SRE不動産（旧ソニー不動産）の評判は参考になる？AI査定の真相を徹底解説

AI査定のSRE不動産（旧ソニー不動産）はエージェント制を採用し売主か買主どちらか仲介手数料を受け取らない片手仲介を行うことで囲い込みを行わないと明言しています。

本社を溜池山王に置き、本社近くの南青山や銀座だけでなく、関東では池袋や吉祥寺のほかにも横浜、関西方面ですと大阪に支店があるSRE不動産のスタッフの評判は？AIを使った査定は安心できる？口コミは信用出来る？と迷っている人のために、この記事では不動産売却に失敗しないように本当に安心して依頼することができるのかを検証していこうと思います。

SRE不動産とは

SRE不動産（旧ソニー不動産）は関東と関西を中心に東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県で利用できる不動産売却査定サービスです。

専門のエージェント制を採用しており、担当者が売り手か買い手どちらかしか仲介しない片手仲介を行うサービスです。そのため売り手と買い手の利益相反にならず、高く売りたいという売り主に人気で高評価のサービスです。

日本の不動産業者は両手仲介の業者が多く顧客の利益相反になってしまうなかで、SRE不動産はひたすら売り主の利益だけを追求する姿勢にリピーターも多く、マンションや一戸建てだけでなく駐車場などの土地活用や投資用マンションの売却も行うことが出来ます。

より緻密なサポートをするために対応地域が限定しており、1都2府5県にお住まいの方には非常におすすめの業者で、実際にユーザーからの総合満足度は93.2％以上と高い評価を受けています。

SRE不動産の運営会社情報

SRE不動産を運営するのはSREホールディングス株式会社で、2014年4月にソニー不動産株式会社として設立され、2019年6月に現在の社名に変更されました。

このSREホールディングスは東証市場の中で最上位の東証プライム市場に上場しています。

また、SREホールディングスの取り扱う不動産テック事業にはクラウドソリューションと＆AIコンサルティング事業などの不動産テックという柱になる2つの大きな要素が存在しています。
これらには最先端のIoTを活用した技術を展開おり、テクノロジーの力で不動産取引を行う企業や人々に最適なデータや選択肢を提案できるようになっています。

本記事で紹介するSRE不動産においても、生産性を向上させるために様々なスマート化ツールを導入・活用しており、不動産テック企業としての技術と知見が十分に活かされています。

SRE不動産のメリット・デメリット

メリットデメリットの詳細を以下で説明していきます。

SRE不動産の特徴

簡単にAI査定を行うことができる

前述した不動産テックでユーザーのサービスに直接関係するのがこのAI査定サービスになります。

ソニーグループ株式会社R&Dのディープラーニング技術を核として、ソニーとSREホールディングス及びSRE AI Partnersが新たに共同開発した機械学習ソリューションです。
様々な不動産関連情報を元に、独自のアルゴリズムに基づいて膨大な量のデータを解析し、推定成約価格を算出することができ常に最新のデータを日々自動で学習したうえで不動産売買における成約価格を統計的に推定します。

東京２３区内ではAIが算出した価格と成約価格の誤差10％以内に収まる物件が7割を超えていて十分に参考になるサービスです。

通常の不動産査定ですと、どうしても担当者の先入観などで査定が行われてしまうことがあるため、客観的且つより正確な査定価格のを公正に算出したAI査定を行ってもらえるのはありがたいですね。

エージェント制（片手仲介）を採用している

不動産売買仲介には『両手仲介』と『片手仲介』があります。

両手仲介では、不動産仲介業者が不動産の売主・買主両方から手数料を貰う為、売主と買主、両方の味方にならなければいけないため利益相反が発生してしまいます。

具体的に何が起きるのかというと、本来は売主の物件が早く売却できるよう国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構（レインズ）に物件情報を登録し、不動産業界全体で情報共有することで買主が早く見つかるよう努めなければなりません。しかし自社で買主を見つけ買主からの仲介手数料も得たいがために、レインズに登録しなかったり、他社から「購入希望者がいるので物件を紹介させて欲しい」と連絡が入っても「すでに申込者が入っています」と嘘をついて断ってしまうというように、物件を自社で完全に閉じ込めてしまう『囲い込み』が起こってしまいます。

両手仲介で囲い込みが行われると、売主の希望金額で買いたいという買主が他社からの紹介の中にいたとしても売主の利益とは関係なしに不動産会社に勝手に断られてしまうので、なかなか売却できない状況におちいる可能性があります。ほとんどの場合、売主はこの「他社で購入希望者がいた」ということに気づくことすら出来ず、貴重な取引の機会を逃してしまうことになります。

そして自社で買主が見つからない状態が続くと、「この金額では売れないので」と値下げを提案されることもあるのです。売れない期間が長引くと売主は不安になり、住み替えや住宅ローンの支払いのために少しでも早く売りたい状況の場合、売却希望金額を下げざるを得なくなります。

そのため、海外では両手仲介よりも片手仲介が主流になっており、両手仲介は日本の不動産業界の悪しき慣習と言われているのです。

SRE不動産が行っているエージェント制（片手仲介）は、不動産売却の場合は売主側、不動産購入の場合は買主側しか担当しないため、囲い込みが起きず少しでも物件を高く売りたい安く買いたい人の味方に100％なってもらうことができるのです。

さらにSRE不動産では、売却時にはエージェントが売主のために行う販売図面の作成において、写真数も多く取り入れカラーを豊富に使うなどの工夫をしてマンションや戸建の良さを分かりやすくアピールしてくれるため、購入検討者が物件のイメージをつかみやすくなっています。

仲介手数料の割引や特典がある

SRE不動産で売買契約を締結した人からの紹介を受ける場合、紹介する場合、再契約の場合にそれぞれ仲介手数料が割り引かれるお得なシステムがあります。

・紹介を受ける場合は、仲介手数料が10％割引
・紹介する場合は、紹介した人の売買価格が5,000万円未満なら最大50,000円、5,000万円以上1億円未満なら最大100,000円、1億円以上なら最大200,000円
・過去にSRE不動産（旧ソニー不動産でも可）を利用して売買の成約をしていた場合は、再契約特典として仲介手数料20%割引

過去にSRE不動産（もしくは旧ソニー不動産）で購入した家を売却したい人や、周りにSRE不動産を利用して売買した人がいれば、これらの特典が利用できお得になっています。

マンション・戸建ての売却に強い

SRE不動産では、売主のマンションや戸建に関する情報を制限することなく他の仲介会社に広く紹介し、物件広告掲載量の最大化に努めています。これにより売主のマンション・戸建ての情報が中古流通市場に広くいきわたり購入検討者の目に触れる機会が最大化されます。

売却を検討しているなら、仲介するSRE不動産側が広告掲載を多くしてくれるのはありがたいですね。

SRE不動産の総じて良い傾向だが、担当者によりはずれはある
SRE不動産の強みは、エージェント制(片手仲介のみ)と仲介手数料割引制度

SRE不動産の査定サービスに対する評判や口コミを紹介！

担当者の質についての評判・口コミ

・担当者のサポートが非常に手厚く丁寧に説明をしてもらえたため初めて売却をする自分としては非常に助かりました。（40代/東京都）
・他社と比べて丁寧で安心感があり全体を通じて信頼してお任せすることができました。査定の金額に関する説明資料等も充実しており、顧客の目線に立ったサービスを提供していただいたと思います。総じて、他社よりも圧倒的にお任せしやすい対応でした。（40代/大阪府）
・売却成立するまで３年かかりましたが、担当者が代わってからすぐに売却が成立しました。タイミングもあったかと思いますが対応もとても丁寧でとても感謝しています。（30代/神奈川県）

担当者よって案内内容などに少々差があるようですが、大多数のユーザーから高い評価を受けています。もし万が一担当者が合わないなと感じることがあれば一度担当者変更を希望してみるのもよいかもしれませんね。

査定内容についての評判・口コミ

査定内容についても丁寧に納得いく説明をしてくれると概ね高い評価を受けています。他社と比べて少し安いという口コミもありましたが、AI査定を取り入れて公平に査定をした結果のために出た査定結果かもしれませんね。

SRE不動産で査定を依頼する流れ

SRE不動産で不動産を売却する場合の流れは、以下のとおりになります。

査定はAI一括査定サービスを利用することもできますし、SRE不動産のサイトのフォームから直接申し込むことも可能です。
もしも査定結果に納得がいかない場合には複数の査定サービスで見積もりをとってみるのもよいでしょう。

SRE不動産の口コミ・評判のまとめ

SRE不動産はAI査定を使ってより効率的に不動産売却をする不動産会社と言えます。
デメリットで挙げた査定エリアの狭さは順次拡大していますし、担当者により差があるのも他の不動産会社でもよくある話のためあまり気にしなてもよいかもしれませんね。

特にSRE不動産の場合は顧客満足度がリサーチ会社調べで90％を超えるため、非常に優れた不動産会社と言えるでしょう。
関東関西エリアでしたら一度SRE不動産でAI査定をしてみてはいかがでしょうか。