- XMのスワップポイントが付与される時間
- XMでスワップポイントを稼ぐコツ
- XMのスワップポイントにおける注意点
ポジションを保有しているだけで獲得できるスワップポイントですが、スワップポイントを目的とした取引を行う場合、様々なことに気を配る必要があります。
- 複数口座でリスク分散
- 小ロットのポジションをたくさん持つ
- 高すぎるレバレッジをかけない
- 徹底的なリスク管理
特にマイナー通貨などの高金利通貨は、大きなスワップポイントを獲得できる分注意が必要です。
本記事では、XMのスワップポイントについて紹介していきます。
目次
XM (エックスエム) のスワップポイント一覧
XMのスワップポイント | ||
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
USD/JPY (米ドル/円) | -4.15 | -1.75 |
EUR/USD (ユーロ/米ドル) | -0.78 | -5.58 |
GBP/USD (英ポンド/米ドル) | -3.15 | -4.05 |
AUD/USD (豪ドル/米ドル) | -1.91 | -2.01 |
USD/CAD (米ドル/カナダドル) | -3.98 | -3.38 |
USD/CHF (米ドル/スイスフラン) | -4.91 | -0.09 |
EUR/GBP (ユーロ/英ポンド) | -0.95 | -4.05 |
EUR/JPY (ユーロ/円) | -2.23 | -4.53 |
AUD/JPY (豪ドル/円) | -3.76 | -2.46 |
AUD/CAD (豪ドル/カナダドル) | -4.04 | -3.84 |
AUD/CHF (豪ドル/スイスフラン) | -4.34 | -1.04 |
AUD/NZD (豪ドル/ニュージーランドドル) | -3.98 | -4.88 |
CAD/CHF (カナダドル/スイスフラン) | -4.48 | -1.12 |
CAD/JPY (カナダドル/円) | -3.86 | -2.56 |
CHF/JPY (スイスフラン/円) | -2.65 | -6.69 |
EUR/AUD (ユーロ/豪ドル) | -3.41 | -10.11 |
EUR/CAD (ユーロ/カナダドル) | -3.68 | -9.38 |
EUR/CHF (ユーロ/スイスフラン) | -5.07 | -3.67 |
EUR/NOK (ユーロ/ノルウェークローネ) | -66.98 | -95.98 |
EUR/NZD (ユーロ/ニュージーランドドル) | -2.79 | -11.89 |
EUR/PLN (ユーロ/ポーランドズロチ) | -27.71 | -39.71 |
EUR/SEK (ユーロ/スウェーデンクローナ) | -67.58 | -89.18 |
EUR/SGD (ユーロ/シンガポールドル) | -9.09 | -15.39 |
EUR/TRY (ユーロ/トルコリラ) | 84.42 | -310.68 |
EUR/ZAR (ユーロ/南アフリカランド) | 98.91 | -411.79 |
GBP/AUD (英ポンド/豪ドル) | -6.74 | -8.24 |
GBP/CAD (英ポンド/カナダドル) | -7.1 | -7.4 |
GBP/CHF (英ポンド/スイスフラン) | -7.5 | -2.3 |
GBP/JPY (英ポンド/円) | -4.64 | -2.94 |
GBP/NZD (英ポンド/ニュージーランドドル) | -6.27 | -9.27 |
NZD/CAD (ニュージーランドドル/カナダドル) | -4.18 | -3.08 |
NZD/CHF (ニュージーランドドル/スイスフラン) | -4.33 | -0.68 |
NZD/JPY (ニュージーランドドル/円) | -3.77 | -1.97 |
NZD/USD (ニュージーランドドル/米ドル) | -2.11 | -1.51 |
SGD/JPY (シンガポールドル/円) | -5.7 | -5.67 |
USD/HKD (米ドル/香港ドル) | -6 | -5.68 |
USD/HUF (米ドル/ハンガリーフォリント) | -18.14 | -25.74 |
USD/MXN (米ドル/メキシコペソ) | 127.84 | -426.16 |
USD/PLN (米ドル/ポーランドズロチ) | -30.5 | -25.5 |
USD/SGD (米ドル/シンガポールドル) | -10.43 | -10.23 |
USD/TRY (米ドル/トルコリラ) | 57.71 | -248.69 |
USD/ZAR (米ドル/南アフリカランド) | 7.22 | -32.78 |
EUR/DKK (ユーロ/デンマーククローネ) | -55.84 | -56.54 |
EUR/RUB (ユーロ/ロシアルーブル) | -9.97 | -228.23 |
GBP/DKK (英ポンド/デンマーククローネ) | -76.54 | -48.94 |
USD/DKK (米ドル/デンマーククローネ) | -64.93 | -34.53 |
USD/RUB (米ドル/ロシアルーブル) | -21.4 | -181.4 |
XM (エックスエム) のスワップポイントが付与される時間は?
スワップポイントは、保有ポジションが決められた時間をまたいで保有ポジションを持ち越した時に加算されます。
そのため、スワップポイントは基本的に毎日付与されます。
スワップポイントが付与される時間は、海外ではサマータイムを導入しているため夏時間と冬時間で異なります。
スワップポイント付与のタイミング | |
時間 | 付与される時間 |
夏時間/3月~10月 | 日本時間の朝6時 |
冬時間/11月~2月 | 日本時間の朝7時 |
夏時間と冬時間とで、1時間のずれがあるので注意が必要です。
XM (エックスエム) のスワップポイントを引き出す方法
スワップポイントだけの出金はできない
スワップポイントだけを出金することはできません。
なぜなら、付与されているスワップポイントが口座に反映されるタイミングは、ポジションを決済した時だからです。
そのため、保有ポジションを決済していない段階では、口座にスワップポイントが反映されていないので出金できません。
ポジション決済後であれば、口座に反映されるのでスワップポイントを出金できます。
スワップポイントの確認方法
公式サイトから確認する方法
スワップポイントは、XMの公式サイトから確認できます。
XMの公式サイトの通貨ペア一覧表から、その日のスワップポイントを確認できます。
計算ツールで確認する方法
XMの公式サイト上にある計算ツールからも確認できます。
まずXMのスワップ計算機のページを表示し、以下の手順で確認します。
- 口座の基本通貨を選択
- 通貨ペアを選択
- 口座タイプを選択
- ロット数量を選択
最後に「計算する」をクリックするとスワップポイントを自動で計算してくれます。
日本円で表示されるため1日いくらのスワップポイントが付与されるのか確認できます。
MT4で確認する方法
MT4の画面からでもスワップポイントを確認できます。
確認する手順は以下のとおりです。
- MT4のメニューの「表示」をクリック
- 「通貨ペアリスト」を選択
- 「設定」をクリック
選択した通貨ペアの情報が表示されるので、「買いスワップ」 「売りスワップ」でスワップポイントを確認できます。
XMの公式サイトと違い日本円で表示されるわけではないので注意が必要です。
MT5で確認する方法
MT5の画面からでもスワップポイントを確認できます。
- 画面左側にある「銘柄」のリスト上で右クリック
- 「銘柄」をクリック
- 銘柄ウィンドウが表示されたら、通貨ペアをクリック
通貨ペアをクリックすると、取引条件のリストが表示されるので「買いスワップ」と「売りスワップ」でスワップポイントを確認できます。
MT4同様、日本円で表示されないので注意が必要です。
クレジットカード/デビットカードで出金する
手数料
クレジットカード/デビットカードで出金を行う場合、出金手数料が無料です。
しかし、最低出金金額が500円以上になっているので注意が必要です。
着金までの所要時間
入金で使用したクレジットカード/デビットカードのカード会社によって、出金処理が完了してから着金までの時間に大きな差が発生します。
そのため、クレジットカード/デビットカードで入金する際は、カード会社も考えて選択する必要があります。
カード会社ごとの着金時間の違い | |
カード会社 | 着金時間 |
ジャパネット銀行 | 3営業日 |
スルガ銀行のデビットカード | 3営業日 |
りそな銀行のデビットカード | 4営業日 |
楽天銀行のデビットカード | 7営業日 |
スルガ銀行のVISAカード | 7営業日 |
VISA系列のクレジットカード | 約1ヶ月 |
楽天VISAカード | 約2ヶ月 |
出金できる期間が決まっている点に注意
クレジットカードで入金をした場合、クレジットカードでの出金には期限が決まっているので注意が必要です。
クレジットカードでの出金期限は、入金から3ヶ月間と決まっています。
入金から3ヶ月間を過ぎてしまうと、入金分も全て海外銀行送金で出金する必要があります。
XMのマイページで入金履歴を確認できるので、クレジットカードでの出金する場合は確認が必要です。
bitwalletで出金する
手数料
XMからbitwalletで出金を行う場合、出金手数料が無料です。
しかし、bitwalletから国内銀行口座に出金する場合は出金手数料が発生するので注意が必要です。
bitwalletから国内銀行口座に出金する場合、出金金額に関係なく出金手数料は一律824円かかります。
着金までの所要時間
bitwalletの着金時間は、出金処理が完了してから基本的に1営業日以内に着金します。
現在は利益分は出金できない
出金できる金額は入金時の金額までに制限されてしまうため、利益分を出金するにはbitwalletではなく海外銀行送金で利益分を出金する必要があります。
海外銀行送金で出金する場合、出金手数料は無料です。
しかし、最低出金金額が1万円以上からになっていることと、約2,000円~約4,000円の受取手数料が発生してしまうため注意が必要です。
STICPAYで出金する
手数料
bitwallet と同様にXMからSTICPAYで出金を行う場合、出金手数料は無料です。
しかし、STICPAYから国内銀行口座に出金する場合は出金手数料が発生するので注意が必要です。
STICPAYの出金手数料は、固定の600円に加え送金金額の2.5%が手数料として発生します。そのため、出金金額が増えるほど手数料も増えてしまいます。
着金までの所要時間
STICPAYの着金時間は、基本的に出金処理が完了してから、1~2営業日以内に着金します。
送金限度額
STICPAYには送金限度額があり、1度の送金の限度額は50万円までになっています。
そのため、50万円を超える利益分を出金したい場合は、複数回に分けて出金する必要があります。
BXONEで出金する
手数料
XMからBXONEで出金を行う場合、出金手数料に関してはXMが負担するため無料で行えます。
着金までの所要時間
BXONEでは、出金処理が完了してから基本的に1営業日以内に着金します。
最低出金額
BXONEの最低出金金額は500円です。
海外銀行送金で出金する
手数料
XMから海外銀行送金で出金する場合は、XMが手数料を負担するので出金手数料は発生しないです。
しかし、銀行によっては、着金時に約2,000~約4,000円の受取手数料が発生する場合もあります。
着金までの所要時間
海外銀行送金の場合、出金処理が完了してから基本的に2~5営業日以内で着金します。
2万円以上の出金がおすすめ
最低出金金額は1万円になっていますが、1万円の出金ではXMが負担するはずの出金手数料が発生してしまうので注意が必要です。
2万円以上の出金を行うことで、出金手数料をXMが負担してくれるため、海外銀行送金で出金するのであれば2万円以上での出金がおすすめです。
対応していない金融機関
- 新生銀行
- みずほ銀行(ネット銀行のみ)
- ジャパンネット銀行
- じぶん銀行
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- その他SWIFTコードを持たないネット銀行
こちらの金融機関は、出金には対応していないので注意が必要です。
Bitcoinで出金する
Bitcoinでの出金は、対応していないので注意が必要です。
手数料
出金手数料は無料です。
着金までの所要時間
Bitcoinは、基本的に24時間以内に着金します。
Neteller・iAccountで出金する
Bitcoin以外にも、
- Neteller
- iAccount
こちらの2つの出金方法も、以前は使用できました。
しかし、現在は使用できないので注意が必要です。
XM (エックスエム) のスワップポイントを他社と比較
XMのスワップポイントを他社と比較してみます。
各FX会社のスワップポイントの比較 | |||
通貨ペア | XM (ロング) | GEMFOREX (ロング) | AXIORY (ロング) |
USD/JPY | -1.76 | 0.21 | -2.06 |
EUR/JPY | -4.8 | -1.5 | -3.61 |
NZD/JPY | -2.12 | 1.9 | -1.29 |
各FX会社のスワップポイントの比較 | |||
通貨ペア | XM (ショート) | GEMFOREX (ショート) | AXIORY (ショート) |
USD/JPY | -4.03 | 0.28 | -4.08 |
EUR/JPY | -2.1 | -1.2 | -1.56 |
NZD/JPY | -3.62 | -7.4 | -1.66 |
スワップポイントのみで見ると、XMは他社より優れているとは言えず平均的な数値です。
XM (エックスエム) でスワップ運用におすすめの高金利通貨は?
ユーロ/トルコリラ
XMで1番プラスのスワップポイントが高いのが、ユーロ/トルコリラの通貨ペアです。
トルコは政策金利が高いため基本的にスワップポイントが高く設定されています。
それに比べ、ユーロの金利は年0%ととても低くなっています。
高金利のトルコリラと低金利のユーロの通貨ペアだからこそ、高いスワップポイントを獲得できるようになっています。
米ドル/トルコリラ
XMで2番目にスワップポイントが高いのが、米ドル/トルコリラの通貨ペアです。
トルコリラの金利は変わらず高いですが、米ドルの金利は年2.5%になっています。
そのため、ユーロの年0%の金利に比べ金利が高くなるので、ユーロ/トルコリラよりも低いスワップポイントになってしまいます。
ユーロ/南アフリカランド
XMで3番目にスワップポイントが高いのが、ユーロ/南アフリカランドの通貨ペアです。
南アフリカ共和国の法定通貨である「ランド」の金利は、2009年以降から下がり続けています。
2011年以降は、年5.0%~年7.0%の間を推移しています。
ランドは、トルコリラに比べ金利が低くなっているのでスワップポイントが低くなってしまいます。
ユーロ/ロシアルーブル
XMで4番目にスワップポイントが高いのが、ユーロ/ロシアルーブルの通貨ペアです。
ロシアの法定通貨である「ルーブル」の金利は、2018年の8月に年7.5%に上昇しトルコリラに次ぐ高い金利を誇ったこともありました。
しかし、2020年10月時点では年6.0%ほどに落ち着いています。
そのため、南アフリカドルに比べスワップポイントが低くなっています。
米ドル/メキシコペソ
XMで5番目にスワップポイントが高いのが、米ドル/メキシコペソの通貨ペアです。
メキシコの法定通貨である「ペソ」の金利は、2016年辺りから上昇し始め2018年頃には年7.0%以上の水準で上下しています。
しかし、2020年10月現在は年4.5%まで下がっています。
そのため、他の4つの通貨ペアに比べスワップポイントが低くなっています。
XM (エックスエム) でスワップポイントを稼ぐコツ
通貨ペアごとの特徴を理解する
高金利通貨
スワップポイントを狙って取引を行うのであれば、トルコリラなどの高金利の通貨が含まれている通貨ペアを選択しなければならないです。
なぜなら、金利が高い通貨ほど付与されるスワップポイントが増えるからです。
しかし、高金利通貨にはファンダメンタル的なリスクがあるため注意が必要です。
高金利通貨には、
- 政治的な不安
- 経済的な不安
2つの大きな不安が付きまとうため、値動きがとても激しくなっています。
そのため、スワップポイント目的でポジションを持つのならば、リスク管理を徹底しなければすぐに強制ロスカットが執行されてしまうリスクがあります。
メジャー通貨
スワップポイントを狙って取引を行うのであれば、メジャー通貨の通貨ペアはおすすめしないです。
なぜなら、メジャー通貨ペアの取引で付与されるスワップポイントは低くなるからです。
高金利通貨と違い、値動きが大人しいメジャー通貨は金利が低くなってしまうためスワップポイントも低くなります。
メジャー通貨は値動きが大人しいため、ポジションを保有し続けてスワップポイントを安定して獲得できるメリットもあります。
しかし付与されるスワップポイントは低いのでスワップポイント目的の取引には向いていないです。
高金利通貨での長期的運用がおすすめ
スワップポイント目的で取引するのであれば、高金利通貨を選択し長期運用するのがおすすめです。
XMでは最大レバレッジ888倍を提供しています。
マイナー通貨ペアでは、レバレッジ制限がかかるものもありますがハイレバレッジを利用し取引を行うのもおすすめです。
高金利通貨は、値動きが激しいのでリスク管理を行わなければ長期運用は難しくなるので注意が必要です。
XM (エックスエム) のスワップポイントにおける注意点
XMのスワップポイントに関する注意点は以下のとおりです。
- スワップポイントが3倍になるタイミング
- ポジションによっては損失になる場合がある
- スワップポイントのカレンダーはない
- スワップ目的ならドル円は適していない
- 両建てのリスク
- ロスカットに気をつける
- ポジションを分割してリスク分散を行う
- レバレッジを高くしすぎない
- 複数口座でリスクを分散させる
- スワップポイントの変動に注意
スワップポイントが3倍になるタイミング
基本的に水曜日に付与されるスワップポイントは3倍になります。
しかし、キャンペーンなどで3倍になるわけではないです。
土日・祝日などは、スワップポイントが反映されません。
そのため、未反映のスワップポイントが水曜日に反映されるので通常よりも3倍付与されたように見えるのです。
また、年末年始などの長期の休みの場合は翌週の水曜日に付与される場合もあります。
ポジションによっては損失になる場合も
スワップポイントは、買いのポジションと売りのポジションで付与されるポイントが異なります。
そのため、マイナスポイントのスワップポイントのポジションを保有してしまうと損失になってしまうので注意が必要です。
スワップポイントのカレンダーはない
XMにはスワップポイントのカレンダーはありません。
XMで付与されるスワップポイントを確認したいのであれば、
- 公式サイト
- 計算ツール
- MT4
- MT5
などを利用することで確認できます。
計算ツールなら、日本円で表示されるので便利です。
スワップ目的ならドル円は適していない
スワップポイントが目的の取引ならメジャー通貨ペアは適していないと思います。
なぜなら、
- メジャー通貨ペアでは付与されるスワップポイントが少ない
- 国内FXの方がメジャー通貨ペアでの取引で付与されるスワップポイントが多いため
などの理由から、メジャー通貨での取引は適していないと思います。
両建てのリスク
スワップポイント目的で両建てを行うとマイナスになる仕組みになっています。
そのため、スワップポイント目的の両建ては無駄に損失を増やすだけです。
ロスカットに気をつける
スワップポイント目的の取引を行うのであればロスカットに注意する必要があります。
特に、マイナー通貨ペアでポジションを持っている場合、
- 政治的な不安
- 経済的な不安
などの理由から、値動きが激しいためリスク管理を行っていないとロスカットされてしまうリスクがあります。
ポジションを分割してリスク分散を
小ロットのポジションをたくさん持つことはリスク分散に繋がります。
なぜなら、大ロットでポジションを保有していると多少の値動きでも証拠金に与える影響は大きいからです。
相場急変時などの場合、大ロットでポジションを保有していると損失が拡大してしまいロスカットされるリスクがあります。
小ロットであれば、証拠金への影響も少なくロスカットのリスクを抑えられます。
レバレッジを高くしすぎない
XMでは、最大レバレッジ888倍を提供しており、このハイレバレッジを利用することで少額から多くのロット数の取引が可能です。
スワップポイントは、保有ポジションのロット数が多ければ多いほど獲得できるスワップポイントは増えていきます。
ハイレバレッジを利用することで、大きい取引量で取引可能です。
しかし、ロット数が多くなればなるほど多少の値動きでも損失が拡大するリスクが増えます。
最悪の場合、強制ロスカットが執行されてしまいます。
ハイレバレッジは魅力的ですが、その分リスクを高めることにつながるので注意が必要です。
複数口座でリスクを分散させる
XMでは、1つのアカウントで最大8つの口座を開設できます。
複数の口座を開設し、通貨ペアや取引スタイルを口座ごとに変更することでリスク分散が可能です。
1つの口座で、複数の通貨ペアや取引を行うとどれか1つの相場の急変によるロスカットが発生した場合、他の通貨ペアまで影響を受けてしまいます。
しかし、口座を分けておくことで1つの口座がロスカットになっても別口座は影響を受けずに済みます。
スワップポイントの変動に注意
スワップポイントは一定ではなく、常に変動しているので注意が必要です。
特に、各国の中央銀行が政策金利を発表しますが、内容によってスワップポイントは大きな影響を受けます。
スワップポイントが変動すると1日に受け取れる金額が変わってきます。
そのため、保有している通貨ペアの情報を収集しておくことは重要です。
XM (エックスエム) のスワップポイントに関するまとめ
- スワップポイントを目的にした取引では高金利通貨での長期的運用がおすすめ
- スワップポイントのみの出金はできない
- スワップポイントの変動に注意しなければならない
ポジションを保有しているだけで獲得できるスワップポイントですが、スワップポイントを目的とした取引を行う場合、様々なことに気を配る必要があります。
- 複数口座でリスク分散
- 小ロットのポジションをたくさん持つ
- 高すぎるレバレッジをかけない
- 徹底的なリスク管理
高金利通貨などは、大きなスワップポイントを獲得できる分注意が必要です。