- 出金手数料は通貨の種類や利用するブロックチェーンによって変わる
- 本人確認していない状態だと1日あたりの出金上限が10BTC
- 出金できないときはアドレスやメモの入力間違いを最初に確認する
本記事では、MEXCの出金方法について画像を用いて詳しく解説します。
本記事を読むことで、スムーズにMEXCから出金できるようになります。
MEXCの出金がうまくいかない場合の原因と対処法についても記載しています。出金で困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
MEXC (旧MXC) の出金ルール
まずは、MEXCから出金するときのルールについて解説します。
出金できるのは仮想通貨のみ
MEXCで出金できるのは、仮想通貨だけです。そもそも法定通貨は入金に対応していないので、出金もできません。
MEXCは1,000種類以上の仮想通貨を取り扱っているので、送金できる仮想通貨の種類は非常に多いです。
ただし、送金先の取引所やウォレットが必ずしもMEXCから送金する仮想通貨に対応しているとは限りません。
送り先で受け入れ可能な通貨種類を確認してから、送金しましょう。
出金手数料と最低出金額は通貨によって異なる
出金手数料と最低出金額は仮想通貨の種類によって異なります。
2022年3月時点での、主要な5つの通貨について出金手数料と最低出金額を表にまとめました。
主要通貨の最低出金額・出金手数料 | ||
仮想通貨名 | 最低出金額 | 出金手数料 |
ビットコイン (BTC) | 0.001BTC | 0.0005BTC |
イーサリアム (ETH) | 0.001ETH | 0.00600117ETH |
リップル (XRP) | 12XRP | 0.00600117ETH |
ビットコインキャッシュ (BCH) | 0.02BCH | 0.001BCH |
ライトコイン (LTC) | 0.1LTC | 0.001LTC |
※ネイティブネットワークを使用する場合
出金手数料はネットワークの状況に応じて変わります。
出金の都度確認してください。
利用するブロックチェーンによっても出金手数料は異なる
上記で仮想通貨の種類ごとに出金手数料と最低出金額が異なると書きましたが、送金に使用するネットワークによっても変わります。
たとえばビットコイン (BTC) の送金に利用できるネットワークは、次の3種類があります。
- ビットコイン (BTC)
- TRC-20
- BEP20 (BSC)
それぞれのネットワークにおける最低出金額と出金手数料の違いは、次のとおりです。
使用するネットワークごとの最低出金額・手数料 (BTC) | ||
使用するネットワーク | 最低出金額 | 出金手数料 |
ビットコイン (BTC) | 0.001BTC | 0.0005BTC |
TRC-20 | 0.001BTC | 0.0001BTC |
BEP20 (BSC) | 0.0001BTC | 0.00001BTC |
TRC-20ですとネイティブネットワーク (BTC) の5分の1、BEP20 (BSC) ですと50分の1のコストで送れることがわかります。
ただし、ネイティブ以外のネットワークを選択するには、送金先のアドレスも同じネットワーク上のものでなければなりません。
ネットワークをネイティブ以外のものに選択できるかどうかは、送り先の取引所によるといえるでしょう。
またネットワークごとの出金手数料は、ネットワークの混雑状況に応じて変わります。送金の都度確認するようにしてください。
出金時に「メモ」が必要なことがある
MEXCに限った話ではありませんが、一部の仮想通貨において出金申請の際、メモを入力しなければならないことがあります。
取引所がメモに入力されたテキストをもとに、入金アカウントを判別する場合があるからです。
メモ欄への入力が必要となる、代表的な仮想通貨の例は次のとおりです。
- リップル (XRP)
- ステラルーメン (XLM)
- イオス (EOS)
送金先の取引所で入金先アドレスを表示するときに、メモの入力が必要かどうかが表示されます。
メモの入力を忘れると仮想通貨を失う可能性があるので、注意しましょう。
10BTC以上の出金をするには本人確認が必要
MEXCの本人確認には2種類があり、本人確認のレベルに応じて、24時間あたりの出金可能額が緩和されます。
本人確認レベルごとの出金可能額 | |
認証レベル | 出金可能額 |
本人確認なし | 10BC |
簡易認証 | 80BTC |
認証 | 200BTC |
1日あたり10BTC以上出金したければ、本人確認を済ませておいたほうがよいでしょう。
それぞれの本人確認において提出が必要な情報は、次のとおりです。
認証レベル | |
認証レベル | 提出する書類 |
簡易認証 | 身分証明書 |
認証 | 身分証明書を手に持った状態のセルフィー |
本人確認の完了までには時間がかかるので、前もって済ませておくとよいでしょう。
MEXCの本人確認方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
MEXC (旧MXC) の口座開設方法と口座開設キャンペーン、本人確認について詳しく解説MEXC (旧MXC) の出金手数料
MEXCの出金手数料は、ネットワークの状況に応じて都度調整されます。
ネットワークが混雑していると価格が上がり、空いていると下がります。
2022年3月時点での、主要通貨の出金手数料は次のとおりです。
主要通貨の出金手数料 | |
仮想通貨名 | 出金手数料 |
ビットコイン (BTC) | 0.0005BTC |
イーサリアム (ETH) | 0.00600117ETH |
リップル (XRP) | 0.1XRP |
ビットコインキャッシュ (BCH) | 0.001BCH |
ライトコイン (LTC) | 0.001LTC |
テザー (USDT) | 1USDT (※) |
ソラナ (SOL) | 0.01SOL |
カルダノ (ADA) | 1ADA |
ポルカドット (DOT) | 0.1DOT |
ポリゴン (MATIC) | 0.1MATIC |
※ ネットワークにTRC-20を使用した場合
出金手数料は都度変わるため、実際に支払う手数料は上記とは異なる可能性があります。出金手続き画面で手数料をご確認ください。
MEXC (旧MXC) で出金先アドレスを登録する方法
MEXCで出金するには、出金先アドレスを事前に登録しておくと便利です。
ここでは出金先アドレスの登録手順を解説します。
STEP1 「出金先管理」を表示する
上部メニューの「アカウント」をクリックしましょう。そして「出金先アドレスの管理」を選択します。
STEP2 「出金先を作成する」をクリックする
「出金先を追加する」ボタンを押しましょう。
STEP3 出金先アドレスなどを記入する
出金先アドレス等を記入する画面が表示されます。
最初に、出金する仮想通貨の種類を選択しましょう。
次に、使用するネットワークを選択します。ネットワークは出金先アドレスのネットワークと一致させる必要があります。
出金先の取引所で入金用アドレスを表示したとき、ネットワークの選択画面がなければ、その取引所はネイティブブロックチェーン以外のネットワークには対応していないということです。この場合、MEXCの出金・送金画面ではネイティブのブロックチェーンを指定してください。たとえばビットコイン (BTC) であればBTCを、イーサリアム (ETH) であればETHを選択します。
次に、出金先のアドレスをコピーして貼り付けましょう。アドレスを判別しやすいようラベル欄にわかりやすい名前を入れます。取引所名などがよいでしょう。
最後に「確認」ボタンを押します。そうすると、セキュリティ認証が始まります。
「今すぐ手に入れる」をクリックすると、認証コードが記載されたメールがきます。
メールを開き、届いた認証コードを入力しましょう。次に認証アプリに表示されたコードを入力して「確認」をクリックします。
以上で出金アドレスの登録は完了です。
MEXC (旧MXC) の出金方法
出金先アドレスを登録した後の、出金申請の手順について解説します。
STEP1 ウォレットを表示する
上部メニューの「ウォレット」から「概要」へ進みましょう。
STEP2 出金画面を表示する
「出金」をクリックします。
STEP3 必要事項を記入して出金
出金する仮想通貨の種類を選択し、ネットワークを選択しましょう。
出金先アドレスを選択して出金数量を入力します。そして「提出」をクリックしましょう。
そうするとセキュリティ認証が始まります。画面に従って認証手続きを行ってください。
MEXC (旧MXC) からの出金が反映されない時の理由と対処法
MEXCから出金手続きしても反映されないときの、考えられる原因と対処法についてまとめました。
アドレスの入力ミス、メモの入力忘れ
出金申請のときに記入した情報が間違っているのかもしれません。
次の3つのケースが考えられます。
- アドレスの記入ミス
- 他の取引所のアドレスを選択していた
- メモを入力し忘れた
1つ目は、アドレスの記入ミスです。送金先のアドレスと、実際に送ったアドレスを照らし合わせてみてください。もしアドレスを間違えた場合、仮想通貨が返ってこない可能性がありますが、念の為MEXCに問い合わせてみましょう。
アドレスの記入間違いを防ぐには、手入力をしないことです。コピー&ペーストやQRコードの読み込みを活用するのがおすすめです。
2つ目は、他の取引所のアドレスを誤って選択しているケースです。送金先のアドレスと、出金手続きしたアドレスをチェックしてみてください。
3つ目はメモ欄への入力のし忘れです。取引所が入金された仮想通貨を各アカウントに振り分ける際、メモ欄に入力された情報をもとにしているケースがあります。
メモが入力されていないと、どのアカウントの入金なのかを取引所が判断できません。メモの入力を忘れた場合は、送金先の取引所に問い合わせましょう。メモの入力を求められる代表的な仮想通貨は、次の3つです。
- リップル (XRP)
- ステラルーメン (XLM)
- イオス (EOS)
ブロックチェーンを間違えている
適切でないネットワークを選択しているかもしれません。ネットワークの選択を誤ると、仮想通貨を失う可能性があります。MEXCでは多数のブロックチェーンに対応していて、より安いガス代や短い時間で出金できるチェーンを選択できます。
ただしそれらのネットワークを使うとき、送付先のアドレスがそのネットワークに対応している必要があります。
送付先の入金アドレスが、どのネットワークに対応しているものなのかを確認しましょう。
送付先の取引所で入金アドレスを表示したとき、ネットワークの選択肢がなければ、そのアドレスはネイティブブロックチェーンのアドレスです。
入金用アドレスがネイティブブロックチェーンのものだった場合、MEXCの送金ネットワークに、ネイティブブロックチェーンを選択する必要があります。
もし別のネットワークを指定してしまった場合、MEXCのサポートへ問い合わせることをおすすめします。
送金が完了していない
ユーザー側からの送金・出金申請は終わっているものの、MEXC側で手続きがストップしているのかもしれません。
以下の手順を実行し、送金のステータスを確認してください。
上部メニューから「ウォレット」>「資金履歴」へ進みます。そして「出金」タブをクリックしましょう。
該当する送金履歴のステータス欄を確認します。「送金中」になっている場合は、MEXC側の送金手続きが完了していません。
送金完了までしばらく待ってみましょう。
送金詰まりが起きている
送金ステータスが「送金完了」となっていた場合、ブロックチェーンでの承認に時間がかかっている可能性があります。ブロックチェーンでの処理状況を確認するには、次の手順を実行してください。
- MEXCのカスタマーサポートへ連絡し、送金時のトランザクションID (TXID) を教えてもらう
- Webブラウザでブロックチェーンエクスプローラーを立ち上げる
- TXIDを検索ボックスに入力して検索
- Confirmationsの数値を確認
- 送金先の取引所サイトで入金に必要な承認数を確認
まずMEXCのサポートに連絡し、TXIDを教えてもらいましょう。TXIDとは、送金情報ひとつひとつに割り振られる固有のIDです。
次にWebブラウザで、ブロックチェーンエクスプローラーを開きましょう。送金に使用するネットワークごとにエクスプローラーは異なるので、以下の検索キーワードを使用して検索してみてください。
検索キーワード:「”送金に使用したネットワーク名” blockchain explorer」
たとえばビットコイン (BTC) をBEP20で送金した場合、「BEP20 blockchain explorer」と検索します。BEP20の場合、「BscScan」というページがヒットすると思います。
ブロックチェーンエクスプローラーを開くと、検索ボックスがあります。その検索ボックスに、TXIDを入れて検索してください。該当するトランザクションの情報が表示され、「Confirmations」というワードが記載されていると思います。このConfirmationsの数値を確認しましょう。
入金に必要な承認数は、取引所と仮想通貨の種類ごとに異なります。送金先の取引所で、入金に必要な承認数を確認してください。Confirmationsの数値が入金に必要な承認数以下の場合は、承認が進むまでしばらく待ちましょう。
解決しない場合はサポートに連絡する
Confirmationの数値が入金要件の承認数を上回っている場合は、送金先の取引所に問い合わせてみましょう。
アドレスやチェーンを間違えた場合は戻ってこない可能性が高いですが、MEXCのサポートに連絡してみてください。
MEXC (旧MXC) 出金についてのまとめ
- MEXCから出金できるのは仮想通貨のみ
- 出金ネットワークを多数のネットワークから選択できる
- 出金・送金手数料はネットワーク状況に応じて都度変更される
MEXCでは、出金に使用するブロックチェーンを多数の種類から選択できます。
ネイティブチェーンに比べて、より安い手数料とより低い最低出金額、より短い時間で送付できるでしょう。
ただし送金先の取引所やウォレットが、MEXCの採用しているネットワークに対応している必要があります。
出金・送金手数料は、利用するネットワークやネットワークの状況に応じて、都度変更されます。実際にかかる手数料については、出金する際に確認しましょう。
本記事を参考に、MEXCから送金・出金してみてください。