、実際に注文が通るのはその数秒後になってしまいます。
デイトレードやスキャルピングにおいてはわずか数秒のズレが利益を大きく左右します。
そのためサーバーの強さは取引所を選ぶ上で大切なのです。
サーバーダウンを避ける
サーバーが強い取引所はサーバーダウンの心配があまりありません。
投資においてサーバーダウンは致命的な問題です。
ダウンしている間は当然取引ができないのに加え、含み損を持っていた場合はさらに損失が膨らむ可能性があります。
またサーバーダウン中はロスカットも執行されないため、負債を負うリスクも考えなければなりません。
たとえ含み益があった場合でも利確ができないため損失に転じてしまうおそれもあります。
そのため、安全に取引をするためにはサーバーが強い取引所を選ぶことが重要なのです。
海外仮想通貨取引所と国内取引所のサーバー比較
国内の取引所と海外の取引所では、どちらの方がサーバーが強いのでしょうか。
ここでは国内大手のDMM Bitcoin、bitFlyer、Coincheckの3社と上記海外仮想通貨取引所3社のサーバー強度を比較してみます。
サーバーの強度を数値で表すことは難しいため、下記の観点から比較しています。
- 利用者数
- 出来高
- 現在までのトラブル状況
結果海外の取引所の方がサーバーが強い傾向にあることがわかります。
大きな要因となるのが利用者数と出来高でしょう。BybitやBINANCEは世界トップクラスの出来高を誇っているため、膨大な取引量に耐えられる環境を整備しています。
そのため相場が静かでも荒れていても安定した取引ができるのです。
とはいえ国内の取引所は海外のそれと比べ利用者や出来高が少ないため、それだけサーバーへの負荷は軽くなります。よって国内取引所のサーバーが貧弱というわけでもないので自分にあった取引所を選択することが大切です。
海外仮想通貨取引所のサーバーダウン時に損をしないためにできること
複数の取引所を利用する
サーバーダウン対策としては、複数の取引所を利用するのが効果的です。
なぜなら資産やリスクを分散できるためです。
仮に1つの取引所がサーバーダウンしてしまった場合でも別の取引所で取引は続けられます。また資産も分散することになるのでサーバーダウンによりその取引所にある資金がなくなってしまった場合でも再起が可能です。
株式投資においてポートフォリオを組むイメージです。
複数の取引所を使うことの利点はサーバーダウン対策のみではありません。
外部からの攻撃や取引所が潰れてしまうリスクなどの対策にもなり得るのです。
ポジションを長時間保有しない
ポジションの保有期間をできるだけ短くすることもサーバーダウン対策になります。
なぜなら保有期間が長引くほどサーバーダウンの被害に遭うリスクが高まるためです。
サーバーダウンはいつ起こるかわかりません。ポジションを持っている期間を短くすれば、いざダウンしてしまったときも資金を守れます。
サーバーダウンの観点からも、含み損が出ているからといって塩漬けにするのも得策とはいえないでしょう。
その日中に手仕舞う、長期間ポジションを保有する場合はロットを小さくするなど、自身の投資スタイルに合った対策を実施してみましょう。
海外仮想通貨取引所サーバー強度おすすめ比較ランキング
1位 Bybit (バイビット)
Bybitはシンガポールに拠点を置くデリバティブ特化の取引所です。
Bybitでは1日に約1兆円弱もの金額が取引されています。実に世界第4位の取引量です。
かなりの量が取引されると、それだけサーバーにも負荷がかかってきます。
しかしBybitでは動作の軽いサーバーを採用しているため、膨大な取引量があっても遅延なく注文を通すことを可能にしているのです。
そのため急激な価格変動が起きているときでも焦らず取引ができます。
また手数料についても、安いことに加え一律で設定されているため初心者にも優しいと評価されています。
Bybitはサーバーの強さや手数料の観点から安心して利用できる取引所といえるでしょう。
Bybitの基本情報 | |
---|---|
所在地 | シンガポール |
取り扱い通貨 | BTC/ETH/XRP/EOS/USDT |
入金/出金手数料 | 無料/通貨による |
取引手数料 | メイカー: -0.025%/テイカー: 0.075% |
サーバー強度 | ★★★★★/グレーリリースとホットパッチ |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引の種類 | FX |
追証 | なし |
スマホアプリ対応 | ◯ |
日本語問い合わせ窓口 | ◯ |
2位 BINANCE (バイナンス)
BINANCEはデリバティブ取引では世界一の取引量を誇る業界最大手の取引所です。
BINANCEでは1日に約4.5兆円もの金額が取引されています。サーバーにかかる負荷は計り知れないほどでしょう。
しかしBINANCEは大きなサーバーダウンを起こしたことがほとんどありません。
2018年に利用者増加によるサーバーが重くなっている問題に対し、BINANCEはアップグレードを実施しました。
さらにBINANCEのクラウドはAWS(Amazon Web Service)を利用しています。つまり世界の中でもトップクラスに優秀なサーバーを使っているのです。
そのためプロの投資家からも高い評価を得ています。
またBINANCEではバイナンスコインの取引量や保有量によって手数料が優遇されます。そのためバイナンスコインでの投資を考えている方にはメリットが大きい取引所です。
BINANCEの基本情報 | |
---|---|
所在地 | マルタ |
取り扱い通貨 | 700種類以上 |
入金/出金手数料 | 無料/通貨による |
取引手数料 | メイカー: 0.02%~0.1%/テイカー: 0.04~0.1% |
サーバー強度 | ★★★★★/AWS |
最大レバレッジ | 125倍 |
取引の種類 | FX/現物取引/先物取引/信用取引 |
追証 | なし |
スマホアプリ対応 | ◯ |
日本語問い合わせ窓口 | ◯ |
3位 OKEx (オーケーイーエックス)
OKExはBINANCEなどと並び中国3大取引所と称される大手の取引所です。
OKExは2020年2月にDDoS攻撃を受けました。
DDoS攻撃とは、サーバーに一気に大量アクセスを送ることによりサーバーをダウンさせる攻撃のことです。
しかしOKExの技術サポートチームが迅速に対応したことでユーザーへの影響を出さずに自体を収束させています。
OKExはDDoS攻撃を受けたあと、サーバーの強化を実施したため現在はさらに強力なサーバーを擁しているのです。
OKExではBINANCEと同じく独自通貨であるOKBトークンの保有量によって手数料が優遇される仕組みになっています。OKExはOKBの投資を考えている方に向いているサービスです。
ただし現状OKExは日本語に対応していない点に注意しましょう。
OKExの基本情報 | |
---|---|
所在地 | マルタ |
取り扱い通貨 | 100種類以上 |
入金/出金手数料 | 無料/通貨による |
取引手数料 | メイカー: -0.015%~0.1%/テイカー: 0.025~0.15% |
サーバー強度 | ★★★★ |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引の種類 | FX/現物取引/オプション取引/現物取引 |
追証 | なし |
スマホアプリ対応 | ◯ |
日本語問い合わせ窓口 | なし |
海外仮想通貨取引所サーバー強度おすすめ比較ランキングまとめ
サーバーがダウンすると、大切な取引機会を失うだけでなく資産損失の拡大に繋がってしまうような事態が起こり得ます。
そのため、取引しようとしている取引所の過去に起きているサーバートラブルなどを入念に調べて、取引以外のところでリスクがないようにしましょう。
BINANCE (バイナンス) アフィリエイトの始め方!誰でも報酬を受け取れる仕組み BINANCE (バイナンス) のレバレッジ取引のやり方や追証についてわかりやすく解説! BINANCE (バイナンス) の入金ガイド|おすすめの入金方法や入金手数料・入金反映時間について解説