この記事のポイント

2022年11月30日にBINANCEは日本進出を発表
上記に伴ってBINANCEは日本人ユーザーの新規登録を停止
代わりにおすすめの海外仮想通貨取引所はBybit

世界最大手の海外仮想通貨取引所であるBINANCEは、2022年11月30日に日本市場へ参入することを発表しました。

それに伴い、現在BINANCEは日本からの新規登録を停止しています。

本記事では、BINANCEが日本人の登録を停止した詳しい経緯や、既存の日本人ユーザーが取るべき対応などについて紹介していきます。

BINANCE (バイナンス) が日本人の利用を停止

2022年11月30日にBINANCEは、日本の仮想通貨取引所であるサクラエクスチェンジビットコインを買収して日本市場に参入することを公式サイトや公式Twitterアカウントなどで発表しています。

#Binance has acquired 100% of Sakura Exchange BitCoin (SEBC), the Japanese-registered crypto exchange service provider.https://t.co/GSPYxQvamg

— Binance (@binance) November 30, 2022

BINANCEはこれまでに、2度にわたり金融庁から無登録業者として警告を受けてきました。しかし、これによりBINANCEは金融庁への登録事業者として日本国内でサービスを展開していくこととなります。

また、上記の発表とほぼ同時にタイミングで、BINANCEは日本からの新規登録の受付を停止しました。登録フォームを開いても以下のように警告メッセージが表示されてしまい、登録手続きを行うことはできません。

日本から新規登録が停止された原因としては、BINANCEの取り扱い通貨数や最大レバレッジなどの取引条件が日本の規制に抵触するためだと考えられます。

今後日本人がBINANCEを利用したい場合は、今後の発表が予想される「バイナンスジャパン」を利用する必要があるでしょう。

BINANCE (バイナンス) を日本人が利用するのは禁止？

BINANCEが日本からの新規登録を停止したというニュースを見て「既存のBINANCEアカウントはどうなるのか？」と疑問に思った方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、既存のBINANCEユーザーがどうなるのかといったことや今後の見通しについて解説していきます。

既存の日本人ユーザーが利用し続けることは禁止されていない

BINANCEへ日本からの新規登録はできなくなりましたが、すでに登録済みのユーザーであれば引き続き利用し続けられます。

筆者もBINANCEを利用していますが、入出金や取引などにおいて制限がかけられるといったことは現時点ではないようです。

また、金融庁に未登録の海外仮想通貨取引所を利用することは違法ではないので、法的な面でも問題はありません。

ただし今後は日本人ユーザーの利用が規制される可能性が高い

現時点で既存の日本人ユーザーがBINANCEを利用し続けることに問題はありませんが、今後については利用できなくなる可能性があります。

昨日破綻したFTXが2021年に日本進出を発表したときも、当初は既存の日本人ユーザーは問題なく取引できていました。しかし、発表から数ヶ月経つと既存ユーザーもログインできなくなったのです。

恐らく「バイナンスジャパン」がローンチしたら、既存ユーザーについても移行を促され、最終的にはログインや入出金、注文に制限がかかると思われます。

BINANCE (バイナンス) の代わりはBybit (バイビット) がおすすめ

BINANCEに登録できなくなってしまったため、「どの海外仮想通貨取引所を利用すればいいかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか？

また、今後BINANCEが利用できなくなる可能性は高いため、「別の海外仮想通貨取引所に移行したい」という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方におすすめの海外仮想通貨取引所がBybitです。

ここでは、Bybitについて概要やおすすめする理由について説明していきます。

Bybit (バイビット) とはどんな仮想通貨取引所？

Bybitの基本情報
取り扱い通貨数	250種類以上
最大レバレッジ	125倍
取引手数料 (現物)	〜0.1%
取引手数料 (先物)	Maker：〜0.01% / Taker：〜0.06%
ゼロカットシステム	◯
日本語対応	◯
スマホアプリ対応	◯