iFOREX (アイフォレックス) は出金拒否が多い? 実際の評判と出金できない・口座凍結を防ぐポイントを紹介

この記事のポイント
  • iFOREXでは不当な出金拒否があるのか?
  • 出金拒否や口座凍結になる禁止取引
  • 出金できない原因や出金ルールについて

海外FXの中には出金拒否をする悪徳業者もいますので、iFOREXが出金拒否をしない業者なのかを知りたいですよね。

せっかくトレードで利益を出しても、出金できなかったら意味がありません。

そこで、iFOREXが悪質な出金拒否をするFX業者なのかを調査しました。

本記事では、SNS上の評判や口コミ、金融ライセンス、運営実績の観点からiFOREXが信頼できるFX業者なのかを検証します。また、出金拒否につながる禁止事項や出金できない事例も紹介しています。

本記事をお読みいただければ、iFOREXの出金拒否に関する不安や疑問を解消することができるでしょう。

目次

iFOREX (アイフォレックス) での出金拒否の噂は本当?

「iFOREX」と検索エンジンで検索すると、サジェストワードに「出金拒否」と表示されることがあります。実際、Web検索やSNSで、iFOREXの出金拒否について確認する方が多いようです。

ただしこれは、XMでもGEMFOREXでも、どこの海外FX業者でもよくある事例です。

利用を考えている海外FX業者に出金拒否がないかをリサーチしているだけなので、iFOREXだけの現象ではないことをまずはご理解ください。

iFOREX (アイフォレックス) では不当な出金拒否の報告はない

とはいえ本当に出金拒否がないかどうか気になるのも事実です。そこで、SNS上にあるiFOREXの出金についての評判を調べてみました。

結論から述べますと、iFOREXが不当な出金拒否をした口コミを見つけることはできませんでした。

仮にiFOREXが悪質な出金拒否を繰り返し行っていたら、すぐにSNSなどで拡散されます。ユーザーの出金を拒否することで一時的にはiFOREXの利益になるかもしれません。

しかし長期的には顧客離れしてしまうため、悪質な出金拒否は業者にとってもマイナスにしかなならないのです。

iFOREX (アイフォレックス) の出金拒否に関する評判・口コミ

iFOREXの出金拒否に関する評判や口コミを調べましたので、参考までに一部を紹介します。

「不当に出金拒否された」という報告はなく、どれも問題なく出金できる報告ばかりです。上記のように「100万単位で出金できた」「出金拒否の噂は聞いたことない」というツイートもありました。

iFOREX (アイフォレックス) の出金処理が早いという評判・口コミ

またiFOREXの出金処理に関する評判や口コミを調べていると、以下のような口コミが多く見られました。

出金拒否どころか「出金が早い」という評判です。

2021〜2022年と比較的最近の口コミなので、現在のiFOREXの出金状況をリアルに知ることができます。

出金方法によっては時間がかかる場合もある

出金拒否ではありませんが「着金するまでに時間がかかる」という口コミも少数ですがありました。

理由として第一に考えられるのが、iFOREXの出金処理から着金までの時間を把握していないことです。

iFOREXでは、出金方法によって着金するまでの時間が異なります。

たとえばクレジットカードでの出金の場合、着金まで1カ月以上かかる場合があります。

着金までにかかる時間を理解していないと「着金が遅い」と感じたり、「出金が拒否された」と誤解する可能性もありますので、事前に確認しておきましょう。

iFOREXの出金方法につきましては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

iFOREX (アイフォレックス) の出金のポイントと注意点を紹介! おすすめの出金方法や出金手数料についても解説

iFOREX (アイフォレックス) は信頼できる老舗FX業者

「iFOREXは出金拒否をする業者」という認識は、SNS上にはないようです。

さらに調べていくと、iFOREXの安全性を裏付ける理由が2つありました。

  • 取得難易度が高い金融ライセンスを保有している
  • 25年以上運営してきた実績がある

審査が厳格な金融ライセンスを保有している

1つ目は「CySEC (キプロス証券取引委員会)」のライセンス保有が挙げられます。

CySECのライセンス取得の難易度はかなり高く、かんたんに認可が下りないことで有名です。

資本金や資産管理の財政面、顧客へのサポート体制など、あらゆる項目について厳格に審査されます。また取得後も、違反行為がないかなど運営状況が監視されています。

そのためCySECのライセンスを取得しているFX業者は、安全性がかなり高いです。

なお日本人が利用しているのは、BVIFSC (英領バージン諸島の金融サービス委員会) の金融ライセンスを取得しているiFOREX内のグループ会社になります。

ですが、CySECの金融ライセンスを所持しているFX業者は、グループ会社の経営状況もCySECに報告する義務があります。

親会社や本部がCySECのライセンスを保有していれば、信頼性や安全性が高いといえるでしょう。

25年以上の運営実績がある

金融ライセンスよりもiFOREXの運営実績の方が、信頼の証として評価されるかもしれません。

iFOREXは1996年の設立以来、四半世紀以上にわたって運営してきたFX業者です。

提供するサービスの質や評判が悪かったら、すぐにユーザーは離れてしまいます。

また会社自体に体力がないと、ギリシャショックなどの金融危機などを乗り越えることは不可能です。

このような実績から、iFOREXは信頼できる海外FX業者と言えるでしょう。

iFOREX (アイフォレックス) で出金拒否や口座凍結になる禁止取引

iFOREXには不当な出金拒否の事例はありませんが、iFOREXが定める禁止事項に違反すると出金拒否や口座凍結のペナルティの対象になります。

iFOREXで禁止されている取引
  • 1日10回以上のスキャルピング
  • 遅延やレートエラーを狙った取引
  • 自動売買での取引
  • 複数口座・複数業者を使った両建て取引
  • iFOREX (アイフォレックス) が不適切と判断した取引

この5つが代表的な禁止取引です。

1日10回以上のスキャルピング

iFOREXではスキャルピングを以下のように定義しており、1日10回以上の取引は違反行為と判断されます。

スキャルピングはわずかな価格の動きで大きな利益を出そうと試みる取引戦略です。この戦略を実行するトレーダーは、小さな価格変動は大きなものに比べて捉えやすいという考えに基づき、1日に10から数百に及ぶ取引を行います。

引用:取引条件 (追加取引規則) |iFOREX

また短期売買でなくとも1日10回以上の取引は、違反行為とされる可能性もあるので、取引回数には注意が必要です。

なお、1日10回未満のスキャルピングは禁止事項として記載がないため、この程度なら問題視されないようです。

遅延やレートエラーを狙った取引

iFOREXではレートの誤差を利用した取引を禁止しています。

たとえば経済指標の発表時など、アクセスの集中によりサーバーが切断または中断され、レートの不一致が発生することがあります。

このタイミングを利用して利益を得ようとするトレーダーもいるかもしれませんが、不法行為と判断されます。多くの海外FX業者でも同様の行為は禁止されていますので、お気をつけください。

自動売買での取引

iFOREXは、アルゴリズムまたはその他のプログラムの使用によって行われる自動取引を禁じています。

自動売買は、MT4やMT5などの取引プラットフォームで動作するEAを使って行うのが一般的です。

しかしiFOREXは独自の取引プラットフォームを採用しているため、これらのEAを動作させることはできません。またEAが動作できないからといって、EAを稼働させるようなソフトウェアも導入してはいけません。

もし自動売買を行いたいなら、他のFX業者を利用する必要があります。

複数口座・複数業者を使った両建て取引

iFOREXは複数の口座を使っての両建てを禁止しています。

これにはiFOREX内の口座同士はもちろん、他社口座を利用することも含まれます。

そもそもiFOREXには1つの口座タイプしかなく、1人のユーザーがiFOREX内に複数口座を持つことができません。また1人のユーザーがiFOREX内に2つ以上の口座を保有することも禁じられています。

複数の口座を持てないからといって、第三者と協力しての両建てをすることも規約違反となりますので、ご注意ください。

iFOREX (アイフォレックス) が不適切と判断した取引

以下の規約にあるように、iFOREXが不適切と判断した取引は、規約違反になります。

他のすべての不法行為、お客様に不当な利益をもたらす行為、もしくは当社が本契約の範囲外で独自の裁量により不適切、もしくは不公正とみなした行為が含まれます。

引用:取引規約|iFOREX

具体的な禁止事項ではなく、iFOREX側の裁量で禁止取引と判断されるので、少し不安が残る方もいるかもしれません。

ですが、サーバーに大きな負担をかけるような取引を避け、普通にトレードしていれば不法行為と見なされることはないでしょう。

もし自身の取引方法に不安がある場合は、iFOREXのサポートに連絡することをおすすめします。日本人スタッフが丁寧に対応してくれます。

iFOREX (アイフォレックス) で出金できない禁止事項以外の原因

ユーザー側がiFOREXの出金ルールを正しく把握していないために、出金できない場合もあります。

iFOREXでの出金時によくあるミス
  • 銀行の口座名義が異なる
  • 出金先の口座番号を間違えている
  • 送金不可の銀行を指定している
  • 一定期間経過後のクレジットカードへの出金
  • 最低出金額以下で出金する

このようなケアレスミスを防げば、キチンと出金できるでしょう。

銀行の口座名義が異なる

iFOREXに登録している氏名と、入金する金融機関の口座名義が異なる場合、iFOREXから出金することはできません。

iFOREXから家族の銀行口座に入金することはもちろん、たとえ同一人物でも名義が旧姓のままの銀行口座に入金することもできないので注意しましょう。

出金先の口座番号を間違えている

出金先の口座番号を入力ミスすると、当然ながら正しく出金されません。

「口座番号は間違えないよ!」と思われる方もいますが、口座番号の入力ミスは数多くあるようです。SNSを見ると、振込先の口座番号を間違えた事例がたくさんあります。

自分は大丈夫と思わず、口座番号の入力には細心の注意を払うことが大切です。

送金不可の銀行を指定している

iFOREXから送金できない銀行を指定した場合、出金できません。

  • ジャパンネット銀行
  • セブン銀行
  • じぶん銀行
  • ゆうちょ銀行

などが出金できない銀行の代表例です。

理由は国際送金に必要なSWIFTコードを上記の銀行は保有していないためです。iFOREXではなく銀行側の問題になります。

出金の際は、自分の利用している銀行にSWIFTコードがあるかを調べた方が良いでしょう。またどうしても不安な方は、iFOREXのサポートに連絡するのも1つの手段です。

一定期間経過後のクレジットカードへの出金

クレジットカードで出金する場合、クレジットカードからの入金額以上は出金できない仕組みになっています。

なぜなら、クレジットカードから支払った分を返金するという形をとるためです。

このような仕組みのため、カード会社によっては一定期間を過ぎると出金できない可能性があります。

iFOREXの公式サイトにも、以下のような注意喚起が記載されています。

クレジットカード入金後、一定期間が経過するとクレジットカードへの返金ができなくなる可能性があります。一定期間については、各カード会社によって詳細は異なります。クレジットカードへの返金ができない場合、出金希望額の全額をご指定の銀行預金口座に振込手続きにより出金いたします。

引用:出金の手続き|iFOREX

また、クレジットカードでの出金の際は返金という形をとるため、実際に着金するまでに多くの時間を要します。カード会社のスケジュールによっては数カ月かかる場合もありますので、ご注意ください。

最低出金額以下で出金する

iFOREXでは最低出金額以下の出金を行うことはできません。

また、国際送金で出金する場合は出金手数料がかかる場合があり、出金額よりも出金手数料の方が大きいと、出金申請は受理されません。

出金方法や出金できない場合の対処法などは以下の記事で詳しく説明しています。あわせてお読みください。

iFOREX (アイフォレックス) の出金のポイントと注意点を紹介! おすすめの出金方法や出金手数料についても解説

iFOREX (アイフォレックス) で出金拒否はないが出金申請に手間がかかる

禁止事項に違反しない限り、iFOREXで不当な出金拒否をされることはありません。

ただし、出金申請の手続きは他のFX業者に比べて少し手間がかかります。

初めて出金する場合は、以下の書類を提出する必要があります。

  • 身分証明書 (運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • 居住地確認書類 (名前と住所が確認できる公的な書類や請求書)
  • 口座への入金に利用したクレジットカードの画像

本人確認の書類を提出して口座を有効化したあとでも、提出の義務があります。

また、出金するごとに「出金依頼書」も必要です。以前までは紙にプリントし、直筆でサインしたあとにFAXもしくはスキャンして送信する必要がありました。

現在は簡素化し、デジタル上で完結できます。それでも直筆でサインする必要はあり、PCの場合はマウスで、スマホの場合は指で署名します。

他社にはない出金手続きに面倒くさいと感じるかもしれませんが、このような仕組みでiFOREXは不正な出金を未然に防いでいるのです。

iFOREX (アイフォレックス) の出金拒否に関するよくある質問

iFOREXの出金拒否について、よくある質問をまとめました。

iFOREX (アイフォレックス) は出金拒否がありますか?

いいえ、iFOREXでは不当な出金拒否はありません。

iFOREX (アイフォレックス) は出金拒否や口座凍結されるような禁止事項はありますか?

iFOREXには出金拒否や口座凍結などにつながる禁止行為があります。

iFOREXが定める禁止取引
  • 1日10回以上のスキャルピング
  • 遅延やレートエラーを狙った取引
  • 自動売買での取引
  • 複数口座・複数業者を使った両建て取引

上記は代表的な禁止取引です。

その他にもiFOREXが不法行為と判断した場合はペナルティの対象となりますので、ご注意ください。

iFOREX (アイフォレックス) で出金申請したのですが着金が遅いです。出金拒否されたのですか?

着金が遅いと感じましたら、出金方法をもう一度ご確認ください。

出金方法により着金までの時間が異なります。特にクレジットカードへの出金は、カード会社側の都合により時間がかかります。

iFOREX (アイフォレックス) から出金できないのですが、原因がわかりません

iFOREXが定める禁止事項に違反してないのならば、以下の理由が考えられます。

iFOREXで出金できない場合のよくある原因
  • 銀行の口座名義が異なる
  • 出金先の口座番号を間違えている
  • 送金不可の銀行を指定している
  • 一定期間経過後のクレジットカードへの出金している
  • 最低出金額以下で出金する

焦らずに出金手続きをご確認ください。

iFOREX (アイフォレックス) の出金拒否まとめ

この記事のまとめ
  • iFOREXでは不当な出金拒否はない
  • ただし禁止事項に違反すると出金拒否や口座凍結の対象になる
  • 出金できない原因は出金ルールを理解していない可能性がある

iFOREXは安全性が高く信頼できるFX業者です。

不当な出金拒否をしているという評判や口コミは見当たらず、長年に渡ってユーザーから支持されてきた運用実績があります。

取得の難しい「CySEC (キプロス証券取引委員会)」の金融ライセンスも保有しており、悪徳業者ではないことを第三者の厳しい審査で証明しています。

仮に出金拒否されたという話を目にした場合は、ユーザー側に問題があったのかもしれません。禁止されている違反取引をしますと、出金拒否や口座凍結などの罰則が適用されます。また出金手続きを正しく行わないと出金できません。

ルールや手順さえしっかり守れば、iFOREXでは問題なく出金できますので、安心してご利用ください。