- BigBossの最大レバレッジは業界最高水準の1,111倍
- BigBossでは銘柄や残高によってレバレッジ制限がかかる
- BigBossではレバレッジを変更することはできない
BigBossは業界内でも屈指のハイレバレッジを誇るFX業者です。
最大レバレッジ1,111倍で取引できるので、少ない資金でも大きな利益を狙える条件が揃っています。
ただし、BigBossでのすべての取引がレバレッジ1,111倍で行えるわけではありません。口座残高や特定の銘柄によっては、レバレッジが制限されているのも事実です。
当記事では、BigBossのレバレッジが制限される事例やレバレッジルールを具体的に解説していきます。
BigBoss (ビッグボス) の評判からメリットとデメリットをレビュー! 出金拒否の口コミは本当?目次
BigBoss (ビッグボス) の最大レバレッジは1,111倍
BigBossはレバレッジを最大1,111倍かけられるFX業者として有名です。
まずはBigBossのレバレッジについて概要を確認してみます。
BigBoss (ビッグボス) と他海外FX業者の最大レバレッジを比較
BigBossの最大レバレッジ1,111倍は業界内でどのような位置づけなのでしょうか。
主要な海外FX業者と比較してみました。
海外FX各社の最大レバレッジ比較 | ||
FX事業者 | スタンダード口座 | ECN口座 |
BigBoss | 1,111倍 | 1,111倍 |
XM | 1,000倍 | 500倍 |
FXGT | 1,000倍 | 1,000倍 |
IronFX | 1,000倍 | 500倍 |
TitanFX | 500倍 | 500倍 |
Tradeview | 500倍 | 200倍 |
AXIORY | 400倍 | 400倍 |
比べてみると、BigBossの最大レバレッジの高さが目立ちます。なかでも大きな特徴は、スプレッドの狭いECN口座でも最大レバレッジ1,111倍で取引できる点です。
FX業者によっては、ECN口座になると最大レバレッジに制限をかける場合があります。
たとえばレバレッジが最大1,000倍のXMの場合、ECN口座 (Zero口座) になるとレバレッジが500倍に半減します。
スタンダード口座はもちろん、ECN口座でも最大1,111倍のレバレッジで取引できるBigBossは、トレーダーにとって魅力的な環境を提供していることがわかります。
BigBoss (ビッグボス) はゼロカットシステム採用で追証なし
BigBossではゼロカットシステムが採用されています。
ですので、残高がマイナスになっても追証は発生せず、入金額以上の損失を被ることはありません。
レバレッジが最大1,111倍と聞くと、高額な損失が出る可能性もあり、少し怖いイメージを持たれる人も多いと思います。
しかしBigBossにはゼロカットシステムがあるので、入金した金額以上の損失が発生した場合は、マイナス分をBigBoss側が負担してくれます。
BigBossはハイレバレッジのFX業者ですが、残高以上の損失はゼロにリセットされるので、安心して取引することが可能です。
BigBoss (ビッグボス) の最大レバレッジ1,111倍のメリット
BigBossで最大1,111倍のレバレッジをかけて取引すると、以下のようなメリットがあります。
- 必要証拠金が少額で済む
- ロスカットされづらくなる
必要証拠金が少額で済む
FX取引ではレバレッジが高ければ高いほど、少額の証拠金で大きなポジションを保有することができます。
たとえば必要証拠金1万円でドル円 (1ドル130円) を取引した場合、 レバレッジの大きさによって保有できるロット数が異なります。
証拠金1万円で取引できるロット数 | |
最大レバレッジ | ロット数 |
レバレッジ1,111倍 | 0.85ロット |
他社 (レバレッジ400倍) | 0.3ロット |
最大レバレッジ1,111倍のBigBossは0.85ロット保有できるのに対し、最大レバレッジ400倍のFX業者では0.3ロットしか保有できません。保有しているロット数が小さいと、当然利益も小さくなってしまいます。
以上のようにレバレッジの高いBigBossは少ない証拠金で大きなポジションを持てるので、自己資金が少ない場合でも多くの利益を獲得することが可能です。
同じ少額で取引するにしても、レバレッジが高いFX業者を利用した方が効率がいいですよね。
ロスカットされづらくなる
ハイレバレッジのメリットは利益面だけではありません。
含み損の場合でも、レバレッジが高いと恩恵があります。その恩恵とは、ハイレバレッジだと強制ロスカットされる確率を下げられることです。
たとえば以下の条件で取引したとします。
口座残高:10万円
レート:1ドル130円
ポジション:1ロットをロング
証拠金維持率:20%で強制ロスカット
ドル円を1ロット保有した場合 | ||
レバレッジ | 1,111倍 | 400倍 |
許容される含み損 | 97,660円 | 93,500円 |
耐えられるpips | 97.66pips | 93.5pips |
ロスカット時のドル円のレート | 129.023円 | 129.065円 |
同じ1ロットの取引なのに、レバレッジが違うだけでロスカットされるまでの値幅に差が存在します。
小さな差と感じるかもしれませんが、ロスカットされる確率を少しでも下げられることは大きなプラス要因です。ロスカットされるのとロスカットされないのでは雲泥の差ですので。
含み損になった場合を考えても、レバレッジが高いとメリットがあることがわかります。
BigBoss (ビッグボス) でレバレッジ制限・規制がかかる5つのケース
BigBossは最大1,111倍のレバレッジがで取引できますが、すべてのシチュエーションでレバレッジ1,111倍の取引ができるわけではありません。
- エキゾチック通貨のレバレッジ制限
- 仮想通貨を含む一部のCFD銘柄のレバレッジ制限
- 口座残高ごとのレバレッジ制限
- 重要なイベント時のレバレッジ制限
- CRYPTOS口座はレバレッジをかけられない
上記のようなケースでは、レバレッジに制限や規制がかかります。
エキゾチック通貨のレバレッジ制限
BigBossは通貨ペアを3つに分類して、かけられるレバレッジを制限しています。
- Forex Major:最大レバレッジ1,111倍
- Forex Minor:最大レバレッジ1,111倍
- Forex Exotic:固定レバレッジ100倍
「Forex Exotic」のみレバレッジ100倍に制限されており、対象となる通貨ペアは以下のとおりです。
BigBossのエキゾチック通貨 | |
通貨 | 通貨ペア |
中国元 | CNHJPY |
香港ドル | HKDJPY・USDHKD |
シンガポールドル | SGDJPY・USDSGD |
スウェーデンクローナ | USDSEK |
ノルウェークローネ | NOKJPY・USDNOK |
ロシアルーブル | SDRUB |
メキシコペソ | MXNJPY・USDMXN |
トルコリラ | TRYJPY・USDTRY |
南アフリカランド | ZARJPY・USDZAR |
上記通貨ペアは最大1,111倍のレバレッジではなく、100倍の固定レバレッジになります。取引する際はご注意ください。
仮想通貨を含む一部のCFD銘柄のレバレッジ制限
BigBossは為替取引だけではなく、CFD銘柄もレバレッジを制限しています。
BigBossのCFD銘柄 | |
銘柄 | レバレッジ |
貴金属 (ゴールド・シルバー) | 最大1,111倍 |
指数 (日経225) | 最大200倍 |
エネルギー (WTI原油・ブレント原油) | 最大100倍 |
指数 (ダウ30・ナスダック100・S&P500・UK100・DAX40・HSI50) | 最大100倍 |
仮想通貨CFD | 最大50倍 |
レバレッジが制限されていないのは貴金属 (ゴールド・シルバー) のみで、多くの銘柄が100倍または200倍の固定レバレッジです。
また仮想通貨CFDはレバレッジ50倍とさらに低く制限されています。
ただし、CFD銘柄に対するレバレッジ制限はBigBossだけではなく、他の海外FX業者でも同様の処置がとられています。
たとえば最大レバレッジの1,000倍のXMでは、ゴールドの最大レバレッジは888倍、ブレント原油のレバレッジは66.7倍です。制限されているとはいえ、BigBossのレバレッジの高さがうかがえます。
口座残高ごとのレバレッジ制限
BigBossでは口座残高によってもレバレッジが制限されます。
日本円建ての口座タイプ | |
口座残高 | 最大レバレッジ |
0円~299万9,999円 | 1,111倍 |
300万~499万9,999円 | 555倍 |
500万~999万9,999円 | 200倍 |
1,000万円以上 | 100倍 |
ドル建ての口座タイプ | |
口座残高 | 最大レバレッジ |
0~1万9,999ドル | 1,111倍 |
2万~4万9,999ドル | 555倍 |
5万~9万9,999ドル | 200倍 |
10万ドル以上 | 100倍 |
上の表のとおり口座残高が増えるにしたがって、レバレッジが減少していくのが大きな特徴です。
口座残高が300万以上になると、最大1,111倍のレバレッジが半分以下の555倍になってしまいます。
含み益も合算しての口座残高ですので、最大1,111倍のレバレッジを活用した取引をしたいのなら、残高のコントロールも重要です。
重要なイベント時のレバレッジ制限
国家レベルの大規模イベントにより市場の急激な変動が予測される場合、BigBossはレバレッジを制限する場合があります。
たとえば2020年のアメリカ大統領選では、BigBossは主要通貨のレバレッジを100倍に制限しました。
重要イベントで制限した例 | |
制限項目 | 内容 |
制限対象 | FX Major (ユーロドルやドル円などのメジャーな通貨ペア) |
レバレッジ | 最大1,111倍を100倍に制限 |
制限期間 | 2020年11月3日〜4日まで |
臨時的なレバレッジ制限をする場合は、事前にBigBossからの通知が届きますので、重要なイベントがある際はこまめなメールチェックをおすすめします。
CRYPTOS口座はレバレッジをかけられない
BigBossのCRYPTOS口座では、レバレッジをかけて取引することはできません。
CRYPTOS口座は、仮想通貨の現物取引のみができる専用口座です。ですので、レバレッジ取引は非対応になります。
仮想通貨のレバレッジ取引をしたい場合は、BigBossのスタンダード口座で仮想通貨CFDを取引してください。
BigBoss (ビッグボス) のレバレッジは変更できない
BigBossでは取引する際にレバレッジを選択したり変更したりすることはできません。
ですので、実際にトレードする際は取引量を増減させて、実効レバレッジを調整します。
実効レバレッジとは有効証拠金に対してのレバレッジのことをいいます。
有効証拠金に対して、保有するポジション (必要証拠金) が大きいと実効レバレッジも大きく、ポジション (必要証拠金) が小さいと実効レバレッジも小さくなります。
1回の取引で実効レバレッジを大きくすると、大きな損失やロスカットされるリスクが高まりますので、ポジションを持ちすぎないよう注意しましょう。
BigBoss (ビッグボス) のレバレッジについてよくある質問
BigBossのレバレッジに関するよくある質問をまとめました。
ゴールドのレバレッジは何倍ですか?
BigBossのゴールドのレバレッジは最大1,111倍で取引可能です。
口座残高によってレバレッジに制限がかかりますが、300万円未満 (または2万ドル未満) でしたら、1,111倍のレバレッジでゴールドの取引ができます。
仮想通貨のレバレッジは何倍ですか?
BigBossでは2種類の仮想通貨取引ができ、取引する口座によってレバレッジが異なります。
BigBossの仮想通貨取引について | ||
仮想通貨 | スタンダード口座 | CRYPTOS口座 |
CFD取引 | レバレッジ50倍 | ✕ |
現物取引 | ✕ | レバレッジ1倍 |
スタンダード口座で取引できる仮想通貨CFDは、レバレッジ50倍の取引が可能です。
CRYPTOS口座は仮想通貨の現物取引用の口座なので、レバレッジをかけての取引はできません。
取引するロット数によってレバレッジ制限・規制がかかることはありますか?
いいえ、BigBossでは取引量でレバレッジの制限や規制がかかることはありません。何ロットで取引しようとも、制限されることはないのでご安心ください。
BigBossでレバレッジ制限・規制される条件は口座残高と特定銘柄です。
EAを利用するときにレバレッジ制限・規制はかかりますか?
いいえ、BigBossではEAを利用することで、レバレッジの制限や規制は発生しません。
スタンダード口座・プロスプレッド口座の両方で自動売買ができ、最大1,111倍のレバレッジで取引することができます。
BigBoss (ビッグボス) のレバレッジルールまとめ
- BigBossの最大レバレッジ1,111倍なので、少額でも稼ぎやすい
- 口座残高が300万円未満だと、最大レバレッジ1,111倍で取引可能
- レバレッジは変更できないので、実効レバレッジを意識することが大切
BigBossはFX業界のなかでも最高水準のハイレバレッジで取引できます。
特にレバレッジが規制されがちなECN口座でも、最大1,111倍のレバレッジで取引できるのが大きな特徴です。
ただし、BigBossでは一定額以上の口座残高がある場合や特定銘柄を取引する場合、レバレッジが制限されます。すべての取引が、レバレッジを1,111倍かけられないことを覚えておきましょう。
上記のような制限もありますが「ドル円などのメジャー通貨」「少額の入金」でしたら、レバレッジ1,111倍で取引できるBigBossはとても魅力的です。この機会にBigBossで口座開設し、レバレッジ1,111倍を体験してみてはいかがでしょうか。