- Gate.ioのメリットは700種類以上の取り扱い通貨や高いセキュリティレベル
- 日本人 (日本居住者) にとって少し使いづらい点も
- Gate.ioはメールアドレスのみで簡単に口座開設が可能
Gate.ioは中国を拠点とする海外仮想通貨取引所です。
700種類以上の仮想通貨を取り扱っており、様々なセキュリティ対策を行っているため、世界中で多くの利用者がいます。
一方で、日本人居住者に対して取引を制限していたり、日本語の対応が完全にはされていなかったりなど、日本人 (日本居住者) にとっては少し使いづらい取引所と言えるかもしれません。
本記事では、Gato.ioのメリットやデメリットを解説した後、口座開設方法などの使い方を画像つきで説明します。Gate.ioはメールアドレス1つで簡単に口座を開設できるため、気になった方は開設してみて下さい。
目次
Gate.io (ゲート) とは
Gate.ioは中国に拠点を持つ2013年設立の仮想通貨取引所です。
700種類の通貨を取り扱っており、現在 (2021年9月) 日本人向けには現物取引のみ対応しています。
他の取引所に上場していない通貨も多いことから、まだ注目されていな未発掘の草コインに投資したいという人には最適な取引所です。
全世界では100万人以上の利用者がおり、現在もその数を伸ばしています。
セキュリティ対策は二段階認証、コールドウォレットによる管理、マルチシグなど高水準で、日本人でも安心して利用することができます。
Gate.io (ゲート) の抑えるべき4つのメリット
Gate.ioのメリットは以下の4つです。
- 取り扱い通貨数は700種類以上
- 口座開設が簡単
- 高いセキュリティレベル
- 入出金手数料が無料
取り扱い通貨数は700種類以上
Gate.ioの取り扱い通貨数は700種類以上なので、他の取引所にはない通貨を取引することができます。
取り扱い通貨数が多い海外取引所と言うとBINANCEが挙がりますが、その取り扱い通貨数は約370種類です。
Gate.ioはその約2倍の通貨を取り扱っているため、気になった草コインを購入できる確率はかなり高いと言えるでしょう。
口座開設が簡単
Gate.ioの口座開設はメールアドレスだけあれば数分でできます。つまり、口座開設したその日から取引を始めることが可能です。
取引したい通貨があっても口座開設で時間がかかっているうちに「価格が上がってしまった」なんてことは仮想通貨投資ではよくあります。なのでこの手軽さはうれしいですね。
また、国内の取引所だと本人確認が必須になっていますが、現在Gate.ioでは任意となっています。
本人確認をすることで出金の限度額がビットコイン (BTC) の場合、1日あたり約2BTCから100BTCに引きあがります。しかし、よほど大口の投資家でなければ気にすることではないでしょう。
高いセキュリティレベル
近年では仮想通貨取引所のハッキング事件が多発しており、取引所には高いセキリュティ対策が求められています。
Gate.ioは、ネットワークから隔離されたコールドウォレット、マルチシグ (電子署名を複数回必要とする状態) 、二段階認証などセキュリティが非常に高いサービスを提供しています。
仮想通貨投資で大きなリターンを狙うことは大事ですが、その仮想通貨をどこにおいておくかは場合によってさらに重要かもしれません。
Gate.ioのようなセキュリティの高い取引所を利用していることが資産を守る上で重要ですし、精神的な安定にも繋がります。
仮想通貨という目に見えないものを扱っている以上、セキュリティのポイントは妥協することはできません。ぜひ適切な取引所を検討し、自分の資産管理を行っていってください。
入出金手数料が無料
Gate.ioでは入金・出金の際にかかる手数料がいつでも無料になっています。手数料については本記事で更に詳しく説明します。
Gate.io (ゲート) の注意するべき3つのデメリット
ここまでGate.ioのメリットについて解説してきましたが、デメリットも存在します。
ここではGate.ioのデメリットを3つ解説していきます。
- 日本在住者は取引が制限されている
- 日本語に対応していない
- 取引手数料が高い
日本在住者は取引が制限されている
Gate.ioでは日本の居住者に対しては現物取引のみ対応しており、トークンの購入やレバレッジ取引はできません。
とはいえ、700種類ある仮想通貨の現物取引は可能なので、現物を購入してガチホするために利用する人にとってはなんの問題もないでしょう。
また、レバレッジ取引は現時点で使用できませんが、今後使用できるようになる可能性はゼロではありません。
日本語に対応していない
Gate.ioの公式サイトには日本語も見られますが、取引など大切な箇所は大半が英語で書かれています。
取引手数料が高い
Gateでは最初の取引はMakerとTaker共に0.2%と、高めに設定されています。
ただし、過去30日間の取引量とGate.ioの独自トークンの保有量によって大幅に割引されるので、取引を重ねるほど取引手数料は安くなります。
Gate.io (ゲート) の取り扱い通貨
Gate.ioの取り扱い通貨の種類は700種類以上です。これは、取引高世界一を誇る海外仮想通貨取引所であるBINANCEを遥かに凌ぐ取り扱い通貨数になっています。
まだBINANCEに上場していない「草コイン中の草コイン」にも投資ができるチャンスがあります。
BINANCEに上場が発表されると価格が急騰する傾向があるので、BINANCE上場前にGate.ioで現物を買って仕込んでおけば、大きく利益を伸ばせるかもしれません。
メジャーな通貨はもちろん、Kishu InuやAkita Inuなどいわゆるミーム銘柄も多いです。
Gate.io (ゲート) の手数料
入金・出金手数料
Gate.ioの入金手数料はなんと数量にかかわりなく無料です。入金・出金は仮想通貨のみになっています。
ただし、出金の際はネットワーク利用料がかかることは注意しましょう。ネットワーク利用料は仮想通貨の種類によって異なります。
取引手数料
取引手数料は登録した当初、Maker・Takerともに0.2%に設定されています。
この手数料はVIPランクによって変わり、ランクはGate.ioの取引所トークン「GT」の保有量と過去30日間の取引量によって決まります。
Gate.io (ゲート) の口座開設・登録方法
口座開設
STEP1 公式サイトにアクセス
Gate.ioの公式サイトへアクセスし、右上にある「登録」をクリックします。
日本在住者の制限により、仮想通貨の現物取引のみが利用できる旨が書かれた注意喚起が表示されるので、確認しましょう。
Gate.ioの登録は以下のボタンからも行えます。
STEP2 必要事項を入力
国名、氏名、ログインパスワード、メールアドレスを入力した後「次へ」をクリックし、ファンドパスワードを入力します。
STEP3 メールを確認して完了
パズル認証を終えると、登録したアドレスにメールが届き、URLをクリックすると登録が完了します。
二段階認証
STEP1 セキュリティ画面から二段階認証を選択
まずダッシュボード右上のアカウントタブから「セキュリティ検証」を選択します。
「セキュリティ検証」と書かれた画面が表示されるので、「2段階認証」の「即時紐付け」を選択。
次の画面で「こちらをクリック」を選択すると、二段階認証の設定画面に移ります。設定方法は次の項目で説明していきます。
STEP2 Google AuthenticatorでQRコードを読み取る
まずAndroid版かiOS版の「GoogleAuthenticator」というアプリを手持ちのスマホにインストールします。
GoogleAuthenticatorの「+」ボタンから「QRコードをスキャン」を選択し、QRコードをスキャンします。
そして、以下の情報を入力し「2段階認証を有効化」を選択すれば完了です。
- GoogleAuthenticator上に表示される6桁のワンタイムパスワード
- ファンドパスワード
- メールで送られてきた認証コード (「コード送信ボタン」を押すと送られてくる)
Gate.io (ゲート) の入出金方法
Gate.io (ゲート) の入金方法
取引を始めるにはまず投資資金をGate.ioの口座に入金する必要があります。
入金は仮想通貨のみ可能で、法定通貨ではできないことに注意しましょう。
他の取引所やウォレットからビットコイン (BTC) やイーサリアム (ETH) 、テザー (USDT) などを送金します。
次に具体的な入金方法を3つのステップで説明していきます。
STEP1 入金画面へ
ダッシュボードの「ウォレット」から「入金」を選択し、入金画面へ移ります。
すると、通貨やチェーン名の選択、QRコードが表示されます。
STEP2 仮想通貨を選択
Gate.ioの口座に入金する仮想通貨と使用するチェーンを選択します。
このとき送金元と使用するチェーンがあっているかしっかり確認しましょう。間違った場合、送金した通貨が戻ってこないことがあります。
STEP3.入金先のアドレスへ送金
QRコードをスキャンするか、入金アドレスをコピーし、出金元からこのアドレスに送金を行いましょう。
Gate.io (ゲート) の出金方法
他の取引所やウォレットに出金・送金も簡単に行うことができます。ここではその方法を簡単な3つのステップで説明していきます。
なお、出金も入金同様に仮想通貨のみ対応しており、法定通貨ではできません。
また通貨の種類によって1日あたり、または1回あたりの出金額が制限されていることには注意しましょう。
STEP1 出金画面へ
ダッシュボードの「ウォレット」から「出金」を選択し、出金画面へ移ります。すると、通貨やチェーン、出金アドレスなどを入力する画面が表示されます。
STEP2 仮想通貨を選択
出金先の口座に送金する仮想通貨と使用するチェーンを選択します。このときもチェーン名を間違わないように注意しましょう。取り返しがつかなくなる可能性があります。
STEP3 アドレスを入力して出金
以下の項目を入力して「リクエスト」を送信すれば完了です。
- 出金先のアドレス
- 出金金額
- ファンドパスワード
- メールで送られてきたパスワード
Gate.io (ゲート) の取引ツール
使いやすい取引画面
Gate.ioの取引画面はシンプルな構成でとても使いやすくなっています。
特に通貨の切り替えがスムーズで、相場が大きく動いた時でも状況を瞬時に把握できます。
実際に使ってみると他の取引所と比べてサクサク動き、遅延も感じられませんでした。
また、Gate.ioは注文方法が次のように3種類もあり、自分の戦略に応じた取引ができます。
注文方法の種類
- 指値取引: 価格を指定した注文
- グリッド取引: 等間隔の値幅で注文
- 時間条件: 時間間隔を指定した注文
Gate.io (ゲート) はスマホアプリも便利
アプリはAndroidとiOS両方に対応してるので、自分の端末に合わせてインストールしてください。
スマホアプリでも取引ツールと同じように取引ができ、外出先でもサクッと注文が出せるので大変便利です。
通知設定をしておけば急な相場の動きがあってもすぐに確認できるので、重要な場面で重宝するでしょう。
Gate.io (ゲート) の口コミ・評判
Gate.io (ゲート) の良い評判・口コミ
https://t.co/MdZj3dGFQsにてKAWS(カウズ:世界的なポップアーティスト)のザ・シンプソンズを描いた作品(添付画像のようなもの)の展示会、及びミステリーボックスの販売が行われるそう。
エアドロップについては情報を集めている最中ですけど、こういうイベントがあるのは良いですね。 https://t.co/yEPYTrdU1Z pic.twitter.com/AsgXNf1BJH— aper (@aper_nft) September 14, 2021
Gate.ioでは、NFTの販売イベントも行っているようです。仮想通貨だけでなくこういったところにも力を入れていることから将来性を感じさせますね。
国内取引所であるコインチェックもNFTを販売していますが、NFTの取引を行っている取引所はまだ数多くありません。
某大手クレジットカード会社もNFTを購入したことから、NFTも資産の一つとして持つことが今後当たり前になるかもしれません。
Gate.io (ゲート) の悪い評判・口コミ
https://t.co/dQrr6GYS4k に1SOL送金したけど全然反映されんな
ここ遅いのかな?— さ to し🪐💫 (@ATH_SATOSHI) September 11, 2021
送金時間が遅いというツイートがいくつかみられました。
送金時間は使用するチェーンや時間帯によっても変わるので、一概に遅いとは言いきれませんが、送金時間を気にする人は注意したほうが良いかもしれません。
xymでhttps://t.co/5Tq3LYB9Ioに送金したら反映されてない……
困るなあ pic.twitter.com/DEfPXlMBaS— ざめは (@_zmh) August 29, 2021
また、人によっては着金していなかったという声もありました。
この手のトラブルは他の取引所でも見られますが、送金する際はいくつかに分けてリスク分散をした上で送金すると良いでしょう。
よく使うアドレスをアドレス帳に登録し対策を行っておくことで、入力ミスによる事故は防げます。
Gate.io (ゲート) のまとめ
- Gate.ioは700種類以上の取り扱い通貨や高いセキュリティレベルが魅力
- 日本居住者には取引が制限されており、現物取引のみ可能
- 公式ホームページは完全に日本語に対応していない
Gate.ioは他の取引所に上場していない草コインを取引したい人、セキュリティ対策が万全な海外取引所を利用したい人におすすめの取引です。
一方で日本居住者の取引が制限されている、日本語に完全対応していないなど、日本人 (日本居住者) にとって使いづらい側面もあります。
口座開設はメールアドレスだけあれば誰でも可能で、当日から取引をはじめることができます。本記事を読んでGate.ioに興味を持った人はぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。