XM (エックスエム) で定番の口座タイプはスタンダード口座! 各口座タイプの特徴や変更方法を徹底解説

この記事のポイント
  • XMの口座タイプは3種類
  • XMの口座タイプはスタンダード口座がおすすめ
  • XMのZero口座はスプレッドが狭い

XMで初めて口座を開設する際、スタンダード口座・マイクロ口座・Zero口座のうち、どの口座を開設すればよいのか迷う人は大変多いです。

口座タイプごとに特徴が異なるので、人によって最適な口座は違ってきます。

口座を選ぶ際の参考になるように、本記事ではスタンダード口座・マイクロ口座・Zero口座それぞれの特徴を説明していきます。

目次

XM (エックスエム) の3種類の口座タイプを比較

XMが提供している口座タイプは以下の3種類で、STP方式とECN方式に分類されます。

  • マイクロ口座 (STP)
  • スタンダード口座 (STP)
  • Zero口座 (ECN)

STP方式で運営されているマイクロ・スタンダード口座では、新規口座開設ボーナスの他、入金ボーナス・XMPロイヤルティープログラムとボーナスが充実しており、最大レバレッジは888倍です。

これに対してECN方式のZero口座は、ボーナスは新規口座開設ボーナスのみで、最大レバレッジも500倍までという違いがあります。

その他、最低入金額や取引手数料の有無、CFD取引の可否についても大きな違いがあることに注目しましょう。

おすすめはスタンダード口座

XMの口座でおすすめするのはスタンダード口座です。

スタンダード口座は初心者から上級者まで幅広いユーザーに適した標準的な機能を兼ね備えているためです。またXMの特徴でもある豊富なボーナスを余すことなく使うことができることもスタンダード口座の魅力です。

  • 新規口座開設ボーナス
  • 二階建ての入金ボーナス (最大50万円)
  • ロイヤルティプログラム (取引量で還元)
  • お友達紹介プログラム

スタンダード口座は、これらのすべてのキャンペーンボーナスを獲得し、取引に活用することができます。

また最大レバレッジは888倍であり、少額の資金で大きな取引をすることができます。

XMで口座開設をご検討されている方には、スタンダード口座をおすすめします。

XM (エックスエム) のスタンダード口座の特徴を解説

スタンダード口座の特徴は以下のとおりです。

スタンダード口座の特徴
  • ハイレバレッジで利益を狙いやすい
  • ボーナスをフルに活用できる

ハイレバレッジで利益を狙いやすい

国内のFX業者における最大レバレッジは25倍なのに比べて、XMのスタンダード口座では海外FX会社の中でも大変高い最大レバレッジ888倍を採用しています。

そのため、スタンダード口座を使うことによって少ない証拠金からトレードを始められる上に、大きな額のポジションを持つことも可能になるため大きな利益を狙うこともできるようになります。

また、必要証拠金が少なくて済むために強制ロスカットもされにくく、トレーダーにとって大変大きなメリットになります。

ボーナスをフルに活用できる

スタンダード口座とマイクロ口座は、XMのキャンペーンボーナスがフルスペックで獲得できます。Zero口座は、新規口座開設ボーナスしか獲得できません。

獲得したボーナスをフル活用するためにはどのようにすればよいかをケースごとに解説します。

事例1:10万円を資金にして、1回あたりの取引ロット数は0.2ロット (2万通貨) で検討している

この事例では、スタンダード口座を開設した場合、新規口座開設ボーナスが3,000円、100%入金ボーナスが50,000円、20%入金ボーナスで10,000円獲得できます。口座残高は以下のとおりです。

xm 口座タイプ

上記のとおり、残高が100,000円とボーナスクレジットが63,000円、合計163,000円の有効証拠金になります。当初、0.2ロットで取引する予定が、1.63倍の0.32ロットまで引き上げてもリスクは同じということになります。

事例2:40,000円を資金にして、1回あたりの取引ロット数は0.1ロットを予定している

スタンダード口座の追加口座を開設し、40,000円の入金を想定をすると残高は以下のとおりになります。なお、追加口座のため口座開設ボーナスは付与されません。

xm 口座タイプ

入金した残高が40,000円、入金100%ボーナスが40,000円ボーナスクレジット、合計80,000円の有効証拠金になります。

当初は0.1ロットで取引をする予定でしたが、0.2ロットまで引き上げてもリスクは同じということになります。取引ロット数を2倍にすれば、資金も2倍の速さで増えていきます。

さらに、XMのスタンダード口座とマイクロ口座は、ロイヤルティプログラムでXMPが自動的に付与され、貯まったXMPは3XMPあたり1ドルのボーナスクレジットと交換できます。

以上のようにスタンダード口座は、ボーナスをフル活用すれば資金を増やしやすい口座タイプといえます。

スタンダード口座がおすすめなトレーダー

ハイレバレッジで取引をしたい人

XMのスタンダード口座のレバレッジ888倍で取引すると、いくらくらいの証拠金が必要?と疑問を持つ方もいると思います。

下の表でシミュレーションしてみました。

レバレッジの違いによる必要証拠金を比較 (ドル円)
888倍 (スタンダード口座) 500倍 (Zero口座) 25倍 (国内) 1pipsあたりの損益
1,000通貨 123.9円 220円 4,400円 11円
10,000通貨 1,239円 2,200円 44,000円 110円
100,000通貨 12,390円 22,000円 440,000円 1,100円

レバレッジ25倍は、日本国内のFX業者の最大倍率です。500倍はXMのZero口座の倍率で海外FX会社の平均値ともいえます。表を見ると分かるとおりスタンダード口座は少ない資金で大きなポジションを取ることが可能です。

どの口座を選ぼうか迷っている海外FX初心者

XMの最大の魅力は888倍のレバレッジと手厚いボーナスです。XMの魅力は、スタンダード口座に集約されています。

ボーナスのフル活用する方法でも先述しましたが、スタンダード口座は、状況に応じて様々な対応がしやすく、リスクをコントロールすることまでできます。

相場で戦うためには、何より相場から退場する要素を排除することが重要です。

そのためには、日常の取引で損失が拡大しないようロスカットを徹底することと、もし、資金が減少してもカバーされる何かがあれば安心できます。

初心者の方には100%入金ボーナス、20%入金ボーナス、ロイヤルティプログラムまで充実したXMスタンダード口座を選択することをおすすめします。

XM (エックスエム) のマイクロ口座の特徴を解説

マイクロ口座の特徴は以下のとおりです。

マイクロ口座の特徴
  • ロイヤルティプログラムのランクが上げやすい
  • 100通貨単位でのトレードが可能
  • 損失をほぼ出さずに取引の練習ができる
  • 新規口座開設ボーナスを利用して無料でトレードを始めるのに適している

ロイヤルティプログラムのランクが上げやすい

マイクロ口座を有効に活用することで、ロイヤルティプログラムのランクを上げやすくできます。

ロイヤルティプログラムのランクを上げるのに必要な条件は、累計の取引日数を増やすことです。

ここで気を付けなくてはいけないのは、口座開設してからの累計日数ではなく、実際に取引をした累計日数がカウント対象になることです。ポジションを保有したまま日をまたぐ場合は、ポジションを保有し続けた日数でカウントがされます。

マイクロ口座で最小ロットのポジションを保有し続け累計取引日数を増やすことで、簡単にロイヤルティプログラムのランクを上げられます。

マイクロ口座の最小ロットでポジションを保有するので、損失のリスクも最大限抑えた形で取引日数を増やせます。

100通貨単位でのトレードが可能

スタンダード口座との違いは取引ロット数のみというマイクロ口座ですが、メリットがないわけではありません。

マイクロ口座とスタンダード口座取引通貨量比較
口座タイプ マイクロ口座 スタンダード口座
最小取引通貨量
  • MT4 : 10通貨
  • MT5 : 100通貨
1,000通貨
最大取引通貨量 10万通貨 500万通貨

FXトレードは投資であり、人によって投じる資金量が違って当然です。ある方は余裕資金の50%を投じる場合もあれば、他方別の投資案件に重点をおいているため、余裕資金の10%を投じる方もいることでしょう。

皆さんそれぞれ違って当然です。そのようなニーズに応えるのがマイクロ口座です。

マイクロ口座の最小取引通貨数量はMT4で0.01ロット (10通貨) 、MT5の場合は0.1ロット (100通貨) です。

10通貨から100通貨単位で取引をしたい方に、最適の口座タイプがマイクロ口座です。以下の表をみてみましょう。

レバレッジの違いによる必要証拠金を比較 (ドル円)
888倍 (マイクロ口座) 500倍 (Zero口座) 25倍 (国内) 1pipsあたりの損益
10通貨 1.24円 × × 0.11円
100通貨 12.4円 × × 1.1円
1,000通貨 124円 220円 4,400円 11円

表を見ると分かるとおりマイクロ口座は非常に小さいポジションを持つことができます。

マイクロ口座の100通貨取引の場合、必要証拠金は12.4円、1pips動いた場合の損益は1.1円です。

スタンダード口座の最小取引通貨量は1,000通貨ですから、ご自身で狙う利益幅とロスカット幅 (リスクリワード) を検討して、最小通貨量が1,000通貨で十分だという場合は、スタンダード口座を選んでも良いでしょう。

なお、マイクロ口座で獲得できるボーナスは、スタンダード口座とまったく同じですので、ボーナスをフルに活用した取引をしましょう。

損失をほぼ出さずに取引の練習ができる

デモ口座でトレードの経験を積みそろそろリアル口座で実戦に入りたい、しかしちょっとこわいという場合、マイクロ口座の10通貨取引をおすすめします。

先述したように、10通貨取引はマイクロ口座のMT4のみ可能です。

必要証拠金は1.24円、1pipsあたり0.11円の損益です。そのため新規口座開設ボーナスの3,000円だけでも3000円 ÷ 0.11 = 27,272pipsの損失を出すまでボーナスだけで取引の練習をすることが可能です。

このように、マイクロ口座で新規口座開設ボーナスを使って実戦練習をすれば、自己資金は使わずにかなりの練習ができます。

是非、活用してみましょう。

新規口座開設ボーナスを利用して無料でトレードを始めるのに適している

XMでは1メールアドレスあたり、8口座まで口座を開設し保有できます。

スタンダード口座をメインの取引口座としている方でも、マイクロ口座を保有しているケースは少なくありません。

また、口座開設ボーナス3,000円を有効に使う場合にも、マイクロ口座にはメリットがあります。

先述したとおり、マイクロ口座の最小取引通貨10通貨で取引をすると、必要証拠金は0.12円、1pipsあたりの値動きで0.1円の損益しか発生しません。

この特徴を利用して、次のような使い方ができます。

  • 新規口座開設ボーナスのみを利用して、最小通貨単位で取引する
  • 10通貨でエントリーして100日放置し、ロイヤルティプログラムの最上位ステータス「ELITE」に到達する

マイクロ口座で放置する人は、スタンダード口座をメインの取引口座としている人が多いです。

10通貨でエントリーすれば、リスクを最小限に減らし「ELITE」に到達することが可能です。

ドル円で、10通貨のロングポジションを所有することを考えましょう。もし1ドルが110円から50円に暴落したとしても、1通貨あたり60円の損失ですが10通貨しか所有していないため全体の損失は600円に過ぎません。新規口座開設ボーナス3,000円には遠く達しないため、ボーナス以上の損失が出るリスクを抑えることが可能です。

マイクロ口座がおすすめなトレーダー

少ない投資資金で小ロットでの取引を中心に行いたい海外FX初心者

FX初心者の方は、小資金で小ロットの取引を行いたいと考える人が多いと思います。

これはハイレバレッジ取引において、適切な1回あたりのロット数が、投資資金 (証拠金) に対してどれくらいかを知る為にも賢明な判断です。

また、MT4やMT5の操作感、インジケーター、エントリータイミング、ストップロス設定、決済設定などを身につけるためには取引の回数を重ねていくことが必要になります。小ロットでの取引をすることで、万が一損失が出たとしても最低限の損失に抑えることができ経験を積むことができます。

このような場合には、マイクロ口座を選択することが有効です。

ロイヤルティプログラムのランクを積極的にあげたい人

先述しましたが、ロイヤルティプログラムのランクを確実にあげるためには、マイクロ口座が最も有効な口座です。

ロイヤルティプログラム
ランク EXECUTIVE GOLD DIAMOND ELITE
ランクアップ条件 口座開設直後 30日経過 60日経過 100日経過
ランクダウン条件 なし 30日間取引なしでEXECTIVE 60日間取引なしでEXECTIVE 60日間取引なしでEXECTIVE
1ロット取引あたりの獲得XMP 10XMP 13XMP 16XMP 20XMP
ボーナス換金時 3.3ドル 4.3ドル 5.3ドル 6.6ドル

ロイヤルティプログラムは、ただ口座開設をしてランクアップに必要な日数が経過すればよいのではなく、取引をしていることも条件です。

各ランクで設定されている期間内に、小ロットでもよいのでポジションを10分以上保有した取引履歴が必要になります。10通貨でポジションを持ち、放置しましょう。

XM (エックスエム) のZero口座の特徴を解説

Zero口座の特徴は以下のとおりです。

Zero口座の特徴
  • 取引コストを抑えられる
  • スキャルピングを行うことに適している

取引コストを抑えられる

Zero口座はECN方式を採用しているので、他の2つの口座タイプと違ってスプレッドが狭くなっています。

しかしZero口座のみ、取引ごとに別途で取引手数料を定めています。

「スプレッド+取引手数料」が、Zero口座で取引を行う際にかかる取引コストですが、取引手数料が設けられてはいる代わりにスプレッドがかなり低く設定されています。

そのため、取引コストは他の2つの口座に比べて低くなります。

他の海外FX業者のECN口座と比べてみると、口座開設ボーナスを受け取れたり、高レバレッジでのトレードを行えたりするなど優れている点は多いです。

しかし、取引コストのみを重視するのであれば、他の海外FX業者の口座を検討してみることも必要でしょう。

なぜならXMに比べ他の海外FX業者の中には、取引手数料やスプレッドを低く設定している業者もあるからです。

スキャルピングを行うことに適している

Zero口座の最大の特徴は、スプレッドの狭さ (為替手数料が安い) 点です。ボーナスは新規口座開設のみで、レバレッジが500倍という設定です。ただしスプレッドが完全にゼロという訳ではありません。

XMの口座タイプ別のスプレッド
Zero口座 スタンダード口座・マイクロ口座
USDJPY (米ドル/円) 0.1pips 1.65pips
EURJPY (ユーロ/円) 0.5pips 2.35pips
GBPJPY (ポンド/円) 1.5pips 3.35pips
AUDJPY (豪ドル/円) 1.2pips 3.25pips
EURUSD (ユーロ/米ドル) 0.2pips 1.8pips
GBPUSD (ポンド/米ドル) 0.5pips 2.1pips
AUDUSD (豪ドル/米ドル) 0.6pips 2.3pips

上の表は、Zero口座とスタンダード口座・マイクロ口座の平均スプレッドを計測した数値ですが、GBPJPY (ポンド/円) のように1.5pipsもあるものが存在します。

またスプレッドに加え10万通貨取引あたりで、10ドルの取引手数料がかかります。この手数料は5万通貨の取引であってもかかるため、10万通貨未満の取引の場合、手数料負けしてしまう可能性もあります。

10万通貨で取引をした場合の手数料が10ドルですから、単純に1.0pipsのスプレッドがあるのと同じです。

しかしZero口座のスプレッドに手数料1.0pipsを加えてもスタンダード口座と比べ3割前後スプレッドが狭いということがいえます。入金ボーナス、ロイヤルティプログラムがない分がこの差だとみてよいでしょう。

XMの約定力と、最大レバレッジ500倍、活発な取引が行われるECNに直結した取引ができることからみて、Zero口座は資金量が多い方向けのスキャルピングに適した口座タイプといえます。

Zero口座がおすすめなトレーダー

スキャルピングを積極的に行いたい人

Zero口座の特徴は、ECN取引所と直結した透明性の高い取引ができるところです。ただし、他社と比べてスプレッドが狭かったり手数料が安かったりするわけではありません。

Zero口座には以下のメリットがあります。

マイクロ口座の特徴
  • 約定力が高い
  • 日本語サポートが丁寧で充実している
  • マイページの操作がわかりやすく操作ミスが少ない
  • 最低入金額が1万円は他社と比べて低い
  • 国内銀行送金他、入出金手段が豊富
  • 新規口座開設ボーナス3,000円

このように、スキャルピングを実践するための必要な条件がすべて整っています。特にECN口座ではじめて取引をする方には強くおすすめします。

XM (エックスエム) でECN口座を利用したい人

XMのZero口座をおすすめするのは次の考えをお持ちの方です。

  • ボーナスより、毎回かかるコスト (スプレッド) を重視したい
  • ECN取引所と直結したECN口座の取引にトライしたい

Zero口座は、XMの口座タイプのなかでスプレッドは最も狭いです。取引手数料往復10ドルを含めても、スタンダード口座の2~3割安くなります。

XM (エックスエム) の各口座で必要になる証拠金

スタンダード口座で必要になる証拠金

XMのスタンダード口座の取引では、ドル円の取引の場合、どれくらいの証拠金が必要なのかをシミュレーションしてみました。

計算式 (1ドル=110円):必要証拠金 = 通貨単位 ÷ レバレッジ

 

1,000通貨取引:1,000通貨 (11万円) ÷ 888 = 123.9円
1万通貨取引:10,000通貨 (110万円) ÷ 888 = 1,239円
10万通貨取引:100,000通貨 (1,100万円) ÷ 888 = 12,390円

1,000通貨 (0.01ロット) では、124円で取引できます。

レバレッジの違いによる必要証拠金を比較 (ドル円)
888倍 (XM) 25倍 (国内)
1,000通貨 123.9円 4,400円
10,000通貨 1,239円 44,000円
100,000通貨 12,390円 440.000円

国内業者のレバレッジと比べても、資金効率は圧倒的にXMが勝っています。

マイクロ口座で必要になる証拠金

XMのマイクロ口座で取引するのに必要な証拠金がいくらなのか、人気の高い通貨ペアのポンド円でシミュレーションしてみました。

計算式 (1GBP=150円) :必要証拠金 = 通貨単位 ÷ レバレッジ

 

10通貨取引:1,000通貨 (15万円) ÷ 888 = 1.69円
100通貨取引:10,000通貨 (150万円) ÷ 888 = 16.9円
1,000通貨取引:100,000通貨 (1,500万円) ÷ 888 = 169円

1,000通貨取引でも、169円でポンド円が取引できます。

国内業者と比較すると以下のとおりです。

レバレッジの違いによる必要証拠金を比較 (ポンド円)
888倍 (XM) 25倍 (国内)
10通貨 1.69円 ×
100通貨 16.9円 ×
1,000通貨 169円 6,000円

XMのマイクロ口座の場合は、最小取引通貨数が10通貨取引ができますが、国内業者の場合は1,000通貨からです。

1,000通貨取引をするために必要な資金は、XMが169円に対し、国内業者は6,000円が必要になります。両者の資金効率には大きな差がついています。

Zero口座で必要になる証拠金

XMのZero口座で取引するのに必要な証拠金がいくらなのか、人気の高い通貨ペアの米ドル/円でシミュレーションしてみました。

計算式 (1ドル=110円) :必要証拠金 = 通貨単位 ÷ レバレッジ

 

1000通貨取引:1,000通貨 (11万円) ÷ 500 = 220円
1万通貨取引:10,000通貨 (110万円) ÷ 500 = 2,200円
10万通貨取引 :100,000通貨 (1,100万円) ÷ 500 = 22,000円

1,000通貨取引では、220円で取引できます。

国内業者と比較すると以下のとおりです。

レバレッジの違いによる必要証拠金を比較 (ドル円)
500倍 (Zero口座) 25倍 (国内)
1,000通貨 220円 4,400円
10,000通貨 2,200″円 44,000円
100,000″通貨 22,000円 440,000円

Zero口座は、スタンダード口座よりは取引に必要な資金は増えますが、国内業者とは大きな差があります。レバレッジ500倍でも十分といえるでしょう。

XM (エックスエム) で口座タイプを選ぶ際の注意点

XMでは様々な銘柄を選んでトレードができます。

しかし口座タイプを選ぶ際には以下のような注意点が存在します。

XMで口座タイプを選ぶ際の注意点
  • 口座タイプは変更できない
  • Zero口座に資金移動するとボーナスが消滅してしまう
  • Zero口座ではCFD銘柄の取引ができない
  • それぞれの口座タイプにあった銘柄を選択しなければならない

口座タイプは変更できない

XMの口座タイプは、開設した後にタイプの変更ができない仕様になっています。

口座開設した後に別のタイプの口座に変更したい場合は、「新しく追加口座開設」から新たに開設したい口座タイプを選択し、口座を開設し直す必要があります。

XMでは1つのアカウントに対して最大8つまで口座を開設できますが、口座残高がある状態で口座を放置してしまうと休眠口座になってしまい毎月口座維持手費が引かれてしまうので注意が必要です。

Zero口座に資金移動するとボーナスが消滅してしまう

XMのZero口座は、入金ボーナスやロイヤルティプログラムは対象外です。

そのZero口座に、スタンダード・マイクロ口座で獲得したボーナスクレジットと資金を移動してしまうと、クレジットは消滅してしまいます。

Zero口座には資金とクレジットを移動しないようにしましょう。

Zero口座ではCFD銘柄の取引ができない

Zero口座で取引できるのは、すべての通貨ペアと貴金属のなかのGold (金) とSilver (銀) のみで、その他の貴金属銘柄とCFD銘柄は取引できません。

CFD銘柄の取引をしたいという場合には、スタンダード口座かマイクロ口座を開設しましょう。XMでは1アカウントあたり、8口座まで口座開設ができます。

それぞれの口座タイプにあった銘柄を選択しなければならない

XMでは、3種類の口座タイプにそれぞれ専用の通貨ペアや取引銘柄が用意されています。

専用銘柄は、MT4とMT5の「気配値を表示」を表示してそのなかから選択することができます。専用銘柄を表示させる手順は以下のとおりです。

  1. メインメニューの「表示」をクリック
  2. 「気配値表示」をクリック
  3. 「一覧」にマーカーをあわせ、右クリック
  4. 「すべて表示」をクリック
  5. 口座専用銘柄が表示される

なお、各口座の専用銘柄には、以下の表記があります。

  • マイクロ口座の専用銘柄:銘柄名 +「micro」
  • Zero口座の専用銘柄:銘柄名 +「ZR」
  • スタンダード口座専用銘柄:銘柄名のみ

各口座専用の銘柄を選択して「チャート表示」を表示して、取引しましょう。

XM (エックスエム) の口座タイプに関するよくある質問

初心者ですがどの口座を開設すればいいですか?

以下のボーナスが用意されているスタンダード口座をおすすめしています。

  • 入金100%・20%ボーナス
  • ロイヤルティプログラム (取引量ごとにポイント還元)

ボーナスよりも手数料が安い方がよいという場合は、Zero口座をおすすめします。

口座は何個まで開設できますか?

口座は1アカウントにつき最大8個作成可能です。

口座を追加で開設した場合、新しくボーナスはもらえますか?

新規口座開設ボーナスを受取ることはできません。入金ボーナスに関しては、ボーナス金額の合計が50万円になるまでは受取ることが可能です。

ただ、入金ボーナスは、口座ごとに受取れるのではなく、1アカウントごとに受取れる仕組みです。

また、ロイヤルティプログラムで獲得されたXMPは、XMPが貯まると3XMPあたり1USDのボーナスクレジットと交換できます。XMPは現金 (米ドル) と交換し、出金することも可能です。

なお、家族名義で新規口座開設ボーナスを複数回受け取ることは禁止されています。もし、この禁止事項に抵触する行為が発覚すると、口座閉鎖となる場合もありますので、ご注意ください。

取引ツールは口座ごとに用意しなければいけませんか?

XMは3つの口座タイプ全てでMT4またはMT5での注文ができるため口座ごとに用意する必要はありません。

しかし口座タイプごとに通貨ペアの表示が異なっているので、適切な表示を選んで注文する必要があります。

各口座の1ロット、最小取引数はいくつですか?

各口座の1ロットの通貨量と最小取引数は以下のとおりです。

各口座の通貨量と最小取引数
口座タイプ 1ロット 最小取引数
スタンダード口座 100,000通貨 1,000通貨
マイクロ口座 1,000通貨 10通貨
Zero口座 100,000通貨 1,000通貨

口座タイプはどうすれば確認できますか?

保有されている口座タイプを確認するには、XM会員ページを開いて、画面上部のメインメニューにある「口座」→「全口座の概要を表示する」をクリックすると「マイアカウントの概要」に記載されています。

ストップレベルは各口座同じですか?

XMでは、2021年8月21日の仕様変更によりストップレベルは未設定です。スタンダード口座とマイクロ口座、Zero口座のいずれの口座でも0です。

ストップレベルの確認方法は、MT4・MT5共に同じで以下の手順で確認できます。

  1. 「表示」をクリック
  2. 「気配値表示」をクリック
  3. 確認したい銘柄にマーカーをあわせ右クリック
  4. 「仕様」をクリック
  5. 「銘柄の取引条件」から確認

法人口座は開設できますか?

残念ながら、XMでは法人口座には対応しておりません。法人口座の開設をご希望の場合は、AXIORYや、HotForex、iFOREXなどの法人口座に対応しているFX会社にお問い合わせください。

XM (エックスエム) の口座タイプに関するまとめ

この記事のまとめ
  • XMは口座タイプごとに特徴がある
  • XMの口座タイプは一回選択すると変更できない
  • 口座を複数作ることで全ての口座タイプを使うことができる

XMで利用できる口座タイプの違いは、

  • 取得可能なボーナス
  • 1ロットの単位
  • スプレッドの広さ

の3つです。

これらの違いを意識して、自分に適した口座タイプを選択しましょう。

また最大8つまで口座を開設できるので、口座タイプを1つに絞る必要はありません。

自身のトレードスタイルによって口座タイプを使い分け、XMで利益を出しましょう。